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ベストなタイミングで

2020年ももうすぐ終わろうとしている。

いろいろ思うようにいかなかったな、という人も多いだろう。

特に今年は、自分の力ではどうしようもないことに振り回され、誰にとっても大変な1年だったかもしれない。

頑張って準備していたことも、楽しみにしていたことも。何もかも計画通りにいかなくて、なぜ生きているんだろうって考えた人もいたと思う。

わが家は今、仕事をしたいのに強制的に休まされ、従わなければ罰金を払わないといけないという状況に置かれている。今年でもう3度目のことだ。

働かなければ生きていけない。

でも、ウイルスの流行を防ぐことが先決で、そのためにある一定の人たちが仕事を奪われている。

それは韓国だけでなく、日本や世界のあちこちでも起こっていることだ。

今仕事ができている人には、まだその切実さがよくわからないかもしれないが、私は今年もう何度も、命をどう繋いでいけばよいのかについて考えざるを得ない時間を過ごしてきた。

いつまで食べ物が買えるかな。
いつまでここで暮らせるかな。
いつまで家族が一緒にいられるかな。

そんな不安な気持ちをかき消すように、先のことを考えすぎず、毎日くだらないことを話し、自分を励ます言葉を探し、同じような状況に置かれている人にもその言葉を届けたくて、細々と自分にできる発信を続けてきた。

昨日は、すぐ向かいの地域にあるチキン屋に12月初旬に立ち寄った人は、発熱やせきなどの症状があれば保健所で検査を受けるようにとメッセージが届いた。

そんな風に、目に見えないウイルスに不安を掻き立てられつつも、自分たちに今できる仕事をするために、息子を保育園に預け、今日をみんなで元気に乗りきろうと気合いを入れる。

今朝洗濯を干し終わり、ふと目にしたブログで、ある人の言葉に目が留まった。

「何事もベストなタイミングでやってくると信じる」のだと。

すべては起こるべくして起こっているのだとしたら、この状況下で自分にできることは何だろう?

今ここから学べることは何だろう?

まだ胸を張っては言えないけれど、このように考える機会を与えてもらえたことは、未来の私を必ず支えてくれると信じたい。

何事もベストなタイミングでやってくる。

何かの縁で、ベストなタイミングでわが家にやってきてくれたニラとツナで、今日の昼はチャーハンを作ろう。

一日一日をよくかみしめて味わうように、大切にしていこう。

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