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三色ボールペンが当たり前じゃない世界

こんにちは!ノゾムです。

今日はちょっと真面目な話がしたい。戦争についてだ。

現在、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻による戦争で、毎日大人から子供まで沢山の命が失われている。

毎日毎日このようなニュースを見るたびに心を痛めている。

そして、ニュースを見て、あることを思い出した。

6年前、大学3年生の時。
約半年間、【発展途上国の女の子を保護するNGO団体のボランティアチーム】に所属していたことがある。

団体主催のイベントにも運営スタッフとして携わらせていただいたりもした。

そのイベントに紛争地から女の子2人が招待された。
(6年も前だからどこの国かは忘れたけど、年齢は10代前半くらい)

生い立ちからイベントに招待されるまでの壮絶な話を聞いて、衝撃を受けたのは今でも覚えている。

だけど、彼女たちは、このような状況下でも、前を向き、夢に向かっている姿はとても輝かしく見えたのも覚えている。

だけど、驚いたのはここからだった。

俺は、1人の女の子と席が隣だったこともあり、少しばかり英語で話していた。

そしたら、俺がぶら下げていた名札につけていた、安物の【三色ボールペン】を見て、驚いた顔をしていた。

どうやら彼女は、初めて見たらしく、彼女の国には、三色ボールペンは愚かシャープペンシルも存在しないらしい。鉛筆だってかなり高価なものして扱われているらしい。だから、鉛筆を持てる人は、かなり限られているとのこと。

かなり衝撃を受けた。この時の衝撃は、鮮明に覚えている。

だから、俺は迷うわけもなく、彼女に三色ボールペンをあげた。

そしたら、1億円でも拾ったんじゃないかくらいの嬉しそうな顔していた。

「これで勉強頑張るよ!ありがとう!」

と言われたときは、泣きそうだった。

あれから、6年。
彼女とは、それっきりで、今はどうしているのかわからない。

だけど、元気で、夢に向かってまっすぐ突き進んで生きていてくれたらと思っている。

鉛筆でしか書けなかった、白黒だった彼女の世界を、赤・青といった色でカラフルに自分色の人生に染め上げてくれたら

とも思っている。

だけど、同じような状況は、当時の彼女だけではない。

ウクライナをはじめとする紛争地の子供達も、同じ想いで生きているはずだ。

そして、偉かろうが、お金を持っていようが、権力を持っていようが、子供達の「志」を奪う資格はどこにもない。

戦争は、1日、1時間、1分、1秒も早く終わらせるべきだと思っている。

Pray for Ukraine.

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