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#スポーツ 記事まとめ

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noteに公開されているスポーツ系の記事をこのマガジンで紹介していきます。
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2021年11月の記事一覧

選手契約の流れ・手続き(Jリーグ所属選手編)

前回は「強化部による獲得候補選手チェックの流れ」と題し、クラブが獲得に興味を持つ選手の確認の手順をまとめました。 今回はその先のステップ、すなわち、実際に獲得を決めた選手について、どのような手順で契約・リリースまで至るのかについてお伝えしたいと思います。 具体的な手順は、以下の①~⑥となります。①は前回記事と重複するステップです。その後、クラブが実際に選手の獲得を決断してからは、②以降の手順に沿うことになります。 ①選手代理人への興味申入れ選手代理人と主に電話で、当該選

ヴィアティン三重を通じて関わったサッカーを愛する皆様へ

この度RYUJIは今シーズンを持ちましてヴィアティン三重のコールリーダーを退任させて頂くこととなりました。 5シーズンに渡り一緒に闘ってくれた仲間の皆様、サッカーを通じて出会えた皆様に深く感謝申し上げます。 JFLでNo.1。そしてJへ行っても恥じることのないサポーター集団を作るために必死で試行錯誤し、もがき続けてまいしました。 上手くいかないことも沢山ありましたが、ヴィアティン三重のサポーターやサッカーを愛する皆さんの御協力もあり想像以上に順風満帆に成長してまいりました

プロスポーツ選手になってカナダに渡って人生について考えた話

こんにちは!久しぶりのnoteをカナダのモントリオールで書いています。 当初はカナダに来た経緯や海外生活での学びについて書こうと思ったのですが、この際自分を見つめ直す機会にしたく、また改めて自己紹介をしたくなったので26年間の振りかえりと「将来やりたいこと」を纏めたnoteを書かせて頂きました。 ちょっとカッコつけたタイトルになっていますが、僕のことを知っている方にも初めましての方にも、このnoteをキッカケにより僕を知って興味を持って頂ければとても嬉しいです。 このペ

独立リーグ出身選手史上初のFA権行使の凄さを検証してみた。

中日ドラゴンズの又吉克樹投手がFA権を行使しました。四国アイランドリーグ・香川オリーブガイナーズ出身の8年目。今シーズンは66試合に登板し、防御率1.28、33ホールド、8セーブと安定した成績を残しました。様々な局面を任せられる右サイドハンドとして、その動向に注目が集まります!独立リーグ出身選手が国内FA権を取得するのは3人目で、行使されるのは「史上初」のことです!独立リーグからNPBのスタープレイヤーへ、その凄さを検証してみましょう。 2.4%の可能性独立リーグ出身選手で

誰かの人生を乗せて戦うということ

想像力とモチベーション。 この二つは密接に関わり合っているように感じています。 「こうだったら嬉しいな」とか、「こうなったら盛り上がるな」などというような想像が、自分自身の気持ちを高めてくれることが多々あるように思います。 今日は、最近想像したシチュエーションとそれによって再認識したことについて、少しお話させて下さい。 少し前のことなのですが、試合前日に、ふとこんなことを考えていました。 「そういえば僕は、誰かや何かのファンになったことがないな...。」 僕には、自

クリケットを見れば新世界が見える! 〜クリケットの強豪国〜

※有料記事ですが全て読むことが可能です。クリケット応援・普及のための資金としたいので、投げ銭していただけるとありがたいです。 「日本ではマイナーだが、世界的にはメジャーなスポーツ」であるクリケット。国際クリケット評議会(ICC)の発表によると、全世界で3億人の競技人口を誇ると言われています。 しかし、「日本で全然報道されないけど、どこで人気なの?」ということで、今回はクリケットが盛んな国について触れていきます。 「クリケットの母国」イングランドまずは、クリケットの母国、

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「2番に適していない」宗佑磨はなぜ2番にハマったのか【福宗正杉・合同note企画vol.2】

どうも、yoです。9月下旬から本腰を入れて勉強していたとある国家試験が合格点を超えてそうで心の底から安心しています。 さて、今回はいっちさんが企画された「福宗正杉・合同note企画」で自分の最大の推しである宗佑磨選手を担当させていただきます。いっちさんが書かれた1番・福田周平に関するnoteは下記リンクにございますのでぜひお読みください! では自分は何を書くのか。6月に書いた覚醒した理由の続きや1年間を発狂ベースで振り返る「ヴィンガナゴゥver.2021」なども考えたので

落合博満への緊張感 鈴木忠平

文・鈴木忠平(ノンフィクションライター) なぜ、落合博満という人物を描こうと思ったのか? 拙著『嫌われた監督』が刊行されて以降、人からこう問われることがある。 落合は2003年の秋に、プロ球団中日ドラゴンズの監督に就任すると2011年まで指揮を執った。私はスポーツ新聞の記者としてその8年間を取材したのだが、番記者の仕事を終えてからも、なぜか落合に対する関心が消えなかった。「いつか、自分が死ぬまでに落合について書いてみよう」という気持ちがずっと心にあった。 その理由をあ

今更だけどゲームモデルについて考え直してみたりした_(:3」z)_

「ゲームモデルの赤本(見た目)」こと拙著が世に放たれてからはや2年以上の月日が流れました。いやはや、あれから本当に色々ありました・・タイミングとして正しいかはさておき、拙著の書評を自ら書いてみようかなという話からまずは「ゲームモデルをめぐるあれこれ」についてちょっとまとめてみようというのが今回の趣旨になるかなと思われます_(:3」z)_ ざくっと要点 ・出版して変化したこと ・本当のところ ・結局ゲームモデルってなんなの? こんなところでしょうかね。 ではいってみましょ

推しが日本代表戦に出場した件

これは…夢?それとも私はもう死んでるの??? Luke Evans選手がエヴァンスルーク選手としてアカツキジャパンのユニフォームを着てプレーしてる…。こんなことってある?夢?夢?あれでもご飯に味がある。死後の世界かと思った。そりゃあ、そりゃね、ずっと前からおばさんは夢見てたんだけどさ。 4年前の私は呑気なものだ。もちろんルークさんは帰化しているわけでもない。どのタイミングで何の話なのかは忘れたけれど、話題が彼の話であったことはいいね欄が記憶してくれている。昔からマメだよね

日本代表17年目の進化|竹内公輔

「NTC(ナショナルトレーニングセンター)には もう二度と来ないと思ってたのに また来ちゃいましたね。」 何度も代表合宿で通い詰めた場所だ。 「帰ってきた」という表現が 正しいかは分からないが、 表情には少しだけ笑みが溢れていた。 2004年、大学2年で初招集されてから17年。 36歳になった竹内公輔が、 トム・ホーバス新ヘッドコーチ率いる 日本代表候補選手に選出された。 11月22日に行われたオンライン会見では 「辞退」も考えたという 代表合宿参加への経緯を語った

野球好き校閲記者によるプロ野球記事の話

とうとう今シーズンのプロ野球も終わってしまいました。 白熱の日本シリーズ、最後の最後まで目が離せませんでした。 中日新聞といえば中日ドラゴンズ、と思われる方も少なくないのでは? そのとおり、本紙の運動面には、ドラゴンズに関する記事が毎日多く並んでいます。 そんなドラゴンズの記事を校閲するときに欠かせないのが、スコアシート。 記事中に出てくる試合経過の記述が正しいかどうか、スコアを使って校閲しています。 今回は、プロ野球速報などが充実した現在でもスコアで確認をする理由や、実

【ほぼ全投手・早口】ホークアイデータを利用したヤクルト投手陣分析

 こんにちは、TJです。長い長い冬眠から目覚めました。スピーチと左投げのアンダースローはながい方がいいんでしたっけ。noteが短い方がいいのは分かっているんですが、冒頭のしょうもない文章を書かないとやる気がひとつも湧かないので勘弁して下さい。ぼくはこのロジックで冒頭のしょうもない文章だけが生成された下書きを30本持っています。焼き鳥を、茹でたいなあ。  さて、寝てばっかりのわたしが久々にキーを叩くきっかけになった出来事はこれです。  端的に言えば「球団所属選手の投球・打球

「人づくり」「まちづくり」そしてクラブのこれから。【ROOM -いわきFC社長・大倉智の論説】

いわきFCを運営する株式会社いわきスポーツクラブ代表取締役・大倉智のコラム。来シーズンのJ3昇格決定に際して、今の心境を語ります。 ▼プロフィール おおくら・さとし 1969 年、神奈川県川崎市出身。東京・暁星高で全国高校選手権に出場、早稲田大で全日本大学選手権優勝。日立製作所(柏レイソル)、ジュビロ磐田、ブランメル仙台、米国ジャクソンビルでプレーし、1998年に現役引退。引退後はスペインのヨハン・クライフ国際大学でスポーツマーケティングを学び、セレッソ大阪でチーム統括ディ