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[後編]情熱は“VR eスポーツ”にささげている! S高2年生のラベルさんの場合 

バーチャル学習を行えるN/S高 普通科生にも人気の高いVR eスポーツ「Echo VR」(エコーブイアール)。その国際リーグで活躍しているS高ネットコース所属のラベル(ハンドルネーム)さんを紹介する本記事の後編では、ラベルさんのEcho VRへの情熱や、今後の目標について詳しく紹介していきます。

↓前編はこちら↓


学習の合間に毎日3~4時間練習

「もともと体を動かことやチームスポーツが好きでした」と話すラベルさんは、S高に入学してVR eスポーツのEcho VRに出会いました。

「Meta Quest 2が自宅に届いて、最初にプレイしたのがEcho VRです。アプリケーションを起動させてチュートリアルを終えると、バーチャル空間内のロビーに日本人のプレイヤーがいました。そこで話が盛り上がって、いろいろと教えてもらえるようになったのです」(ラベルさん)

Echo VRのバーチャル空間内で生まれた交流がきっかけで、ラベルさんは他の初心者のプレイヤーを紹介してもらえるようになりました。ボイスチャットアプリのDiscordに開設されているEcho VRの日本人コミュニティにも参加するなど、ラベルさんはEcho VRにどんどん没頭していきました。

「始めたころは下手でしたが、ものすごく楽しかったです」(ラベルさん)

Echo VRの競技画面。

それからの日々、ラベルさんは学校の学習の合間に毎日3〜4時間、練習をするようになりました。日本人コミュニティで知り合った上級者に基礎からたたきこまれ、実際の試合におけるチーム戦略やコミュニケーションまでを身につけていったのです。

「社会人の方と一緒にプレイすることも多く、コミュニケーションの取り方で勉強になっている部分もあります。同じチーム内では本音をぶつけ合いながら練習や試合をしたりするので、そうしたときの伝え方なども考えながらプレイしています」(ラベルさん)

多くの人々との交流の輪が広がる

練習を続けて3カ月が経過したあたりからラベルさんは自身の上達を感じはじめました。そして、Echo VRとの出会いから1年半程が経過した現在は、VR eスポーツの国際リーグ「VR Master League」のEcho VR部門で世界2位(オセアニア/アジア地区)のチームでレギュラーとして活躍しています。

「日々の練習によって、自分に実力がついてきたことがはっきりと実感できるようになりました。Echo VRのおかげで、毎日体を動かすという生活習慣も身につきました」(ラベルさん)

ラベルさんは、日本人やオーストラリア人の混合チーム「Villain」に所属しています。

ラベルさんはEcho VRを楽しむ他のN/S高生との交流も楽しんでいるようです。

「同じN/S高生同士でチームを組んで大会に出場したりしています。N/S高出身の先輩ともプレイできるなど、Echo VRで多くの人々との交流の輪が広がっています」(ラベルさん)

そんなラベルさんの当面の目標は、VR Master LeagueのEcho VR部門で1位になることです。

「現在1位に君臨しているのは、総合力が非常に高い最強のチームです。そのチームを倒すために、日々、練習に励んでいます」(ラベルさん)

最後にラベルさんは、Echo VRの楽しさを伝える側としても尽力していきたいと話します。

「N/S高の生徒をはじめ、多くの人にEcho VRの魅力を伝えて、Echo VRの競技人口を増やしていきたいですね。自身としては、Echo VRが大好きなので、これからもずっとプレイしていきます」

N/S高では、ラベルさんの今後の活躍を応援していきます。

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