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コーチングを受けてから感じる問い

※今回の記事はコーチングを否定するものではありません。



 自分もコーチングを受けている影響もあってか、最近コーチングという言葉を目にする機会が増えている気もする。

 「変化が激しい今の時代、現状維持は衰退である。」

という言葉もあるように、何か変化をしなければいけないというような焦りを駆り立てられるような印象もあります。

 確かに、成し遂げたい何かがある人、今よりもっと成長したい人にとってはコーチングという支援を受けるのは効果的かもしれません。
 一方で、目標達成を強く押し付けられると引いてしまう人も一定数いるのではないかと思っています。
 実際自分の職場でも、何か成長したい成し遂げたいというよりはもう少し負担感を減らして、安心して働きたいといった思いを持った人も少なくありません。

 SNS等でキラキラしている人を見る機会が増えていることもありますが、何か動いていないといけない、自分はこんなキラキラしている人とは違う、自分はこんな風にはなれない。といった否定的な感情を持つ方も多いと思います。
 そんな時には、コーチングのような目標設定からアクションを起こしていくような支援ではなくて、ゆっくりと自分自身と向き合って人生を整理する時間が必要なのではないかなとも思ったりします。

 もちろん、自分はこんなもんじゃない、もっとできるはず!こんな未来を達成・実現したい!と野心的な方はコーチングが合っていると思いますし、それで実際に行動を起こされている方は尊敬します。
 このまま突き進んで、ぜひ目標を達成してほしいと思いますし、そういった方々が日本を明るくするのだろうと思います。

 
 自分自身もコーチングを受けて、日々自分自身の生き方やあり方と向き合う中で「全ての人が自分の人生に意味や価値を持ち自分らしい生き方ができる社会を作る」といったキャリアのゴールを掲げました。
 しかし、そこに向かって行動を進めていく中で、違和感を感じ始めました。
 自分は、人生に意味や価値を持つことが大事だと思うけど、多くの人はそう感じるのか?と。
 そして目の前の不安感があるのに、自分の人生に向き合うことに時間をかけることができるのか?と。
 
 そうだとしたら、問いたいのは「自分の現状に納得感を持てているか?」ということでした。

 まずはそこを問うことで多くの人が今の自分の生活についてどう感じているのかを聞きたい思いました。

 後輩たちにも同じでまずは自分から優しさを提供することで温かいチームが作れたらと思うし、受容/共感/傾聴などが大切になるかと思いますが、まずは安心を作り出せるような関わりをしていきたいと感じました。

 自分が仕事としている作業療法士も人生に寄り添う温かみのある仕事と心得ているので、優しい社会を作りたいと思います。

ちょっと自分のゴールにも変化が加わりそうです。

それでは今日も最高の1日にしましょう!🔥

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