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「ニンテンドーダイレクト 2.10」を観て歓喜したRPGファンの戯言



任天堂による新作情報番組「ニンテンドーダイレクト」が、今朝7時に配信された。
今回の発表はRPGファンにとって非常に嬉しい情報が揃っており、俺は早起きして「アルセウス」をプレイする日課すら忘れ、ひたすら配信に見入ってしまった。
そんな新情報の中で個人的に注目している作品群を、以下に列挙していきたい。




・「ファイアーエムブレム無双 風花雪月」



「ファイアーエムブレム 風花雪月」の世界観を舞台にした「ファイアーエムブレム無双」新作。
前作「ファイアーエムブレム無双」は爽快感のあるアクションだけでなく、RTSリアルタイムストラテジーを彷彿とさせる戦略性も楽しめる良作だった。
惜しむらくは参戦キャラクターの偏り(「覚醒」・「if」出身者が多い)と、ひたすら“絆”でゴリ押す無味乾燥な薄いシナリオ…。
今作はシナリオに安定感のあった「風花雪月」を題材にしているため、その問題点が大幅に解消されることを願う。


過去にこんな記事を書いた通り、俺は「ファイアーエムブレム」新作をひたすら渇望している。
本編或いはリマスター版の発表が無かったのは非常に残念だが、とてつもない超大作をじっくり作っている最中だと信じたい。



・「クロノ・クロス:ラジカル・ドリーマーズ エディション」




長年待ち望んだ「クロノ・クロス」リマスター版が、遂に発表された。
こちらはSwitchに限らず、PS4やXbox One等の他ハードでも配信されるらしい。
大量のサブ仲間キャラクターを更に掘り下げる追加シナリオを期待したいが、PVにその情報は無かったので望み薄だろうか。




さて、本作のキモは「クロノ・クロス」原作とも言えるサウンドノベル「ラジカル・ドリマーズ ─盗めない宝石─」の収録。
「ラジカル〜」は諸事情により一般流通しておらず、プレミア価格が付いているゲーム。正直なところ、俺は「クロノ・クロス」のリマスター化よりも「ラジカル〜」の移植に驚愕し、歓喜している。あの幻のソフトを遂に手中に収めることができる。これを喜ばずにはいられない。




欲を言えば、前作「クロノ・トリガー」も近いうちに移植してほしいものだ。本作の物語を理解するためには、現行機で遊ぶことができない「クロノ・トリガー」の履修が必要不可欠なのだから。




・「MOTHER / MOTHER2 ギーグの逆襲」




こちらは「ニンテンドースイッチオンライン」にて配信が決定。
1はBGMの音色の響きの切なさと高難易度、2はユーモラスなドット絵とラスボスへ挑む際の衝撃展開が忘れられない。
とはいえ前回遊んだのは約15年も前(中学生時代)だったので、程よく記憶が飛びかけている。上記の感動さえ忘れてしまう程に記憶が薄れたら、改めて遊び直したい。
GBAで発売された続編「MOTHER3」も、いずれ現行機で遊べるようになるのだろうか…?



・「ライブアライブ」




SFC時代のスクウェア名作、まさかのHD-2Dリメイク。
原作は未プレイなので、今回の電撃発表は嬉しい。
プロデューサー:時田貴司氏のインタビューを読む限り、相当気合が入っているようで期待が高まる。


・「ゼノブレイド3」




SFファンタジーRPG:ゼノシリーズ待望の最新作にして、今回のダイレクトの大トリを飾った作品。
製作会社:モノリスソフトのWebサイトが二月頭にリニューアルされていたこと。作曲家:光田康典氏による「大規模な作品のレコーディングを行っていた」という発言。
これらの情報から“そろそろ発表されるのでは…?”と期待していたが、まさかこんなに唐突に発表されるとは思わなかった。
しかも、発売時期はわずか半年後の九月。早い!有り難い!




PVを見る限り物語は「ゼノブレイド」「ゼノブレイド2」双方に連なるものとなり、世界観表現(スケール感)は「ゼノブレイドクロス」の舞台“惑星ミラ”を彷彿とさせるものになりそうだ。
本作は「ゼノブレイド」シリーズの集大成・総決算的な作品になるのだろうか。また「ゼノブレイド2」でも随所に見られたような、シリーズの元祖とも呼べる「ゼノギアス」との関連性を匂わせる場面は登場するのだろうか。
何にせよ、一ファンとしては発売をただ待つばかりだ。また新たな傑作RPGが生まれることを切に願う。






※見出し画像は任天堂ホームページより引用しました。

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