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韓国式なお金の集め方「ケモイム」とは?

    日本の割り勘文化とは異なり、韓国では目上の人や役職が上の人が支払ったり、友人同士であっても誰かが代表して払うということがよくあります。

 ただし、食事をご馳走になったなら、その後のお茶は自分がご馳走する。お茶をしないのなら次回会った時は自分が支払う…という風に、どうも奢り奢られしながら仲を深めていく感じなんですよね。

 ただ、ここ数年の物価上昇やコロナ禍を経て、この文化にも少し変化が見られるようになりました。食堂に行くとタッチパネルで注文した後に、더치페이(ダッチペイ)という項目が表示されるようになったのです。これは割り勘という意味。レジで会計する際も可能で、友人と2人で食事した時、半額ずつそれぞれカードで支払うことができました(店によっては駄目なところもありますが)。

    あとは、誰かが代表して支払ったとしても、その場ですぐにその人の口座を聞いて銀行のアプリでオンライン送金したり、カカオペイを利用して送金したりもします。

 こんな風に、少ない人数で集まる時は日本のように割り勘することも増えてきましたが、家族・親戚が集まって会食したり、仲良しの家族同士で集まって遊んだり旅行をしたりする時は、いちいち割り勘にするのも難しいですよね。

    韓国では、そういう時のために家族や親しい友人たちと1つの口座をつくり、毎月数万ウォンずつ貯金していくという계모임(ケモイム)という文化があります。わが家の場合は、数年前に義父が「家族会費を集めよう!」と言い出したんですが、義父は幼なじみの友人たちとも毎月5万ウォンずつ貯金して、旅行に行ったり食事を楽しんだりしていたようで…。

 詳しくはポッドキャストでお話ししています。良ければお聞きください♪

▼ポッドキャストはこちら

《番組内容》
家族や友人と1つの口座を共有し毎月貯金していく「계모임(ケモイム)」文化のお話や、韓国で大人気の日本人歌手と80年代日本の歌謡曲、最近書いた結婚式にまつわるエッセイの紹介など。/2024.07.23収録

★番組内でお話しした結婚式にまつわるエッセイ
※ご購入くださった方、記事を高評価、おすすめしてくだだったみなさん、ありがとうございました🥹


★エッセイを書いた理由、読んだ方の感想はコチラ

『自分の過去をなかったことにせず、認めて前に進むと起こること』


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