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苦手な運動を始めて良かったと思う10のこと

 幼い頃から身体がとてもかたく、小学校1年生の時にはすでに前屈が困難な子どもでした。頑張っても足のつま先に指がつくか、つかないか。そんな私の前で、クラスの女の子がグニャッと身体を曲げて前屈や180度の開脚をし、余裕の顔をしていた時は、同じ人間なのにこうも違うのか、自分の身体ってどっかおかしいのかな、と思ったものでした。

 身体がかたいと運動し辛く、私の場合は食べ過ぎで肥満児になったこともあり、ますます運動が苦手になりました。そうやって運動習慣なく迎えた10代の終わりから、数々の身体の痛みに悩むことになり、20〜30代半ばまでは整体や針治療院、カイロプラクティックのお世話になったり、ウォーキングやストレッチ、ヨガをしたりしなかったり。身体の痛みのせいで「もう書く仕事は諦めよう」と思った時期もありました。

 それでもなんとか持ちこたえ、30代半ばで韓国に移住してからは、出産や育児を経験。自分のことを後回しにしがちな生活が続く中で、体力も低下し、身体はますます動かしづらくなっていきました。身体の痛みが原因でイライラすることも増え「このままじゃまずい。何か運動を始めなければ」と思いながらも、なかなか動き出せずにいた2024年5月。ついにその機会が訪れ、ボクシングを始めたのです。

 今朝、10回目のレッスンに行ってきました。ものすごく疲れがたまっていて身体のあちこちが痛かった月曜日の朝、正直言って「今日は休みたいな」と思いましたが、えいっと気合いを入れて行ってみると、やっぱりとても気持ちがいい。まだまだ不自由で動かしづらい身体ではありますが、齢40をこえて初めて、運動する楽しさを知り始めています。

    目指しているのは自分史上最高の身体(←ここ笑うところです)。最高とまではいかなくても、今まで何のケアもしてこなかった自分の身体と生まれて初めて本気で向き合って、今よりもっとコンディションの良い状態に近づけていきたい。そう思う6月の始まりです。

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《番組内容》
運動嫌いのアラフォーが突然ボクシングを始めて3週間。今のところ「始めて良かった!」と思うことしかありません。身体、心、家族との関係、仕事、美容、韓国生活などあらゆる面で起こり始めた良い変化についてお話ししています。/2024.05.30収録

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