誰かのために
先日職場の送別会がありました。
お世話になった先輩、気にかけていた後輩なども異動となり寂しい気持ちとこれから始まる新しい作業療法部門にワクワクしている気持ちと色々な思いが込み上げてきました。
今回の異動で、役職クラスの方が何名か抜けることになりました。
そしてそこに入ってくる人は今のところいないようです。
つまり空席になります。
自分は今まで役職とかあまり興味がなく、自分自身が目標とする作業療法像に近づいて、いつか自分自身の力で独立できればなんて考えていました。
しかし、送別会の時に
● 〇〇さんは役職にならないんですか?〇〇さんの指示なら聞きますが、それ以外の人の指示は聞きたくありません。
● 〇〇さんと同じ病棟で働いている時が一番楽しかったです。
そんな言葉を蹴けてもらいました。
自分はいっさいそんなつもりで働いていた記憶もなく、自分は全く後輩たちに何も残せていないと感じていました。
俺でも自分が作業療法と向き合う姿勢を見ていてくれていた後輩はいたようでした。
それがわかった時に、自分の中で何かが燃えるような感覚がありました。
「彼らのためにも自分が上に上がって働きやすい組織を作らねば」と。
自分の中で初めて家族以外の誰かのために、と思いを強くした瞬間かもしれません。
後輩たちが、作業療法の楽しさを感じられるように。
後輩たちが、作業療法士としてどうなりたいかをワクワクしながら考えられるように。
後輩たちが、この先どんな人生を歩もうとも、今ここので経験が良い方向に繋がるように。
そんな思いを込めて、立場的にも支援できるように役職に上がる。
それが今年のも目標になりました。
やってやりたいと思います。
それでは今日も最高の1日にしましょう!!
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