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2020年5月の記事一覧

リズムをきちんと理解して弾いていく事の重要性。(最小音符八分音符の8ビートについて)

今回は、リズムを理解し、弾ける事の重要性と、最小音符が八分音符で出来ているリズムの読み方についてに書きたいと思います。 最小音符が八分音符と言う事なので、もちろん、それよりも大きな(長い)四分音符や二分音符なんかも出てきます。(今回のリズムトレーニングは、一小節もしくは、二小節で構成されているので、全音符は使っておりません。) より簡単な二分音符などのリズムの読み方、弾き方については、Youtubeの動画で説明していますので、良かったら一度覗いてみて下さい!(下の方にUR

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パン屋で出会ったアメリカ人投資家のおじさんの話

確か、去年の秋頃の小雨の日のこと。 ダンサーの私が 人生で初めて「投資家」のおじさんと 出会った時の話です。 ダンサーをお仕事にしている私の日曜日は スタジオをはしごして2本レッスンをする 楽しいけどちょっとタフな日です。 その日も1つ目のレッスンを終えて、 2つ目のスタジオに向かっていて 小腹が空いたのでパン屋さんに入りました。 小さいパンをふたつ選んで、レジに向かうと 外国人のひょろっとしたおじさんがレジの人と 会話ができず何やら困っている様子でし

"現代の茶屋" 茶屋すずわがつなぐ、お茶と暮らし

ー繋ぎ手日本一のお茶生産地・静岡県で、170年以上前から日本茶の製造・販売をしている鈴和商店さん。 産地や品種の異なる茶葉をブレンドする伝統技術「合組」を受け継ぎ、ひとつの茶葉からでは味わうことができない色や香り、そして余韻の長さが特徴の日本茶を展開し、数々の賞を受賞しています。 平成29年、そんな老舗のお茶工場がオープンしたのが ”現代の茶屋、人々の暮らしになくてはならない大切でやさしい寛ぎの存在” をコンセプトとしたお店「茶屋すずわ」です。 実店舗を工場内に構え、自慢

コンテナ船で旅行をする話 - 本編

はじめに  あなたの職場にある日、 と通達が入ります。当日おかしな英語を喋る中年男性が職場に現れ、特に仕事をする様子もなく、ふらふらと職場を歩き回り時折奇妙な質問を投げかけてきます。迷惑ですよね、私もそう思います。今回、私はこの中年男性「招かざる来賓」としてコンテナ船に乗船しました。 幸いにも船員の方々は温かく迎え入れてくださり、私は不自由なく船上での生活を送ることができました。毎日食事を共にし、興味深い話を聞き、普段は立ち入れないような場所を見学する機会も与えられまし

デザイナーが言葉を学ぶ大切さ

原研哉さんと阿部雅世さんの対談本「なぜデザインなのか。」を読みました。 内容は多岐にわたり、コミュニケーションの話、教育の話、、ヨーロッパの話、暮らしの話、文化の話などデザインを基軸として様々に展開されていきます。 今回はその中の一部ですが、デザイナーにとって言葉を知り、扱うことがいかに重要かということを再認識したので、そちらについて書きたいと思います。 言葉で伝える 自らを説明のプロと言えるデザイナーはどれくらいいるでしょうか? 確かに、どんなに素晴らしいアイデアが

研究者であり、アーティストである。いつも目指すのはその時代の最先端。

アート&テクノロジー領域の研究者として、京都大学で教授をしながら第一線で活躍し続けているNaoko Tosaさん。自然や日本美をテクノロジーと組み合わせた作品を展開しています。今回は、なぜ、アートとテクノロジーの二軸でやっていこうと思ったのか、また作品が生まれる過程についてもお伺いしました。 人間の感情の揺れ幅が面白いと思っていた どんな幼少期を過ごされたのですか? 絵を描くのが好きな母と、工作機械の営業をしている父の元で育ちました。小さい頃から読書が好きで、人類進化論

ウイスキーボトル

はじめて出会った酒の銘柄を僕ははっきり覚えている。 それは25年前の春。まだ僕が10歳だった頃、みんなが外に出れなかった時期があった。 毎晩飲み歩き、家で晩酌をすることがなかった父も、この2ヶ月間だけは例外で、毎晩家で酒を飲んでいた。 多分深夜の1時ごろだったと思う、急に目が覚めてトイレに行くと、リビングで父が一人、酒を飲んでいた。 僕に気付いた父は「こっちにおいで。」と僕を呼んだ。僕が近付くと、父は空になった丸く黒いボトルを大切そうに抱きかかえた。まるで、鶏が今産み落

柴犬視点ノート「侵入者」

みなさんは「怖いもの」が3つ、すぐ頭の中に浮かぶだろうか? 僕には震えが止まらなくなるほど怖いものが3つある。 ・雷の音 ・影 ・プリンター の3つである。 うちの御主人は仕事柄、デザインの実寸をとるために家でプリンターとやらを使用することが多い。 画面上でも実寸大で表示できるようになったが、安心感が違うから、だそうだ。 例えばTシャツ1枚作るのに、柄を印刷した紙を適当な大きさに切り、セロテープで無地のTシャツに貼って、それを着てみる。 プリントの大きさを誤ると

「現在地を取り戻す」ということ。

買った本とか読み直したい本がたくさんあるのに、読まずにいた。仕事の原稿は読んでいるけど、「落ち着いて読書する」モードが訪れない。 大きな不可抗力に身を置かれると、焦りと不安で浮ついて、浅い思考が上滑りする。だから意識的に「何もしない」をして、流されない時間をこじ開ける。どうせすっからかんで何も考えられないのだから、神妙なフリして余計に疲れるより、寝起きのおぼっちゃまくんみたいな呆けた顔で過ごせばいい。自分の時間の流れがゆっくり立ち上がり始めたころ、ようやく思考する余裕が生ま

もし、世界のナベアツが30,000以降をかぞえたら

序章ナベアツ「29,993...29,994...」 今、ついに恐れていたことが起きようとしていた。 ナベアツ「29,995...29,996...」 ヤツが来る。来てしまう。 ナベアツ「29,997...29,998...」 ああ。嗚呼。 ナベアツ「29,999」 ああーー ナベアツ「ーー30,000」 ついに、来てしまった。 ーーこうして、地獄の「10,000連続でアホになる」が始まってしまったのだ。 第1章   3の倍数ナベアツ「30,098...

"今"を二人らしく意味づける

はじめにこんにちは、CRAZY WEDDING プロデューサーの田口です。 自粛期間中も考え続けたことは、やっぱり結婚式のこと、 そして大好きなお客様のことです。 今、全国、世界中に新型コロナウイルスによって 結婚式を延期した方がいらっしゃると思います。 「もし、あなたが私のお客様だったら」 どんな言葉をかけようか。 どんな風に当日まで伴走しようか。 そんなことを考えながらこのnoteを書いています。 2年前に経験した結婚式の延期2018年の7月にあるお客様と

あの日の後悔、明日への希望

こんなにも会えないのなら、あのときのあの時間を、もっと楽しんでおけばよかった。 ドタキャンした飲み会、ちょっと無理してでも行けばよかった。 うるさいなー、バラエティ嫌いなんだよねってスカしてチャンネル変えたバカ殿、素直に笑って見とけばよかった。 あのとき、酔いつぶれて寝たりしなきゃよかった。顔を合わせて他愛無い話に花咲かせるあの時間を、もっと大事にすればよかった。 月に一度しか開かない店、今月でも行けるけど来月でいいやって行かなかったのに、来月も再来月もやってこないじ

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雨の日のMerrill

HIPHOPライター渡辺志保さん〜ヒップホップナレッジ博識なインテリ才媛〜

 こんにちは。たかねです😃今日は私が大好きかつ、尊敬している渡辺志保さんと言う方について紹介したいと思います。  HIPHOP好きのみなさんは「渡辺志保さん」と言う名前を聞いたことある人も多いはずですが、まず簡単にプロフィールを紹介します。(下引用参照) 音楽ライター。1984年、広島市出身。立教大学文学部英米文学科卒業。主にヒップホップ関連の文筆や歌詞対訳に携わる。これまでにストリートファッション誌『WOOFIN'』にて「渡辺志保のAS RAW AS HIPHOP」連載