個人を守るために必要な支援と対策 第2章:個人が孤立する日本 ⑩

なぜなら、子供たちは以前に比べると知識・理解が進んでいる子どもが多く、このような子供たちに社会参加させる事でこれまで大人の視点から見える社会を大人の視点で改善してきたが、今度は子どもの視点から見える社会の違いを子どもの視点で改善出来る機会を作ることで大人と共存する形で問題意識を構築出来るし、子供たちの自己解決力や学校におけるディベート教育にこれらの問題を組み込むことで同年代感における問題解決のきっかけに繋がると思うのだ。

 そして、現在は子どもの方が大人よりも知識量が多く、問題解決の糸口を見つけやすいという利点もある。

 だからこそ、これらの貴重な人材をどのように育成し、社会においてどのような働きをして欲しいのかを定期的に大人が考え、子供たちに伝えていく必要があると思う。

 これは私の私見だが、子供たちの体験・経験の機会を増やすために長期休暇などに企業連携プログラムや議会連携プログラムを計画し、それぞれに目標とする内容を確立し、双方で共有出来る機会を作ることも将来的な職業選択の多様化に備える意味でも重要な教育であり、これらの交流を通して相互関係を構築し、何らかの接点を構築する事も経済成長をする上では大事だろう。

 その他にも、外資系企業と学習連携し、日本と海外の価値観の違いや事業展開の違いなど子供たちが授業などでは学べないことを学ぶ機会を作り、日本企業と外資系企業との違いや世界におけるグローバルスタンダードの理解にも繋がっていく。

これからは日本国内だけでなく、世界に目を向ける意味でもこのように多角的な企業や機関と学習提携を結び、子供たちに学ぶ機会と体験・経験させることによる価値観のアップデートが求められる時代に突入する。

 だからこそ、個人を孤立させない社会作りを進める事は人材育成をさらに有効なツールや社会成長に寄与出来ると思う。

現在、小説とコラムを書いています。 コラムに関してもこれから完成している物を順次公開していく予定です。 自分の夢はこれまで書いてきた小説を実写化することです。まだまだ未熟ですが、頑張って書いていきますので、応援よろしくお願いいたします。