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[前編]情熱は“VR eスポーツ”にささげている! S高2年生のラベルさんの場合 

バーチャル学習を行えるN/S高 普通科生にも人気の高いVR eスポーツ「Echo VR」(エコーブイアール)。その国際リーグでプレイしているのが、S高のネットコースに所属するラベル(ハンドルネーム)さんです。S高への入学とともにEcho VRに出会い、これまでひたむきに情熱をささげてきたラベルさんの、学園生活とEcho VRでの活躍を紹介します。


S高への入学でEcho VRと出会う

Echo VRは、VR機器のMeta Quest 2(メタクエスト2)を装着してプレイできるスポーツゲームです。「VR eスポーツ」にもカテゴライズされるEcho VRは、バーチャル上の無重力空間の中でロボットアバターを操り、ディスクを相手のゴールに入れ合う競技です。

最大5人対5人のチーム戦が可能で、勝利にはチームワークを駆使した戦いが求められます。基本的には立ってプレイして全身を活用するため、運動量もかなり多いのが特長です。

VR eスポーツにカテゴライズされるEcho VR。
ロボットアバターを操って相手チームのゴールにディスクを入れ合う。

Echo VRには世界各国の選手が所属するチームが激突しあうリーグ戦も存在します。VR eスポーツの国際リーグ「VR Master League」では、Echo VR部門への競技登録者数(アクティブ数)が約4500人にのぼっています(2022年11月時点)。

「Echo VRとの出会いは、S高への入学がきっかけでした。バーチャル学習のためのVR機器であるMeta Quest 2が自宅に届き、試しに無料でプレイできるゲームを探してみたときにEcho VRをみつけたのです。それから毎日のように練習しています」(ラベルさん)

Echo VRを始めた当時について「とにかくめちゃめちゃ楽しかった」と振り返るラベルさんは現在、VR Master LeagueのEcho VR部門で世界2位(オセアニア/アジア地区)のチームに所属し、活躍するようになっています。

VR eスポーツ自体がまだまだ黎明期にある中で、豊富な練習量と「Echo VRが好き」という強い気持ちに加えて、「センスのかたまり」と旧チームメイトが評する運動センスによって、Echo VRというVR eスポーツを牽引する選手にまで成長しました。

N/S高は好きなことをする時間を確保しやすい

そんなラベルさんですが、S高を選択したのは、歳上の従姉妹がすでにN高に通っていたこと、そして、学習時間などを自分で割り振って、好きなことをする時間が確保しやすい環境である点が大きな理由だったと話します。

「従姉妹はN高の学習や友だちづくりの環境について教えてくれました。当初は音楽をやりたかったこともあり、親も自分のことは自分で決めなさいというスタンスでした」(ラベルさん)

「中学生の頃にVRってすごいなと興味を持ち始めていたのですが、ちょうど自分が高校に入学するタイミングでバーチャル教育を提供する普通科(旧普通科プレミアム)が開設され、さらに自分が住んでいる地域からスクーリングに行きやすいつくば市にS高が開校されると知ったことが決め手になりました」(ラベルさん)

実際にS高に入学したラベルさんは、学習を進めながら好きなことをする環境が整っているなと感じているようです。

「想像していた通り、自由にできる時間を確保しやすいです。友だちづくりにおいても、N/S高は生徒数が多く、自分の趣味を共有できる友だちがみつけやすいです。学校のイベントに参加してもいろんな話題が楽しめます。ネットで授業を受けてレポートを出すという学習の仕方に最初は不安がありましたが、わからないことは担当のメンター※が逐次サポートしてくれるので、今は何の不安もなく学習を進められています」(ラベルさん)

このように、S高2年生として学園生活を楽しんでいるラベルさんのEcho VRへの情熱については、次回公開予定の本記事の後編で紹介します。

※N/S高では、生徒の学習や学園生活をサポートするスタッフ(メンター)がすべての生徒に複数つき、生徒の相談内容によって最適なメンターがサポートするメンター制度を採用しています

↓後編はこちら↓

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