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「生きる力」とは何だろう

とある人にふと「自然を感じる機会が少ない」と話をしたときに、「自然はそこらじゅうにあるんだよ。何か理由をつけて目を向けてないだけなんだよ。」という言葉をかけられて、脳に電撃が走るような心地でした。
今思うと当たり前なのですが、気づいていなかった当たり前に気づいた感覚でした。

そしてその方からは「自然の中に身を置かないと第六感が鈍る」という話もされました。天外伺朗さんの「生きる力の強い子を育てる」の書籍の内容で「生きる力」には「引き出す」教育が必要で、アメリカインディアンのトレーニングで人里離れた山の中で100日間過ごすことで、内なる野生が目を覚まし見違えるようにたくましくなるという話を思い出しました。


"地域の自然資源を活かして、子どもたちが楽しいと思いながら夢中で遊んで、気づいたら自然とも一体になっているような体験を増やしたい。
さらにその先に子どもたちの主体性が育まれる体験が生まれる環境づくりをしたい。"

そう思ったときは、やっぱりainiというサービスの可能性を感じていて、ainiなら実現できると思いました。そのタイミングでainiのサービス自体も"子どもに向けた遊んで学べる体験のプラットフォーム"へシフトと、フリースクールの展開。


他力になり過ぎてもダメですが、やっぱり自然が好きで没頭している人と共に過ごすことで"楽しい"と感じる体験は、自然の中での原体験につながると思っています。


そして生き物大好きNatoさんの体験が始まりました。

Natoさんとは…

"①育ったのは東京のド田舎、『奥多摩』。このころから生き物が好きで、初めて覚えた虫の種小名はたぶん『ツマグロオオヨコバエ(通称:バナナムシ)』。
②小学生、中学生では『カブスカウト』『ボーイスカウト』を経験し野外で遊ぶこと、キャンプの楽しさを知りました。
③高校では農業高校で畜産を学び3年間、他種多様な生き物の世話を行い、『生物保全』に興味を持ちます。
④より生物のことを知るために専門学校で『野生動物保護』を専攻。ここで絶滅に瀕している、動物や虫を守るには基盤である環境全体を見なきゃいけないんだ。
それを伝えて、社会全体の意識レベルを変えないと完全な保護は難しいことを知ります。良い環境を整えないと継続的にその生き物たちが暮らせないのです。
アフリカのケニアに行きその思いが加速します。
⑤卒業後は自然環境のことを知りたいと思い『環境調査』の仕事に就きました。そこでは1つのエリアにどんな生き物がいるか、希少植物の確認、それを地図に落とし込んだり、
小さな公園で生き物探しにのイベントも行ったりしました。
⑥環境調査の仕事の多くはとにかく調べること、人と触れ合う機会が少なく、楽しさを発信する機会も少ないな..と思いジョブチェンジ!
【アウトドア系】に就職。接客する過程で情報を発信し、さらに【YouTube】でも生き物の情報を発信する為に活動を開始させます。←いまここ🆕"

Natoさんはとにかく生き物へ没頭している方です。
打ち合わせ中にカモシカの骨が出てきて、「カモシカって牛の仲間なんですよ」から始まり、「鹿の角は生え変わるけど、カモシカの角は生え変わらないんです」などと教えてくれます。
アフリカのケニアに行った時の話もしてくれます。何の話を聞いていても、初耳だらけで楽しいです。「こんな話聞けたら子どもも絶対楽しいはず」と思いました。

そして体験になりました。
「ムシムシ」と「ガサガサ」で名前は似ているんですが、陸地または水辺で冬の生き物に出会う体験です。Natoさんの生き物愛を聞けるので、非常にオススメです。生き物って動いている生き物だけでなく、植物もお好きなんですよ🌿

●親子向け【ムシムシ探検隊・フィールドビンゴ】冬の生き物を見つけよう!


●親子向け【ガサガサ探検隊・フィールドビンゴ】冬の生き物を見つけよう!

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