マガジンのカバー画像

#エンジニア 系記事まとめ

1,107
noteに投稿されたエンジニア系の記事のまとめ。コーディングTIPSよりは、考察や意見などを中心に。
運営しているクリエイター

2020年2月の記事一覧

ともに考え、ともにつくり、そして、ともに越える

 書籍「チーム・ジャーニー」の発刊を迎えた。  平成の終わりに書いたのが「カイゼン・ジャーニー」、平成と令和に渡って書いたのが「正しいものを正しくつくる」。この本は、「正しいものを正しくつくる」を書き終えてほぼすぐに取り掛かった。  今回の書籍は、「他者と働く」の宇田川元一先生に推薦文をお願いした。  宇田川先生とは、知人を通じて面識を得た。「カイゼン・ジャーニー」を先生に紹介して頂いたのだ。その後、とあるカンファレンスにて先生と「働き方と組織」をテーマに対談をした。そ

新刊「UI 実装であると嬉しいレシピブック まかない編」の電子版を公開しました!

残念ながら技術書典8がやむなく中止となってしまいましたが、2月上旬までに新刊の原稿を書ききる目標で予定通り原稿を進めていたこともあり、今回は電子版のみ現在はBoothにて販売しておりますので、ご興味のある方は是非お手に取って頂けますと嬉しく思います。 ※紙版の本書につきましては次回の技術書関連イベントで頒布致しますのでその際には何卒よろしくお願い致します😓 新刊の内容に関する簡単な説明と紹介一昨年に初めて執筆したVol.1では少しのアイデアと工夫を盛り込むことでUI実装や表

コーヒーマシンをIoT化。減りが早い本当の理由に一同驚愕!涙が止まらない...

みなさんの会社に、コーヒーマシンはありますか? 働く現代人において、質の高いコーヒーは切ってもきれない存在です。弊社では、コーヒーは福利厚生で提供されるので、ガンガン飲むことができます。どうです?ぜひ一緒に働きましょう!! さて弊社では、カプセル式コーヒーメーカー「ドルチェグスト・ジェニオi(アイ)」を使っています。 スタイリッシュな見た目でおしゃれですね。1杯あたり50円くらい(注文単位にもよりますが)のカプセルをセットし、少し待ってレバーを倒すと、ホカホカのコーヒーが

+29

ITおじさん(まとめ再掲)

スキャナカメラ2020の作成(後編)

挨拶どうもTakahashi Toshioです。 この内容は、スキャナカメラ2020の作成(前編)の続きになります。もし興味ある方は、前編も御覧下さい。 スキャナカメラ2020の概要前編に書いたように、従来から使用しているスキャナカメラを改造する方式の方が現実的と分かりました。しかしスキャナのセンサを動かすプログラムを弄ることはできません。だからといって、センサ部分だけをスライダーで動かすことも大型化に繋がり現実的ではありません。 そこでハッと思いつきました。現在使用して

スキャナカメラ2020の作成(前編)

どうもこんにちは、Takahashi Toshioです。 今回は新型スキャナカメラが完成したので、その紹介記事の前編となります。今回、作成に至って遠回りしたこともありまして、今までのように完成形だけを紹介するわけではなく、失敗した経緯も含めて議事録として残したいという考えもあり、前編では失敗作、後編で新型機について作成した内容を記載する予定です。 さてまずスキャナカメラとは何だ?という方は、まず下記のnoteを御覧下さい。 前置き私は【時間の流れを写す】という事を主題に

コンクリートの歴史

コンクリートが現代社会でどのような立ち位置にあるかは前回の記事で述べました。 今日はそこに至るまでのコンクリートの変遷を振り返ってみたいと思います。 先にまとめてしまうと、コンクリートの起源は非常に古く、確認されている範囲で最も古いものはなんと9000年前につくられたと言われています。 とはいえ、このコンクリートが先史時代に主要な材料とならなかったことは皆さんが世界史で習った通りです。 コンクリートが工業材料として最初に普及したのは今からおよそ2000年前のイタリア・ローマ

FastAPI ディレクトリ設計

最近、アプリケーションを開発する際のバックエンドはもっぱら FastAPI を使っています。Python ベースの、軽量で高速なフレームワークです。 実装を繰り返す中で行き着いた、個人的に開発を進めやすいディレクトリ構成をまとめました。 ※ただし、個別のファイルの中身に関しては言及するとボリュームが増えてしまうので、本記事では触れません。あくまでも全体感のみをお伝えする内容になります。 まず、下記が全体感です(User と Book がモデルとして存在しているとします)。

Microsoft ~ Unity 思えばリモートワーク(だけじゃないですよ!)10年やってきた。自分にとってリモートワークのやり方。

新型コロナウィルスの影響で、色々日本が騒がしくなり、以前からバズワードとして言われていたデジタルトランスフォーメーションとか、ワークスタイル改革とか、また突然元気になってきました。その中でもリモートワーク。 マイクロソフトでは10年前からちょうどSkypeを買収したこともありましたから。マイクロソフトでは多分10年くらい前から試験的に社内で導入を始めていたと思います。(もしかしたらもっと前から?)もちろん全社というよりも一部の部門からで、そういうときは所属していたエバンジェ

WebAssembly Summitまとめ(前編)

WebAssembly Summitというカンファレンスへ参加してきました。その午前のセッションについてまとめました。午後のセッションについては別記事でまとめます。 TL;DR; 午前はWASMを取り巻く問題について扱ったように感じました。いくつかには解決策が提示され、いくつかは問題提起にとどまった印象です。 WebAssembly Summitとは? Webブラウザの上で実行できる第2の言語、それがWebAssemblyです。誕生は2015年にW3Cのコミュニティグルー

2020年2月における note Androidアプリの開発現場

2020年2月における note Androidアプリの開発現場について、ざっと書きました。 「あれについて聞きたい」、「これについて聞きたい」など質問・疑問などあれば、ぜひ記事にコメントしていただけると嬉しいです。 2019年1月の状況は以下の記事を参照してください。 書いてる内容などは違いますが、影響を受けたのは以下の記事です。 note Androidアプリはこちらです。 開発体制Androidエンジニア 1名(私) デザイナー 1名(iOSアプリのデザイナーも

メモリダンプと模様が見える男

10年以上前の昔話であり、そんなこともあったのねという話。あるいはエンタープライズサポートってそんなことやってるのねという話。 カーネルメモリダンプLinuxカーネルをエンタープライズに使おうとした企業、富士通やIBM、日立といった企業がこぞってカーネルに入れようとした機能がカーネルがパニックした時に「なぜコケたのか」調べるための機能であった。その最たるものがメモリダンプだった。この機能はカーネルパニックが起きた後のメモリをディスクに吐き出す。この吐き出されたメモリイメージ

〈クラウドワークス〉全社在宅勤務開始に伴い、リモートの「あれこれ」を公開!

今回、弊社クラウドワークスでは新型コロナの感染拡大を受け、 当社従業員ならびに当社関係者の皆様の安全確保を目的とし、 全社(東京・大阪・福岡)でリモートワークを実施することになりました。 https://crowdworks.jp/press/?p=9767 クラウドワークスでのリモートワークは全社で普段から行われていること なので、抵抗なくスムーズに行うことが出来る環境となっています! ▼こちらもご覧ください! https://colorfulworks.crowdw

ソフトウェアテストは「バグを見つけるため」に行うものではない。実施した範囲内で、これ以上「バグが見つけられない」ことを証明するために行うもの。

この業界の方々でも、けっこー間違えて認識している人がいますよね。 まず「モノ作り」の基本大原則に触れておきましょう。それは、 ということです。そのため、必ずバグ(不良、欠陥)は存在します。しないわけがないのです。もちろん運よく、たまたまバグが無いなんてこともありますが、少なくともその人が「今後も絶対にバグが無い」ことを100%保証するものにはなりえません。だって運よく、たまたまなんですから。再現性の欠片もありません。 そのため、JSTQB(ソフトウェアテスト技術者資格)