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成長している気がしない-後輩との面談にて-

今日は後輩との面談を行なった。
臨床経験は3年目になる後輩でしたが、まず3年間仕事をしてきて何を思うか尋ねた。

すると出てきたのは、「成長できている気がしない」と言った言葉だった。
どのような時にそう思うのか尋ねると、「臨床をしている時や退院支援を考えている時」と。

今の自分に何点くらい上げられそうか尋ねると3点と。
その3点は何をしてきたから3点なのかなと聞くと、自分なりに調べてきた、業務にも慣れてきたためだと。

何ができたら成長したと感じられるか尋ねると、
① 発表すること
② 上肢機能の理解(自分で考えて評価訓練ができる)
③ 得意分野を見つける(高次脳系は関心がある)

具体的なアクションプランまでを昨日話すことはできなかったけど、面談s似てみて、ここまでのことを考えていることがわかったのが大きな収穫。
後輩も、自分自身を少し深く探ってみて考える時間が持てたことを良い意味で捉えてくれると嬉しいなと感じつつ終了した。

 今回の後輩と同じ病棟になるのは今年が初めてで、今までの2年間で成長できていないと感じているのは、本人の学ぶ姿勢や内容もあるかと思うけど、それ以上に先輩たちの関わり方、部門全体としての教育のあり方が問われているなと感じた。

 よく後輩指導とか、OJTとかいうけど、自分たちが後輩に対して「どのような成長を望むのか」そう言ったことを言語化していく必要があるなと思った。
やっぱりなんとなくのOJTであったり、指導になっていることが多いと思う。そこにどれだけの意味と意図を持たせて関われるか。
そして、後輩自身も自分がどうなりたいかを考えながらそれに対して自分たちがフォローできる体制になると良いのかなと感じた。

 30分の面談ではなかなか見えてこないけど、行なってみてやはりこういう時間は大事だなと感じている。

それでは今日も最高の1日にしましょう!!🔥

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