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様々なジャンルで話題の記事をまとめていきます。
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#デザイン

一時の流行で刹那的に消費されるものではなく、時代に左右されないもの、ずっと残るものを作りたい ― ㎡ / emuni グラフィックデザイナー / アートディレクター 村上 雅士さん インタビュー

こんにちは。クルツジャパンのタナカです。 箔を使いパッケージを創作するクリエイターのまなざしから、箔の魅力や新たな表現の可能性に迫るインタビュー企画。 今回お話をお聞きするのは、「キリン生茶」、「キリンレモン」のリブランディングや「アニメ チェンソーマン」「紅白歌合戦2023」のアートディレクションを手がけた村上 雅士さんです。 リブランディングやデザイン、クライアントとのコミュニケーションで重要なこと、箔を使ったパッケージ表現、ビジネスパーソンとしての仕事への向き合

UI/UXについて徹底解説!違いとデザインのコツ

UI/UXとは何か?UI(ユーザーインターフェース)の定義 UI(ユーザーインターフェース)は、ユーザーと製品が直接対話する部分を指します。これには、ボタン、アイコン、メニューなどが含まれます。 UIは、ユーザーが製品を操作するための視覚的な要素であり、製品の見た目や操作感を決定します。 UIデザインは、ユーザーが製品を直感的に理解し、スムーズに操作できるように、これらの要素を配置し、デザインするプロセスです。 UX(ユーザーエクスペリエンス)の定義 UX(ユーザーエ

「答えは一つしかない」ブックデザイナー・鈴木成一さんに「本の装丁とは何か」を聞いてみた

 何気なく足を運んだ書店。売り場には、題字やビジュアルに工夫を凝らした、色とりどりにデザインされた本が並びます。ふと、気になる表紙の本を手に取ると、思いがけず、ざらっとした感触。ずっしりとした重みを手に感じながら、パラパラとページをめくると、なんだか面白そう!  そんな本との新しい出会いをつくるのが「装丁」。それを作り出すのがブックデザイナーです。  第一人者のひとりが鈴木成一さん。小説からノンフィクション作品、実用書、タレント本まであらゆるジャンルの装丁を手掛け、これま

メルカリのデザイン指針を作る取り組み [後半: プロセス編]

はじめにUX Designチームのasakomです。2022年12月〜2023年3月にかけて、メルカリのデザイン指針を作ることを目的に検討プロジェクトを立ち上げ、Brand Core(ブランド・コア)とDesign Principles(デザイン原則)を作成しました。今回はこの活動を、2つの記事で紹介していきたいと思います。 この記事では、メルカリのBrand CoreとDesign Principlesを策定するまでのプロセスを紹介します。Brand CoreとDesign

アトツギの挑戦#9 「3代目は一人じゃない」3姉妹でつなぐ八女茶のバトン

力を合わせて経営に取り組む 「こんにちは長女です」 茶畑の青々とした新芽を動画で発信したSNSの投稿。 岩崎園製茶(八女市)の3代目・平井恵美さんが自ら足を運び撮影したもので、収穫を間近に控えた茶葉の生き生きとした質感が印象的だ。 別日の投稿では・・・ 「次女です 先日お客様からお電話がありました」 こちらは、妹の緑さんが自社でセレクトした茶缶を使い企画したギフトについて紹介したもの。 緑さんも、恵美さんと同じく岩崎園製茶の「3代目」だ。 ここに東京在住の三女・利絵さ

雑木の庭をつくり続けて42年の庭師が考える「これからの日本の庭」(雑木の庭師/大島裕)

季節の変化を感じることができる「雑木の庭」「雑木の庭」は、山に生えているような木々や草花を使ったお庭です。都市に暮らしながら、自然を感じられるのが特徴です。どんな時代でも日本という土地に住んでいれば、日本人としての感覚を持っています。特に庭に興味のある人は日本の風土に自生する自然味あふれる木々を好まれます。 私がよく使う雑木は広葉樹の中でも落葉するものです。一般的な広葉樹は、モミジやヤマボウシ、エゴ、シデなど。四季の変化によって、新緑から紅葉まで楽しめるだけでなく、窓際に植

デザイナーが語る!新体験ロボット『甘噛みハムハム』デザイン・撮影の裏側

みなさんこんにちは!デザイナーの はらだ です。 ユカイ工学では、自社プロダクト中心にビジュアル・コミュニケーションデザイン業務を担当しています。 久しぶりのnote執筆にドキドキが止まりません… \ NEW / さて、先日「甘噛みハムハム」に新しい仲間「マロン/クマ」が加わりました🧸 実は「甘噛みハムハム」は、ロゴやパッケージなどのビジュアルデザインだけでなく、写真撮影もユカイ工学のメンバーが行っています💪 今回は、普段あまり表にでない撮影の様子を中心に、デザイン

Webディレクター出身のマネージャーがUX検定に挑戦した話と、おすすめ書籍を紹介

こんにちばんは!2023年10月からデザインチームのマネージャー(リーダー)を務めているカネコです。今回は、UX検定基礎(以下、UX検定)を受講し、合格した経験についてお話ししたいと思います。 UX検定を受けるに至った動機や、どのように勉強したのかをお話しします。UX検定の受験を考えている方の参考になれば幸いです。そして、検定とは直接関係ないですが最後に私のバイブル的おすすめの書籍を紹介します。UX検定に興味ない方は↓の目次から書籍紹介まで飛んでください(笑) UX検定基礎

難しそうで実は親しみやすい!現代アートを楽しむためのコツ

Bunkamuraザ・ミュージアムは“観客とともに「発見」する、ひらかれた現代アート”をテーマに、2024年7月20日から東京・世田谷区の二子玉川ライズ スタジオ & ホールで『鈴木康広展 ただ今、発見しています。』を開催します。現代アートに対して敷居の高さを感じてしまう方も少なくないかもしれませんが、そこで敬遠してしまってはもったいない! 今回は、現代アートを気軽に楽しむためのポイントを、ザ・ミュージアムのスタッフへの取材を元に紹介しましょう。 現代アートとは? なぜ分か

いま一番遊び心がある広告は、電車の「中吊り広告」かもしれない

「中吊り広告」と言われて、みなさんはどのような広告をイメージしますか? 通勤・通学している人なら毎日視界に入ってくる、宙ぶらりんの広告。 これはスタンダードなタイプ。でも、中吊り広告のポテンシャルはもっと高い! というのも、最近SNSを通じて面白い中吊り広告をよく見るのです。 ハッピーターンの広告を見てハッピーになった先日、偶然にもトレインジャック(中吊りや窓上など、電車内のすべての広告枠を自社広告で埋め尽くすこと)されている電車に遭遇しました。 車内に入ると、巨大

【デザイナーの道具箱】最近心動いたデザインアイデア

こんにちは。福岡でwebデザイナー/ディレクターをしているkiriririです。 世の中に溢れている「デザイン」されたモノやコト。 普段何気なく過ごしていると気づかなくても、 なんか美味しそうだなとか、なんか試してみたいなって ウキウキした経験は誰しも持っていると思います。 今回は、私が最近の日々のデザイン収集活動の中で出会った 特にときめきを感じたお気に入りのデザインを シェアしていきたいと思います。 ①九州ロゴつい先日、このロゴをデザインされた茂村巨利さんの動画講座

デザイナーも大事にしたい「開発生産性」を図解してみた

こんにちは、mosです。 Findyに入社して2ヶ月近く経過し、Findy Team+という組織の開発生産性向上に向けたプロダクトのデザインを担当しています。 先日開発生産性の理解を深めるために社内で行われた「LeanとDevOpsの科学」の輪読会に参加しました🙌 社外での輪読会についての詳細はこちら🔽 以下のイベントでの流れを踏襲して社内でも行いました。 進行がしっかりしていて大変有意義でした🙏 読んでみるとエンジニアだけではなくデザイナーやそれ以外の職種にも参考にな

デザイナーの逸品-06.スケッチブック

Moleskine 「Sketchbook A5」スケッチブック/イタリア デザイナーのつぼたです。この「デザイナーの逸品」で紹介するものは、デザイナーの日用品のような手軽ではないものばかりかもしれません。だけど、その価格に見合った価値がある!これは素晴らしい製品だ!一生使いたい!と感じた商品を紹介していきたいと思います。ちなみに、私が欲しくなるものは以下の5つの条件をクリアしていることが多いです。 1、シンプルであること 2、美しいと感じること 3、機能がしっかりしてい

中川学 屏風絵の世界

イラストレーター・僧侶である中川学さんの屏風絵作品のご紹介です。現在、大阪・天神橋筋2丁目の呉服 司光のショーウィンドウに中川学さんの屏風絵5作品を、お客様のご要望や季節などにあわせて不定期で入れ替え展示しています。 展示をはじめたのは2020年のコロナ禍の頃。活気ある商店街から急に人がいなくなり、司光も含め各店も日に日に休業を余儀なくされる事に。そんな中、普段は着物を飾っていたショーウィンドウでしたが、この際、少しでも商店街が明るくなるよう流れを変える事はできないかと。店