マガジンのカバー画像

神秘学ポエジー【風遊戯】mediopos

1,228
本を中心としたメディアを神秘学的な視点で読みながら「遊戯」していくシリーズ。
運営しているクリエイター

2021年5月の記事一覧

高橋英夫 『神を見る/神話論集I』

☆mediopos-2388  2021.5.31 一昨年の2019年に亡くなった 文芸評論家・高橋英夫の著作集 『…

KAZE
3年前
13

橋本治『恋の花詞集/歌謡曲が輝いていた頃』

☆mediopos-2387  2021.5.30 歌謡曲というか流行歌 (すでに古めかしさを感じる言葉になっ…

KAZE
3年前
14

『オカルトの美術/現代の神秘にまつわるヴィジュアル資料集』

☆mediopos-2386  2021.5.29 「オカルト」というのは 「隠された」という意味である 「魔…

KAZE
3年前
27

大島幹雄 『日本の道化師/ピエロとクラウンの文化史』

☆mediopos-2385  2021.5.28 西洋のクラウン(道化師)の歴史を辿りつつ それが日本にどの…

KAZE
3年前
20

監修 内田あぐり『膠を旅する』

☆mediopos-2384  2021.5.27 「膠(にかわ)」は 古代壁画や原始絵画など 絵画の接着剤とし…

KAZE
3年前
21

竹倉史人『土偶を読む/130年間解かれなかった縄文神話の謎』

☆mediopos-2383  2021.5.26 椎塚土偶(山形土偶)は 大量のハマグリが堆積する遺跡から発…

KAZE
3年前
26

岡部 聡『誰かに話したくなる 摩訶不思議な生きものたち』

☆mediopos-2382  2021.5.25 生きものはまさに生きている 生きているということは 設計図にもとづいて組み立てられる 完成品の機械ではない 複雑な自然環境や他の生物との関係のなかで 自然の生成する不思議な力によって生み出され 現在の姿をとってまさに生きている どんなにありふれた生きものでも まして珍しい生きものならなおのこと その生は不思議と神秘に満ちている その謎の一端を垣間見ることがあったとしても それは物理や数学の解を導き出すようなものではな

吉川浩満『理不尽な進化/遺伝子と運のあいだ』

☆mediopos-2381  2021.5.24 地球上にあらわれた生物種のうち 九九・九パーセントが絶滅し…

KAZE
3年前
11

池田剛介+林道郎 「unlearn のためのレッスン----手探りするアンリ・マティス」

☆mediopos-2380  2021.5.23 「マティス 自由なフォルム」展が この九月から開催されるそう…

KAZE
3年前
17

佐野元春 40th ANNIVERSARY[その歌は時代を照らす] (『SWITCH VOL.39 NO.6 JUN.202…

☆mediopos-2379  2021.5.22 2009年から2012年まで 全4SEASONにわたって放送された 「佐野…

KAZE
3年前
31

四方田犬彦 『世界の凋落を見つめて/クロニクル2011-2020』

☆mediopos-2378  2021.5.21 昨日『情報の歴史』の新版に 1996年から2020年までの …

KAZE
3年前
12

松岡正剛監修『情報の歴史21』

☆mediopos-2377  2021.5.20 松岡正剛監修の『情報の歴史』は 人類の誕生から今日に至るま…

KAZE
3年前
17

中沢新一『アースダイバー 神社編』

☆mediopos-2376  2021.5.19 「アースダイバー」の一連の試みは 「土地の形態とその上につ…

KAZE
3年前
34

若松英輔『見えない道標4』

☆mediopos-2375  2021.5.18 若松英輔の「見えない道標」という 自伝的な思想的回想録が『群像』で連載されている 若松英輔はぼくより一〇歳ほど若いが 思想的な関心は驚くほど近い (とはいえ宗教者的な視点が中心にあるところや 感覚的なところではずいぶん異なってはいるけれど) 今回はとくに 一九八〇年代の後半から九〇年代のはじめの話で ユング・シュタイナー・高橋巌 吉福伸逸・鈴木大拙・井筒俊彦の名が出てきたこと そして吉福伸逸について先日ふれたばかりなの