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たこ焼きと友達。


この古民家に2組目のお客様をお迎えした。

中学校からの友人で、もう10年以上の付き合いになる。

地元に長くいることへのメリットの1つはやはり友人関係が続くことではないだろうか。

しかも私が学生時代から仲良くしている友人たちの7〜8割は地元に残っている。
類は友を呼ぶ、というように似たような思想の持ち主が多いのかもしれない。

ことさら今回遊びに来てくれた友達は、共通点も多く、どこか似たような考え方の持ち主にも関わらず、人生の出来事には全く異なる点の多い不思議な関係性だ。

友人が新たな人生の一歩を踏み出したお祝いをしようと今回家に招くことにした。

昼食を共にしようと朝から準備を進める。

そろそろやってくる時間になるかと、台所に立ちながらスマホを気にしてみる。

私は普段スマホの音が鳴らないように消音モードをオンに設定しているので、今だけオフっておく。

近くまでやって来て、そろそろ着きそうだとメッセージが届く。

そのまま準備を進めていると電話がかかって来た。

迷ってしまってどこか分からない、と。
場所を聞き、周りに何があるのか聞いてみると、もうすぐこそまで来ているようだった。

無事に辿り着き、手洗いを済ませた友人に早速たこ焼き粉と水と卵を混ぜさせる。

具にはソーセージ、コーンを用意した。

今回はジャガイモを入れてみようかと思い、茹でたジャガイモにツナを入れ、少しの玉ねぎと塩胡椒で味付けしたものを作ってみた。

ジャガイモが好きなので個人的にはとても美味しかったのだが、友人にはイマイチの様子。

タコのないタコパ。
ついつい食べ過ぎてしまう。

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