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#お店 記事まとめ

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思想を持ったお店をつくったり、運営、デザインをしているひとやその感想などの記事をまとめるマガジンです。
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2022年8月の記事一覧

お盆の帰省には、みんなで飲めるkoyoiでゆるい時間を過ごしませんか?

こんにちは、低アルコールカクテルkoyoiを手がける石根ゆりえです。 暑すぎる夏ですが、もうお盆も間近。 コロナは依然として猛威を奮っていますが、今年こそ帰省し実家でいつもと違うゆったりした時間を過ごされる方も多いのではないでしょうか? 長い間会えていなかった父母・親戚とも久しぶりに対面し、いつもより豪華な食卓に、お酒を飲みながらたわいもない話ができるタイミング… そんな時間に、お酒の弱いお母さんも美味しく飲めるkoyoiをプレゼントとしていかがですか?という話です。 ほぼ

【第2回】新設カフェと交流拠点のはなし

交流拠点の整備がスタート !前回の話からの続き。 交流拠点ではただの人が集まる場所ではなく、お店として自走できることも目指しています。 そんな中で、私たちが朝から夜にかけてやりたいことはこんなことがあります。 朝はカフェの整備 テーマはいろいろ。 ◎近隣に寄り添った朝を楽しむカフェ 私たちの街には、カフェはあれどその数は多くないんです。朝来駅周辺では2~3軒です。また、日々の活動時間が早い方にとって、例えば、朝8時からやる気、エネルギーをチャージできる場所は結構貴重。

“マニアック“や“変態的”が褒め言葉。店舗は専門店の時代へ。

今の時代に生き残る店舗には“マニアック”さが必要であると思います。 マニアックと言えば少し前は必ずしも褒め言葉では無かった気がしますが、個人的には今の時代において、“マニアック”や“変態的”と言われることはある意味で褒め言葉でなってきたと思う。店舗に置き換えるとそれは、何かの専門性を有している事。これから店舗になぜ“マニアック”さが求められるか考えてみたいと思います。 店舗やブランドは2極化。メガブランドか個人店か情報に溢れて、インターネットのおかげで情報の非対称性が無くつ

飲食で1店舗目を失敗しないために、自分がしたこと

東京・神楽坂通り。通り沿いに建つ目的の店を見つめながら、少し離れた物陰に、私は立っています。 手のひらには交通量調査に使われる数取器をにぎり、店前を通る人数をカチカチとカウントして、計っていました。 WithGreenの1店舗目となる神楽坂店を出店する前、私は弟の謙太と交替しながら、この調査を毎日、昼食時と夕食時の2回、2ヵ月繰り返していました。 店前通行量に対して、何パーセントのお客さんが店に入るのか。 1.「出店を狙っている店舗」 2.「出店予定場所近くにある、似

CARMAキャロットケーキ製作譚

こんにちは、CARMA徳山です。いよいよCARMAの新作、キャロットケーキが販売開始されました。今回はケーキができるまでの諸々について書きたいと思います。構想~製作期間8ヶ月、CARMAの商品の中でも一番大変だった、開発秘話をお楽しみください。 ただいま発売中のキャロットケーキ販売分についてはこちらからご購入いただけます。12月はクリスマススペシャルバージョンです きっかけ 今年(2022年)の始め頃、世田谷福祉作業所(以下、世田福)でCARMAカレーキットのシール貼り

ものぐさ個人事業主が、「レシートを入れていいお財布」を作っちゃった話

「手が一本足りない……」 そんな身もふたもないことを考えたのは、ホームセンターで仕事に必要なものを買い足しているときだった。 必要なものをカゴに詰めて、レジで鞄から財布を出してお金を払い、商品とお釣りを受け取って、領収書を専用のケースに入れよう……としたところで手の数が足りなくなった。 領収書を財布に入れているとお金が貯まらないなんて誰かに言われた言葉が頭に残っていたこともあって、財布とは別に領収書専用の入れ物を使い始めた頃の体験なのだけど、そもそもレジでそんなに色々鞄

#203 社員からパートさんになるとき

 社員のKさんがパートさんに戻ることになり、工場勤務の社員は私を含めて3名となりました。  パートさんとして入社し、5年目に社員になり3年ほどたったのですが、家庭の事情でフルタイム出勤が難しくなりました。あまり無理するよりも社会保険加入のパートさんではどうかと提案をし、8月22日からパートさんに戻ったのです。  いつも話している通り、社員はただの役割であってパートさんより偉いとかそういうわけではありません。ですから、従業員の皆さんに報告する時も大袈裟な感じにせずサラッとミ

オンライン接客を加速させるEC特化型ヘルプデスク「Gorgias」

アメリカのD2Cブランドに問い合わせた際、その対応スピードに驚いたことはないだろうか。EC上のオンラインチャットでのやりとりはもちろん、SNSにブランドをタグ付けして投稿するとすぐにDMで感謝のメッセージが送られてくる。 こうした手厚いサポートを支えているのが、CotopaxiやItalicなど、アメリカのD2Cブランドの多くがが導入しているヘルプデスクサービス「Gorgias(ゴージャス)」だ。 ECに特化したGorgiasの特徴Gorgiasの最大の特徴は、中小規模の

【9カ月の経営記録】大崎のクレープ店「おおさきっちん」での経験について

こんにちは!大崎のクレープ屋さん「おおさきっちん」を経営していた渚です。 ”していた”、というからには過去の事になるのですが、実は今月2022年8月19日(3日前)に閉店をさせていただきました。 今回のNoteでは、店舗を経営していた9カ月間の記録と今後について、お伝えできればと思っています。 クレープ店に幕を閉じた理由まずは、なぜクレープ店を閉店したのか、というところについて軽く触れておこうと思います。 ・・・とはいっても詳しくお話することはできないのです。 テナント

#202 好きな日だけ働いて、繁忙期は大丈夫なのか?

 『パートさんが好きな日に連絡なしで働く』と聞いたとき、多くの経営者が気にするのが『繁忙期はどうするのか?』です。  パプアニューギニア海産は天然エビの会社なので、クリスマスやお正月など年末に向けて商品を作る11月、12月あたりが繁忙期となっており、通常月の1.5倍くらいの売上となります。  今回はフリースケジュールをやりながら、繁忙期にどんな対策を立てているのか、もしくは何もしていないのか、ありのままを紹介したいと思います。

サラリーマンもインボイス制度で事務仕事が増える? 「FAX現役の日本」で、未来の道具を考えてみた話

「インボイス制度って結局なにが大変なんですか?」 そんな質問が商工会議所でも税理士さんでもなくうちのような文具店に届く。 それは去年に書いたこんな記事が原因だったりする。 商工会議所での勉強会に参加して学んだ内容をnoteにまとめた記事は、3万PVを超える数値を叩き出し、たくさんの人に読んでいただいた。 でも、前回はあくまで「小さなお店」にとっての話をしたけれど、今回触れたいのはもっとたくさんの「会社に勤める人たち」にとってのインボイス制度の話だ。 というのも、実を言え

コーヒーをはじめるおすすめ入門セット

リモートワークの隙間時間、朝の仕事前、休日。家でコーヒーを楽しむって気軽にできる最高の趣味だと思うんです。 このnoteでは、家でコーヒーをはじめるためのおすすめの器具のセット、豆の買い方などをご紹介していきます。 1. フレンチプレスではじめる予算:2500円〜 フレンチプレスとは、紅茶を抽出するように、粉をお湯に浸して抽出する器具のことです。 ただ分量をはかってお湯に浸すだけなので、特別な技術も必要なく、最も安く安定して楽しめるので入門にぴったりだと思います。 揃

いま、私たちが考える「ミライの店舗」

仕入販売モデルからユーザー獲得支援モデルへここまで、小売店とブランドそれぞれに起きていることとその課題、また生活者の変化をお話してきました。この連載の中で一番の大きなポイントは、DXへの対応など、誰が小売店舗の進化・発展のために投資し続けていくのかということです。改めて小売店・ブランド・ユーザーの置かれている状況を振り返ってみたいと思います。 ※バックナンバー一覧はこちらから↓ 小売店には以下のような課題がありました。 (1)リアル店舗で購入する顧客数は確実に減っていく

SNS投稿をマネタイズするプラットフォーム「Swaypay」は、インフルエンサーマーケティングをどう変えていくのか

購入品をTikTokに投稿するだけで、フォロワー数に関わらずキャッシュバックが得られる。 そんな新しい仕組みを提供しているのが「Swaypay」だ。 これまでフォロワー数の多いトップインフルエンサーにギフティングやPR投稿の依頼をすることで成り立ってきたインフルエンサーマーケティングだが、Swaypayをはじめとするマイクロインフルエンサーを活用するサービスの登場によって、次のフェーズへと突入しつつある。 TikTokへ投稿すれば誰もがキャッシュバックを得られる「Swa