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最初の違和感。はじめてのシェアハウスぐらしinバンクーバー

今日も今日とてタイトルの写真は全然関係ありません。
熊本は阿蘇、2年ほど前に旅行をしたときの写真でございます。

いま写ルンです。が手元にあって、
その現像した写真をノートに載せるのが
現在最大の、密かなる楽しみであります。

ちなみに使い捨てカメラのことは
英語でDisposable cameraと言います。
思い出せずに苦し紛れで言った
One time cameraでも通じました。
たまには英語の知識でも書かないと、
バンクーバーにいることを忘れてしまいそう。
そう、私は今バンクーバーで暮らしている29歳日本人、女。
この9月で約1年こちらで生活をしていることになります。

ジェリコビーチ。去年の今頃散歩に行ったとき。見事に去年の写真しかない!早く現像したい!

さてさて前置きが長くなってしまいましたが、
バンクーバーでの初めてのおうち(友達の家以外)での暮らし、トラブルを
書いていこうとしております。

そうそう、しばらくは快適にくらしていたのです。
多分おそらく2−3週間くらい。(みじかっ)

おうちに対して不満という不満はなかったものの、
当時のわたしはデートを始めたばっかりで
二人でゆっくりする場所を探すのに一苦労。

自分の五畳くらいの部屋を除いて他のスペースは
みんなとシェア。
そして彼がくることはみんなにグループチャットで知らせなきゃいけないし
お泊りは厳禁。(これは友達であっても)
そして彼はバーノンという車で5時間くらいのところに住んでいて
軽く遠距離恋愛状態。
バンクーバーでゆっくり過ごせるスペースは
私の五畳くらいのシングルベッドワンルームしかなかったのです。
アラサーの大人ともなれば、あんなことやこんなこともしたい。
イチャイチャしたいしその先だって。

そんな時、わたしたちはどうしてたかというと、
レックビーチWreck Beachというヌードビーチにでかけて
おじさん、おばさんの裸体を見ながら
日陰に寝転んでイチャイチャしたり。
(ヌードビーチと行っても若い人がヌードになっていることはなく、60歳以降かなくらいのおじさま、おばさまがヌードで開放感を楽しんでいました)

映画館の帰りに地下駐車場の奥に車を止めて
車の中でこっそり、したり。

人気のない駐車できるスペース探しに明け暮れたり。

そう、わたしたちの唯一の大人のエンタメスペースは
ほぼほぼ車の中だったわけです。
五畳の部屋でイチャイチャできるけど
なんか、他のルームメイトの見えない視線が気になるしね。
こういう瞬間に、バンクーバーまで来ても
やっぱり私は日本人で、そして繊細な人間だなと感じるわけです。
なので行き着いた先が、車というわけなのです。とほほ。

前にも一度載せたかもしれません。雪景色のグラウスマウンテン。写真がなさすぎるぜ。

さてさてさて、話が脱線に脱線を重ねて
私達の大人のエンタメ豆知識 in バンクーバーを披露したところで
本題のはじめてのシェアハウス暮らし、最初の違和感について書いていきたいところ。

最初の違和感があったのは
なんと早いですが、はじめての晩を過ごした一日目。

そのシェアハウスは furnished 
いわゆる家具付きで、何も買わずにキャリーバッグ一つで
住み始められるというのも、決め手の一つだったわけです。

お部屋のベッドはシングルベッド。
理想はクイーンサイズ以上で両手を広げて大の字で寝たいところですが
はじめてのお家だし、そんな贅沢は言ってられない。
そんなにベッドにこだわりがあるわけでもないし、
シングルベッドくらい大きな問題じゃないや、と思っていたのです。

がしかし、いざ寝てみると
なんだか中心部が凹む。凹む。
しかもなんだか全身が痒いような。
その中心部が凹むアンバランスさに上手く寝られず
次の日にオーナーのアレさんに
「ベッドの中心部がすごく凹んでて寝づらいから
 代わりのマットレスはないか?」
という風にお願いをしてみたのです。

そしたら、
「今晩マットレスを変えるから、悪かったね」と
快くわたしのお願いを引き受けてくれたのです。

でも、次の日彼が持ってきたのは
地下の半外にある物置に放置してあったマットレス。
心のなかでは、おいおい、となったものの
海外に来たばかりで、
ま、海外はこんなものなのかな?
とオープンマインドに拍車がかかっているし、
さわがず、平穏に過ごしたい。事なかれ主義バンザイ。なもので、
ことなかれ、ことなかれ。
と、心の声はスルーして、穏やかにマットレス問題は解決。

のはずだったのです。

マットレス問題は解決した、はずなのに
なぜか毎日全身が痒い。
その理由もわからない。

外の物置に置かれてたとはいえ、
プラスチックバッグが被せてあったし
ベッドカバーは友達からのお下がりのもの。
使う前に一回洗って、乾燥機にもかけたし。
まぁまぁ、清潔なはずなのです。

でもまぁ、全身が痒いだけだし、
海外でお湯が合わないのかな?と
ここでも持ち前のオープンマインドが発動。
全身が痒い問題には華麗にフタをして
9月も相変わらず、
デートを始めたばかりのアツアツの彼と
デートかつイチャイチャ場所探しに奮闘したり
おしゃれなストレートを散策したり
みんなでピッザを食べたり、飲みにいったり
憧れの海外ライフを楽しんでいたのであります。

そんなときに、しばらくはここにいる予定だと聞いていた
隣の部屋のインド人アンさんが9月末にはシェアハウスを出ること、
10月1日から新しい人がやってくることを聞いたのです。
それが9月の中旬頃。

事前にもらっていたおうちの契約書には
1 month notice
家を出る一ヶ月前には知らせること。
という風に書かれていたので

なんだなんだ、急に出ていくことを決めるとは。
と、嫌な予感で
胸がざわつきはじめた9月の中頃。

さてさて、バンクーバーは9月12日に夜の10時05分
そろそろ寝る時間でございます。

つづきはまた明日。

つづく。

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