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学生時代にやっておけばよかったこと

皆さんこんにちは😄♫♬
臨床BATON 381日目を担当します、訪問リハビリでスーパーSTを目指すyuccoです。
また、今までのyuccoが書いた臨床BATONの記事はこちらからどうぞ↓
#臨床BATONスーパーST

今、臨床経験は18年目になりました。
学生時代といえば…遠い昔になってしまいましたが、学生時代に経験しておくと良かったなーと思うことを考えてみると…

養成校の先生の目標はというと
きっと全員を国家試験に合格させて、言語聴覚士として社会に送り出すことなんだと思います。
なので、どうしても国家試験対策のような授業になりがちだし、学生が迷わないように答えは一つだと伝えるので、臨床とは全く違う思考というか記憶力勝負で成績が決まっていく状況だと思います。

臨床の場に出ると、答えは一つではないし、記憶力とは全然違う能力、観察力や思考力やコミュニケーション力やコーチング力などが求められます。
そして何より、患者さんを良くしたいというフルリカバリーに導くというマインドや技術を高めるためには、目指すべき先輩がいるかいないかは大きく違うと感じています。

人生は…臨床は…
出会う人で大きく変わる
と思っています。

特に言語聴覚士の現場は、個室でやることが多く、実際の臨床が見えにくいです。
実習で、尊敬する臨床家に出会えれば良いですが、そうでなければ学生のうちからどんどん会いにいくと良いと思います。
今はコロナの影響もあり、オンラインでも比較的安価で学ぶ場がたくさんあります。SNSですぐに人と人が繋がれる時代です。どんどん活用すると良いと思います。
学校は試験対策、臨床は実際の臨床家から多くを吸収してほしいなと思います。

私は、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士それぞれこの人のような臨床家になりたいという尊敬して背中を追いかける人が数人います。
その方達にお願いしてそれぞれ臨床見学をさせてもらったり、勉強会に参加させてもらうことで日々の臨床はどんどん変わっていっています。
本物の技術や思考展開に触れることで、感動する毎日です!
自分もそうなれるよう日々研鑽です!

もう一つ学生のうちから習慣化できているといいなと思うことは、言語聴覚士も身体をみれる、触れることが絶対必要と思います。
発声も身体を変えれば変わります、嚥下も身体の影響を大きく受けます。
理学療法士や作業療法士が学ぶ臨床にいきる基礎的な解剖学、生理学、運動学は、リハビリテーションにおいて必須です。
自分の畑とは違うとは思わずに、是非他学科との学生とも交流を持ち、身体について学び、身体に触れ、身体を診て、意識してほしいなと思います。

臨床BATONメンバーもどんどん活用してください!
いつでも連絡ください!一緒に学び、一緒に成長していきましょう!!

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このマガジンでは週2日、明日から臨床に活かせる新たな記事を皆様にお届けしています。 このblogは、臨床BATONと言って脳外臨床研究会メンバーが日頃から思っている臨床の悩みや発見を読者の皆様と共有し、さらに全国のセラピスト達とバトンを繋いで、一緒に学ぶ成長していくことを目指したblogです。そんな想いをもったメンバーが集まってblogを書いています。

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