匿名Jリーガー【Football Player】

現役Jリーガーが日々考えていることを記事にしています。有料記事をジャンル別にまとめたマ…

匿名Jリーガー【Football Player】

現役Jリーガーが日々考えていることを記事にしています。有料記事をジャンル別にまとめたマガジンが割安でオススメです。

マガジン

  • サポーターの皆様へ

    サポーターの皆様に向けて書いた記事をまとめています。より良い関係を築いていけるように選手目線での想いを記事にしています。

  • 人となり

    僕の人となりや考え方が垣間見える記事をまとめています。どういう育ち方をして、どういう気持ちで日々を過ごしているのか、ご興味がある方は是非!

  • 裏話

    あまり表に出ることのないサッカー界の裏話を中心に、選手ならではの記事をまとめました。

  • 言いにくいことを言ってみる

    普段なかなか伝えられない本音を書いた〜言いにくいことを言ってみる〜シリーズをマガジンにまとめました!

  • 経験談

    自身の経験談をもとに、学んだことや感じたことを記事にしたものをまとめました。

最近の記事

プロ歴【有or無】で指導者に差は生まれるのか

お久しぶりです。 最近、選手間で指導者についての話になりました。Twitter上でも、沢山の指導者が自分の哲学やポリシーを述べているのを見かけますが、僕自身も様々な意見を見ながら勉強させていただいています。 指導者が選手をよく観察しているのと同様に、選手も指導者のことをよく見ています。 そこで今回は、指導者の「選手としてのプロ経験」の有無が、どれほど指導に影響するのだろうか、という点を選手目線でお話してみようと思います。 このテーマは割とよく議論になる印象ですが、選手

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    • 《対談後編》 【サッカー×コンテンツ】 で大切にしていること

      皆様、お久しぶりです。 今回は初めてのコラボ記事です。 Twitterやnoteで大人気の白洲さんと、対談形式でお話をさせていただきました。 僕の方では《後編》ということで、サッカー関連のコンテンツ(文章)を書く上で意識していることや大切にしているポイントについてお話しています。 《前編》は白洲さんのnote(メンバーシップ)にて配信されていますので、そちらも是非チェックしてみていただければと思います。 前編では「試合に出るために」というテーマで、生き残るための心構え

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      • 「試合中に選手が笑顔で会話をしてる」 何を話してる?

        試合は真剣勝負。いつも必死です。 しかし、時折ピッチ上で選手同士が笑顔で会話を交わしているシーンを見たことがありませんか? 観ている方々の中には、何を話しているのか気になってなんだかワクワクする人、試合中なのに何笑ってんだ!と苛立つ人、様々いると思います。 一体何の話をしているのか。 今回は、そんなくだらない話を少しだけさせていただこうと思います。タメになったり、参考になる話はほとんどないと思いますので、気になる方だけ読んでいただければと思います。 まず、対戦相手同

        • 監督の「お気に入り選手」に対して選手が思うこと

          僕は日頃、Twitterにて質問を募集しているのですが、中には答えにくい質問がいくつかあります。 その中の一つが、いわゆる監督の「息子」と揶揄されるような、肝入りの選手についての内容です。 「他の選手の目にはどう映るのでしょうか?」 「実際に両者はどんな関係なのでしょうか?」 といった、割と踏み込んだ質問を結構な頻度でいただくのですが、さすがに大々的にお答えするのは躊躇いがありますので、有料記事にて少し触れてみようと思います。 まず、監督とそういった関係性の選手を最

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        プロ歴【有or無】で指導者に差は生まれるのか

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        • 言いにくいことを言ってみる
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        記事

          Jリーガーのセキュリティ意識

          先程、現在南葛SCというサッカークラブでマーケティング部長をされている江藤(えとみほ)さんが、Twitterにてこんなツイートをされていました。 ざっくり言うと、江藤さんの経験した「パーティあるある」をもとにJリーガーへの注意喚起を促している内容です。 Twitter上では、この「パーティあるある」に対しても共感の声が寄せられていましたが、個人的に非常に頷けたのは「Jリーガーのセキュリティの緩さ」の部分です。 リスクマネジメントと言い換えてもよいかもしれませんが、その辺

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          Jリーガーのセキュリティ意識

          「資金力」と「成績」の相関関係

          サッカー選手は、自身の活動の報酬を「年俸」という形で受け取ります。選手にとってそれは、自分の市場価値を測る大きな指標となります。それを用意するのは各クラブであり「資金力」が問われるのです。 もちろん金銭的な大小が全てではありませんが、報酬額がプレーヤーとしての需要を示していることも現実なのです。 では、年俸が高ければ高いほど「良い選手」で、低ければ低いほど「悪い選手」なのでしょうか。また、資金力があればあるほど「強いチーム」が出来上がるのでしょうか。 僕は、そうとは限ら

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          「資金力」と「成績」の相関関係

          久しぶりに 「反省文」 を書いてみた

          普段、Twitterやnoteでは、自分の理想や「こうありたい」的な意見を沢山発信しています。そこに嘘はないですし、そうであれるよう努めている側面は、間違いなくあります。 ただ、全てが思い通りになんていくはずもなく、「なんで自分はこうなってしまうんだろう」と自己嫌悪に陥る瞬間も多々あります。 今日はそんな自分も曝け出して、もう一度自分の弱みと向き合ってみようと思います。情けなく恥ずかしい部分が山ほど出てくると思いますので、暖かく見守って下さる方は、是非覗いてみて下さい。

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          久しぶりに 「反省文」 を書いてみた

          Jリーガーの金融リテラシー

          3年に及ぶコロナ禍において、急速に世の中に広まっているものの中に、間違いなく「金融」に関する興味関心が含まれているように感じます。 近所にある本屋さんの週間ランキングの棚には、必ずと言っていいほど「お金」まつわる書籍がいくつか並んでいます。 これは、長期に渡る自粛生活やリモートワークが広がる中で、自分自身の将来について真剣に考える時間ができたからこそなのかもしれないと考えています。 もしくは、人口が減っていくことがほぼ確実視されている日本で、少しずつ国民に自助の感覚を浸

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          Jリーガーの金融リテラシー

          アスリートの不祥事が増えてきた

          昨今、サッカーに限らず、アスリートの不祥事に関するニュースが一段と増えてきているように感じます。 ここで具体的なチーム名や事例を挙げることはしませんが、女性関係や金銭トラブル、違法行為から単なる個人間の衝突まで、様々な問題が起きてしまっています。 どうしてこのような事態に陥ってしまうのか、その背景にはどんなことがあるのか、少し考察してみたいと思います。 過去にも不祥事に関する記事をいくつか書いていますが、これらとはまた違った角度から考えていこうと思っています。 上記の

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          アスリートの不祥事が増えてきた

          人生における「仕事」の位置付け

          いったい自分は何のために働いて、何のために生きるのだろう、と考える瞬間がある。 これは別にセンチメンタルになっているわけではなくて、ただ単に自分の人生を終わりから逆算した時に、今すべきことは何なのだろうかと思いを巡らせるのである。 自分の人生における「仕事」の位置付け、すなわち優先順位みたいなものを見直す必要があるのかもしれないと思うことがある。 ひょっとすると、自分達を応援して下さっている方々からすると、多少の嫌悪感を抱く表現もあるかもしれないが、アスリートに限らず、

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          人生における「仕事」の位置付け

          試合メンバーはいつ分かる?その時の気持ちは?

          ご質問ありがとうございます。 質問内容がいくつかありましたので、順を追ってお答えさせていただきますね。 ●試合メンバーを知るタイミング 結論からお話すると、監督次第です。 一週間を通してある程度メンバーを固定してトレーニングを積む監督であれば、週の半ば、遅くとも試合二日前には、なんとなく先発メンバーが見えてきます。 この場合は、正式には発表するのは前日でも、ある程度選手たちは把握しているパターンが多いです。 反対に、試合前日までメンバーをミックスしてトレーニングを行

          試合メンバーはいつ分かる?その時の気持ちは?

          聞かないで!回答に困る質問Best3

          日頃、SNSやリアルでの場で、ファンやサポーターの方々とお話しさせていただくことがいただきりますが、その中には、 「うわー...この質問、回答に困るなー。。」 という質問がいくつかあります。 その中から特に返答に困ってしまう質問Best3をお話してみようと思います。 番外編も含めて4つありますので、気になる方は是非読んでみて下さい。

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          聞かないで!回答に困る質問Best3

          「秩序・風紀を乱す行為」の正体

          時々、クラブの公式サイトに突如として現れる「クラブの秩序・風紀を乱す行為による契約解除」のような、不穏なお知らせを目にすることがあると思います。 こんなもの無いに越したことはないのですが、たまーにザワついているのを見かけます。 僕は、今ネット上で話題の暴露系ではないので、その一つ一つを晒していくつもりはありませんし、そもそも全てを知り尽くしているわけでもありません。 ですが、以前のツイートでも書きましたが... クラブ内での規律違反だけでなく、想像以上の不祥事やハプニ

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          「秩序・風紀を乱す行為」の正体

          ミスは分析が肝心

          「サッカーはミスのスポーツ」 とよく言われます。味方と同じ数の敵がいる中で、なおかつ足でボールを扱うサッカーにミスは付き物です。 実際の試合におけるスコアを見ても、90分間で1点を争うロースコアな試合が多いですし、4点5点と入る試合はトータルで見れば非常に稀です。 それはつまり何を意味するかと言うと、ゴールを一つの「成功」と考えた時に、ほとんどのプレーはどこかでミスとして、つまり「失敗」として終わってしまっているということです。 自チームがボールを保持している時は常に

          プロになるために捨てたもの

          「そんなに甘くないよ」 僕がJリーガーを志した頃、当時の指導者から、こう言われました。 文章にすると冷たいようにも受け取れますが、今考えても、これは僕に覚悟を持って取り組ませるための愛情たっぷりの助言だったように思います。 この言葉の通り、プロになるまでの道のりは決して簡単なものではありませんでした。 振り返ると、プロになるために、僕は沢山のものを諦め、自分に必要なことを取捨選択してきたような気がします。 別に、それほどまでしてプロ選手を志した自分が凄いんだと言いた

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          プロになるために捨てたもの

          「コーチ」は監督と選手の架け橋

          一言で「指導者」と言っても、プロクラブにおいては様々な役回りがあって、それぞれの立ち位置やスタンスは全然異なります。 今回は、「監督」「コーチ」「選手」の三者の関係性について、今まで感じてきたことについて少しお話ししてみようと思います。 どういった関係が正解で、理想的だと結論づけるつもりは毛頭ありませんが、選手目線での感覚的な意見を書かせてもらおうと思っています。

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          「コーチ」は監督と選手の架け橋