小さな違和感をととのえて、心地よく過ごす
整える部分は、別のところにあるのに気づかず、違和感が拭えないときがある。
髪の毛を切れば、全体が整う。
それに気づかず、メイクに力を入れたり、洋服を変えてみたりする。
何をやっても、何だかしっくり来ない。
「髪も伸びたし、気分転換に」と美容室に行く。
「あぁ髪が伸びていて、全体が整わなかったんだな」と気づく。
日常でも部分に集中し過ぎて、全体が見えてないことがある。
幼い頃から、肌が弱くアトピーに悩まされていた。
大人になって、自分で身の回りのものを揃えるようになり、ボディソープはオーガニックで肌への負担の少ないものに変えた。
それだけでグッと肌の調子は整い、不調に悩むことは減った。
それでも季節の変わり目は、肌のざらつきが気になったり、汗の季節はベタついて肌に違和感が残る。
以前であれば肌のざらつきが気になれば、ボディスクラブを使って、肌を整えることもあった。
子どもが生まれてからは、そんな面倒なことはしてられない。ボディスクラブという存在のことすら、忘れていた。
体を洗うときのボディタオルは、薬局に売っているナイロン製を使っていた。
肌への当たりが強い。
毎日は使えず、サッパリしたい時だけ、軽く当てて洗うようにしていた。
それでも肌への負担があり、少しかゆみを引き起こすこともあった。
優しく当てているので、洗い上がりもスッキリとはしない。
使い心地が良いわけでは無い。
それでも大きな不満はなかったので、使い続けていた。
最近ナイロンのボディタオルが傷んできて、買い替え時になった。
ずっと違和感を抱えながらも、使っていたボディタオル。
日用品を変えたいとき、「わざわざで探してみよう」が最近の定番になりつつある。
SASAWASHIのウォッシュタオルを買ってみた。
くまざさというイネ科の植物と、和紙の原料を用いて作られたウォッシュタオル。
和紙が原料になると、どんな洗い心地になるんだろう。
このウォッシュタオルとの出会いが、今まで感じていた洗身での違和感を払拭してくれた。
初めて使った瞬間に、違いを感じる。
圧倒的な柔らかさ。
ナイロン製の時のように、ガサガサした質感の強さで汚れを落とす感じではない。
吸水性も良く程よく水を含みつつ、柔らかく肌に当たる。
柔らかいけれど、洗い上がりがスッキリする。
ベタつきは取れるけれど、肌ストレスは少ない。
洗い上がりの肌の質感は、ボディスクラブを使用した後のよう。スッキリ感と共に、肌のざらつきが整う。
今までは肌への負担を抑えるために、ボディソープに注意して選んでいた。
それでも困るほどでは無いけれど、違和感の残る洗い上がり。
自分の肌が弱いことが、原因だと思っていた。
季節の変わり目で、肌の変化へ対応しきれていないことが気ががりだった。
いつも使っていたボディタオルを変える。
そのことによって起きた小さな変化は、全体を大きく整えてくれた。
"毎日を心地よく"
当たり前にできそうで、中々できない心地の良い暮らし。
毎日使うものだからこそ、こだわりのある物を選ぶ。
SASAWASHIのウォッシュタオルは洗顔タオルもある。
赤ちゃんの洗身にも、オススメのようだ。
一歳児の体を洗うとき、素手で洗ってあげていた。
SASAWASHIを使って洗ってあげたら、きっと気持ちいいだろうな。
自分の違和感は、変化のタイミング。
違和感が出てきたら、整える。
大きな変化でなくても良い。
いつも意識していたところでは無いところを、変えてみる。
違和感が消え、整うことで、自分の気分も整う。
自分が整うと、周りへも目を向ける余白もできる。
忙しい毎日でも、自分を労る時間の大切さ。
SASAWASHIのウォッシュタオルを通して、ずっと揃わなかったパズルがスッと揃うような心地よさを感じた。
長い付き合いになりそうな愛情の持てる日用品がまた一つ増えたことが、とても嬉しい。
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