観察する自己-自分の思考を観察して気づきを得よう-
皆さんは、自分の思考に意識を向けたことがありますか?
日々様々な思考が人の中では繰り広げられています。
それがポジティブなものであっても、ネガティブなものであっても絶えず何かしら考えている状態かと思います。
そして、文脈としての自己とは、言い換えると観察する自己すなわち、自分の感情や思考を客観的にみている状態です。
自分がみているもの、聞いているもの、感じているもの考えていることに、確かな意識を向けられているか。
それが大事になります。
意識を向けられていないと、いつの間にかネガティブな思考に囚われてしまったりして時間を無駄にしてしまったり、自己肯定感を下げてしまったりといい影響はありません。
一方、自分自身の思考や行動を客観的に見ることができれば、思考や感情からの囚われから逃れることができ、有意義な人生を送ることができます。
では観察なんかしなくても、ポジティブな思考をひたすらに受け入れればいいのか?そうではありません。
● 大事なのは観察すること
やはり大切なのは自分の思考や感情を観察すること。
「気づいていることに気づいている状態」を作ることです。
観察する自己は、いつでも手が届き、辛い思考や感情を観察できる場所です。
また、それをいつでも受け入れられる場所でもあり、意識的に行動を選択する自由を与えてくれる心理的空間でもあります。
● 練習としては、ボディスキャンや呼吸瞑想が良い
思考を観察するには、自分で様々な場所を意識することが大切です。
そのための練習になるのがボディスキャンであったり、呼吸瞑想になります。
深呼吸をしているときに、自分の身体に意識を向けます。
痛みはないか、不快な場所はないか、あるとしたら、それは表面なのか、身体の深い部分なのか、強い不快感か、弱い不快感か、形にするとどのような形か、、、。
そういったことを感じ取りながら意識を身体に集中させます。
一日数分からでも良いので、練習を継続していくと、自分の思考に気づきやすくなるため有効です。
関心のある方はぜひ試してみてください。
それでは。
Naoki
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