教えるつもり勉強法〈知識を定着させる魔法のテクニック〉#104
※この記事は有料ですが、伝えたい内容の10割は読むことができます✨有料部分は追伸だけなので、安心してお読みくださいませ🍀
学生の方へ以下の場面に遭遇したことはないですか?
「一生懸命に暗記した英単語。何回も何回も書いて覚えたのに、実力テストでは答えることができなかった」
「講義で教わり、テスト前も猛勉強して、テストでも良い点数を取ったのに、後々になって全く内容を思い出す事ができない」
頑張って勉強したあの時間は何だったのか?
そう思った事がある人は結構いると思います。
社会人になっても同じ。資格の勉強、語学の勉強、読書した内容、ビジネスの常識など、一度理解したと思っても、あっという間に忘れてしまうのが人間の脳の特性です。
短期的に暗記するのではなく、長期的に知識を身に付けて使いこなす為には、どうするのが一番効果的なのでしょうか?
今回は〈アクティブラーニング〉の考え方を基にして「教えるつもり勉強法」のやり方をお伝えしたいと思います。
1.アクティブラーニングとは?
アクティブラーニングとは、受け身になって話を聞いたり、教科書を読んでインプットするのではなく、脳内に長期記憶として残すために〈アウトプットを前提として勉強すること〉を言います。
例えば、数学の二次関数の問題の解き方を覚えようとした時、〈数学が得意な自分だけで解くので有れば〉何も考えず公式に当てはめれば、とりあえず内容を理解していなくても解くことはできます。模試などの応用問題に適応できない人の典型です。
ですが、例えば〈数学が苦手な山田くんに教えるつもり(実際に約束している)〉で勉強する場合、「山田くんはこの公式の意味を理解しているだろうか?」「ここの計算過程を省略すると、わかりづらいだろうな」というように考え、要点を押さえながら勉強する事ができます。
そして、実際に山田くんに教えている時、うまく説明ができない部分があったり、山田くんの突発的な質問に適切に答える事ができなければ、それは理解できているとは言えませんよね?
ですが、逆に言えば、上手く説明できて、質問にも答えられて、山田くんが本心で理解してくれれば、教えた側の理解度は先に話した勉強方法の何倍も高いものとなります。そして知識の定着の度合いも良くなるはずですよね。
強烈に記憶に残り、なかなか忘れることはないでしょう。
例えば「読書をして内容を覚えた!」というので有れば、あなたは著書の内容を、誰かに対してポイントを押さえて説明することはできるでしょうか?
100回読んでも、マーカーを引いても、頑張ってノートにまとめたとしても、第三者に説明して、その人が納得しなければ、覚えたとは言えないのではないでしょうか?
最近、読んだ本のポイントを5個だけでも口にして説明する事ができますか?読書が趣味の方であれば、本棚に並んでいる著書の内容をタイトルを見ただけで、誰かに細かく説明する事ができるでしょうか?
日常生活に生かす事ができているでしょうか?
私を含め多くの人はできていないと言われております。では、具体的に脳内に記憶させる為にはどうすればよいのでしょうか?
2.教えるつもり勉強法
ここで活躍する勉強法が〈教えるつもり勉強法〉です✨
読んで字の如くですが〈誰かに内容を教える事を大前提に、知識を頭に入れる〉ということです!
やり方は様々ありますが、学生で高い意識をお持ちの方で有れば、友人や後輩に対して「この本の内容をどうしても覚えたいから説明させて欲しい!」とお願いするのが効果的です。
中高校生や大学生の方であれば、あらかじめ信頼できる友人にお願いするはずなので、ハードルも低く、すんなりといくでしょう。
もし、相手もメリットを理解して乗ってくれる方なのであれば、一緒に範囲を決めて、どこを説明するかはサイコロで出た目で決めるなどするといいでしょう。かなり勉強の理解度が上がるかと思います。
一方、社会人で勉強したいと思った場合、学生のようにはいかないので、方法としては3パターンほど、私は思いつきました。
1つ目は、自分が信頼できる同級生や後輩に頼んで、時間の融通をつけてお願いすること。お互いのメリットを確認して、出来るだけ相手を巻き込んで、一緒にやってみるのがいいかもしれませんね。
なぜ、同級生や後輩が良いのかというと、ある程度の信頼関係が築けているからです。つまりこの人は悪い人ではない、寛容的だ、慕ってくれていると思えるということ。そういった腹を割って話せる友人や後輩がいれば、相手の負担にならない頻度にお願いするのが良いでしょう✨
2つ目は、Twitterで信用が築けていて、かつ時間の都合がつきやすい方。1つ目に共通して〈信用がある所〉を強調するのは、教える際のミスがある程度、許されやすい環境下の為、コミュニケーションが取りやすいからです。
もし、信頼関係が薄いと、教える側は緊張し完璧主義に陥ってしまいます。そうなると勉強効率が悪くなってしまう可能性があるかもしれません。
つまり、効率良く覚える為に、失敗をある程度許容し合える関係性が築けていることが重要です。それでこそ、教える方も質問する方も楽しく交流することができるでしょう。
見ず知らずの人と話すのが苦手な私のような方は、1の方法か、次の3の方法を試すと良いです。
3つ目は、独り言りです。一人二役で説明と疑問の提示を行うこと。Youtubeの動画撮影に近いですね。しかし、割と高等テクニックだと思います。
独り言を言いながら説明することはできても、相手からリアクションをもらう事はできません。つまり、客観力や経験が問われる高等テクニックだということです。
ですが、もしこれができるようになれば、誰かの時間を割いていただくことも、時間を調整する手間も省くことが可能です。
なので「教えるつもり勉強法」を実践するのであれば、まずは1つ目、近しい友人にお願いして、時間を融通してもらう。そして、教えることに慣れてきたら、Twitterで同士を募って、オンラインで試してみる。相手の質問してくるポイントを抑えることができてきたのであれば、一人二役でセルフコーチングして覚える。
という、流れが良いのではないか?と思います。
3.やってみて初めて意味がある
方法論を述べた自分ですが、実際にやってみないと分からないことも沢山あります。
それは、これを読んで頂いている読者の方も同様ですが、まずは私自身が行動に移して「教えるつもり勉強法」の効果を測定してみたいと思います。
チャレンジして、明らかになったことは経過記録として、またnoteに記していきたいと思います。
いつか3つ目の一人二役ができるようになれば、DaiGoさんのようなYouTube配信も全然不可能ではありません。
行動あるのみです!頑張ります✨
4.終わりに
実は先程、Twitterで同じような企画を立てていた方がいらっしゃいました。
2つ目のレベルに当たります。
あまり具体的な内容を述べずに断ってしまいましたが、1つ目のステップで慣れた暁には、是非積極的に参加したいと思います🍀
そして、今度は私が企画をできるように、そして参加の敷居を下げて、参加しやすい仕組みも考えていきたいと思います。
小さなチャレンジですが、時間をかけて読書した内容が身につかないのは、悔しいですよね。
効率の良い勉強法を模索していくと同時に、SNSを通していろんな方とのコミュニケーションが取れるように、成長していきます✨
最後までお読み頂きありがとうございました。
ではまた明日🍀
(3318文字/執筆時間102分)
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