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歩行観察が簡単になるポイント〜踵の傾きと広い足の作り方〜

おはようございます!?こんにちは!?こんばんは!?
本日も臨床BATONにお越しいただきありがとうございます。駿太からの臨床BATONを引き継ぎました147日目担当カズです✋

歩行観察が簡単になるポイントとしての過去のブログは、ページ下部にリンクを貼っておきます。


はじめに

ここ数回、「IC(H.C)で考えるべき装具と靴」、「ICに必要な足関節背屈運動」と足部についてお伝えしてきました。そこで、ICで足関節背屈ができていても踵がまっすぐつけていないと次のLRに繋げるにあたって、問題点を残してしまうということを感じ、この記事を書くことにしました。

体験談

臨床とは関係ない話からですが、私は趣味でテニスをしていました。そこで私のテニスの師匠に「テニスは接触する部分にお金をかけなうまくならんで」と言われたことがあります。テニスで言うと、ラケットとボールが接触する「ガット(あみあみの部分)」、ラケットと手が接触する「グリップ」、自分の足と地面が接触する「靴」です。

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この言葉を聞いたときに、「はっ!!」って思い、リハビリでも地面と接する「足(足部)」、「装具」、「靴」は大切にしないといけないと実感し、「足(足部)」、「装具」、「靴」を積極的に勉強し始めました。そして、「機能解剖」、「運動連鎖」、「靴・装具の種類や特徴」、「バイオメカニクス」などの視点が増え始め、勉強をしていく視点や患者様に必要な評価などが増えたのでお伝えできたらと思います。
アンテナを張ってると、色々な会話の中で臨床に使えるヒントが眠ってますね。

足部って

足部は機能的な区分で大きく分けて、前足部、中足部、後足部の3つに分けて考えられます(下図参照)

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そして、今回は H.C(踵接地)で重要な後足部の踵骨・距骨に着目してお伝えします。

後足部の評価って?

後足部の評価ってどんな評価をすれば良いのでしょうか。
前々回の記事でも紹介した踵と下腿のアライメントが重要になってきます。
下図で表示するように、なるべく踵と下腿がまっすぐになっていることが望ましいですが、脳卒中患者様は、かなりの確率で過回外になっていることが多いかと思います。
イメージでお伝えすると、足部周囲の筋緊張が亢進していて内反尖足になっている方はほぼ過回外になっているかと思います。
臨床で確認してみてください。

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さっそくですが、まず言葉の整理をします。
足部について文献などを調べていたりすると
「回内・回外」、「外反・内反」と言う言葉が混在しています。
回内・回外は、前腕と一緒で、踵が内側に回っているか、外側に回っているかを表します。つまり、踵が内側に回っていることを回内、外側に回っていることを回外といいます。イメージ、中足部・前足部の複合運動で使われることが多い印象ですが・・・
対して、外反・内反は下腿に対して後足部が外側に倒れているか、内側に倒れているかを表します。つまり、下腿に対して後足部が外側に倒れている(反っている)ことを外反、内側に倒れている(反っている)ことを内反といいます。
まとめると、上図で示す、回内と外反は同じ、回外と内反は同じと言うことになります。
足部を勉強するにあたってこの回内・回外、外反・内反は結構紛らわしい部分すから、まずは言葉の整理からさせてもらいました。
臨床でICが爪先での接地となる患者様の多くは、後足部は回外・内反しており、後足部の外反可動域制限が多いと思います。
おまけですが、「内がえし」、「外がえし」と言う言葉も足部を学ぶと出てくるのですが、この部分は、次回の記事でお伝えしようと思います。


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