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#編集 #ライター 記事まとめ

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編集、ライター、コンテンツ、メディアなどに関する記事をまとめていきます。
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2020年7月の記事一覧

あなたの役をあなたと創るユニバーサル・オーディション「ルーツ」

✒︎✒︎10/7追記✒︎✒︎ 1万ビューを超えたこちらのnoteを書いたときはオーディション応募締切前だった「ルーツ」。あれから2か月。808人から選ばれた42人の人生が20通りの喜怒哀楽爆発劇になって、10/17.18の「ルーツ」第1回公演に向け絶賛稽古中‼︎ 今井雅子は10/18(日)の「秋」チーム(15:00-17:00)「運命のテンテキ」と「冬」チーム(18:00-20:00)「私じゃダメですか?」に脚本で参加。 10/18(日)上演・上映の10作品を見られる生

考える時間をつくる

コンテンツをつくるには、1秒でも早く1秒でも長く考える。コツは、できるだけ早い段階で、「◯◯の企画を考える時間」を1時間スケジュールに組み込むことだ。ぼーっと思いにふけるのではなく、ひとりデスクに向かい、紙と筆記具をもって集中して企画を考える。企画を提出する日までに数回、この「企画を考える時間」を持てるといい。 「企画を考える時間」。まず、テーマについて思いつくことや疑問に思うことを、ありったけ書き出す。付箋を使い、1つの付箋に1つずつ、次々に言葉にしていく。良いことも悪い

「人は記事をちゃんと読まない」からはじまる意識改革

仕事柄、日々投稿されるたくさんの記事を読みます。あたらしい視点をもらえる記事に出合えるとうれしくなる一方、もっとこうしたらいいのにな…と思ってしまうものもあります。 後者で感じるのは、書き手と読み手の「読む」に対する温度差を意識できていないことです。 基本的に、書き手は「記事を全部読んでもらえる」と思っているのに対して、読み手は「興味をひくものがあれば読む」というスタンス。興味をひかれなければ読まないと判断します。そこで大事なのが、読んでもらうための努力。それをしていない

「なんで、ココにいるんだっけ?」リモートマッチで改めて考えたライターの存在意義

 先日、バスケ界”初”のリモートマッチへ取材に行ってきました。国内バスケットボールシーンは5人制の男子プロリーグ『Bリーグ(1部・2部)』が10月、女子トップリーグ『WJBL』が9月の開幕を発表している一方で、3人制バスケ・3x3(スリーエックススリー)は例年、春先からスタートする主要大会が中止。今年2月末の日本選手権を最後に、長らくロスの状態でした。  そんな中、業界のスタートアップのような3人制プロチーム・TOKYO DIMEがリモートマッチを主催しました。もちろん初め

初心者ライターがつくってしまいがちな構成のパターンを桃太郎で整理した

あれはざっくり5年ほど前でしょうか。 イベント取材を終え、編集者から「初稿の前に構成いただけると幸いです」と言われた駆け出しライターは、10分くらいで構成を作成し終え、どや顔で送付しました。イベント取材中のメモに申しわけ程度の見出しをつけ、一切インデントをせずに羅列しただけのドキュメントを、です。いま、彼女に向かって言ってやりたい言葉はひとつだけ。 「お前が作成したのは構成じゃなくて議事録だからな...!」 とつぜん失礼しました。inquireで編集やライターをしている

「ヒト」感がある文章を書こう。第5回 #インハウスエディターコミュニティ レポート

私も第2回から参加している「インハウスエディターコミュニティ」。第5回の今回は、note社でカスタマーサクセスとして企業の発信のサポートをしている水野さん(@mikkemac)をお迎え! そしてなんと、イベント内で話題にあがった平野さん(@yriica)が途中参加というサプライズも! 早速どんな様子だったのか、レポートします。 過去回のレポートはこちら! インハウスエディターとはなんぞや?というのも、過去レポートをご覧いただければと思います。(レポートが盛り沢山なのでこ

ライター仕事で気を付けていること~19時以降は原稿を書かない、の巻~

撮影:東畑賢治 「深夜に働いちゃっている忙しい俺。夜明けまで突っ走るぜ」状態 夜に文章を書く楽しさと効率の良さは知っているつもりです。大半の人が寝静まっている時間帯にパソコンに向かっていると、背徳感と優越感のようなものが妙な力を呼び起こすのです。「夜中まで働いちゃってる忙しい俺。夜明けまで突っ走るぜ」状態ですね。実際、普段の倍ぐらいのスピードで原稿を書けたりします。  しかし、17年以上フリーライターをしていると、少なくとも自分にはこの働き方は合っていないとわかります。気を

編集者とものづくりの仕事は、よく似ていると思う。

子どもが生まれて少し経った昨年の春ごろ、ライターとしてお世話になっているwebメディア「greenz.jp」の編集部より、「連載のエディターをやってみないか?」とお誘いをうけた。 エディター。直訳すれば編集者。 私にはライターの経験はあっても、編集者の経験はほとんどない。 いつもエディターから真っ赤な原稿が返ってくるこの私が、はたして他の人の書いた記事にどうこう言えるような分際なのだろうか? 突然の話に戸惑ったけれど、産後半年ほどが経ち、そろそろ社会復帰をしたいと考え

東京の正解、東京らしさ

ポップカルチャーの総合誌、雑誌『BRUTUS』が創刊40周年記念特大号を発刊しました。記念すべき今回は「東京の正解」という特集が組まれています。「福岡の正解」「札幌の正解」「名古屋の正解」「大阪の正解」と続き、満を持して組まれたものだと感じます。 本特集では「東京っぽい店の正解」「ヴィーガンの正解」「スーパーカーの正解」「街の正解」など、東京にまつわる様々なキーワードをもとに、多種多様な記事が組まれています。「文学の正解」「映画の正解」という直球な小見出しもあれば「屋上の正

「疲れた心を前向きにしてくれる本」届きます&「本好き同士の交流の場」オープンします――ポプラブッククラブはじめました。<※2022年3月で休部します>

★ポプラブッククラブ・文芸部は、2022年3月で休部します ※※※ こんにちは。ポプラ社一般書編集部です。 突然ですが、「ポプラブッククラブ」はじめます! … ……ブッククラブって、いったいなに? ブッククラブとは「定期的に書籍を頒布し優良図書の普及をはかる会員制組織」(世界大百科事典より)と定義されています。要するに色んな本が届くサービスのことです。 また、本について楽しく話しあうことができるコミュニティを指すこともあります。 自分の知らない本と出あえたり、新し