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#お店 記事まとめ

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思想を持ったお店をつくったり、運営、デザインをしているひとやその感想などの記事をまとめるマガジンです。
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2021年12月の記事一覧

コート掛けって使ってる?鉄製コート掛けいろいろ、選び方ポイントのご紹介

こんにちは。寒くなって、上着が必需品になってきましたね。この時期に需要が増えるのがコート掛けです。冬はほぼ毎日着ますよね、上着。そして収納に困る、上着…。 当店ではいろいろな種類のコート掛けを用意しています。人気のアイテムでもあります。なぜならば、鉄製だと場所を取らずスリムにたくさん掛けられるので、コート掛けには向いているのです。 ということで、こんなに…!?というくらい豊富なラインナップでコート掛けやハンガーラックがあります。 先日友人に「コート掛けを検討しているけど、

鮨の音色"おと" 第1章 〜生立ち〜

僕が立ち喰い鮨を作るまでの話皆さま、いつもありがとうございます。 はじめての方は、はじめまして。 『麻布十番 秦野よしき』  店主 鮨職人 秦野芳樹です。 この度、2022年1月14日に当店のビルの真隣に、 立喰鮨をオープン致します。 『立喰 鮨となり』です。 最近は立喰鮨ブームでもあります。 都内でも、鮨業界の先輩方が何件か開店されて人気ですね。先輩方のコンセプトなどにも感銘を受けました。 私自身も、22歳の時に鮨職人を目指してからずっと立喰鮨をやりたいと思ってい

ものづくりやブランドを徹底的に深化させる方法

世界一のモノをつくりたい。ものづくりを行っているとこんな欲望が沸々と湧き上がってきます。今日よりもっと良いものをつくりたいと常に願いながら品質を上げていくことは容易ではない現実に毎日打ちのめされます。2021年最終noteはこの1年で私が感じたものづくりを深化させるトリガーをまとめてみたいと思います。 制約条件がものづくりを深化させる~事例:Minimalのコロナ禍でのものづくり~ Minimalにおける私の役割の一つがカカオ豆のバイヤーです。 しかし、コロナ禍で2020

個人経営の海苔屋が、なぜメディア掲載年間20本以上達成できたのか?要因をたどってみた。

2021年もいよいよ今日で最後。振り返ってみると、今年1年ありがたいことに多くのメディア様に取り上げていただいていました。 その数なんと24本。 規模感としてそこまで多くはないかもしれませんが、個人経営の海苔屋としてはなかなか頑張ったように感じます。 PR費用も実はプレスリリース配信以外は¥1も使っていないのです。 そして今年はその配信も1回のみ。 それなのになぜ20本以上メディア掲載を達成できたのか? 本日はピックアップした記事をリバースしながら要因を探ってみます。 ど

167. 『おはようございます』の『お』が出てこない

 好きな日に働けるエビ工場、パプアニューギニア海産の武藤北斗です。2021年最後は『挨拶』の投稿で締めようと思います。  挨拶はとても大事なもので、人と接するうえで欠かせないものと考え生きてきました。しかし今年、挨拶することに重圧や苦しさを感じる人がいることを知りました。  そうであればと『やらない表』の中に『工場での挨拶』の項目を入れ、工場で挨拶をするかしないかを選べるようにしました(出退勤時にすれ違う休憩室・事務所などでの挨拶はします)。

無謀にも、個人のお店が1年間で「10個のオリジナルアイテム」を作って販売してみた話

「オリジナル商品を作って、在庫をもつことは怖いことだ」 誰もが知るような文具メーカーで、責任ある立場にあった方からそんな話をきいた時には、漠然と「そうなんだ」ぐらいにしか思っていなかった。 モノを作り、在庫を抱え、たくさんの人に知ってもらえるように紹介し、実際に購入にしてもらう。 その大変さを言葉にすることはこんなに簡単なのに、その実感を伝えることは難しい。 昨年、クラウドファンディングを経験してオリジナル商品を世に出した私も、ようやく在庫をたくさん持ってそれを実感するこ

鉄フライパンのお手入れ方法

寒さ際立つ年末年始。いかがお過ごしですか。 先日、包丁を研いだり水切りカゴを洗ったりしたんですけど、やるまでは「めんどくさいな」と思う作業でも、いざやってみると意外と簡単に終わったりして。 そのわりに「なんか良いことしたな」って気持ちになれて、とってもよかったですよ。 さて、お手入れが必要なものといえば、鉄フライパンもその1つです。 鉄フライパンって「お手入れ大変そう」とか思うじゃないですか。これもいざやってみると意外と簡単なのですよ。 今回は、フライパンジュウを考

再生

【100スキ御礼動】何時間働いたら休憩とるか

note投稿で100のスキを頂くと感謝の気持ちを込めて深堀動画を作成しています。 今回の投稿に関しては、パートさんと面談で話す中でふと『この縛りを無くせば選択肢が増えるのか?』と疑問に思ったあの瞬間が最高にテンションが上がりました。自分の思い込みに気づいた瞬間というのは、恥ずかしいのでなく誇らしいものと思っています。 元投稿 https://note.com/hokutomuto/n/nefa852de51bf

つくったもの2021

この一年のこと、覚えていますか? 2021年も終盤ということですけど、正直僕は、ぜんぜん覚えてません。 今回は、あくまで自分用のメモとしてではありますが、2021年に僕たちが作ってきたものを振り返ってみたいと思います。 もし使ってる方がいたら「それ、使ってるよー」なんてコメントいただけたら嬉しいです。 1月 KINGJIMさんのSPOTシリーズ2021年がはじまってすぐに。KINGJIMさんから発表されたのがSPOTというシリーズ。 「日常を、ひらめきで照らす。」と

「なんでもない日常の仕事風景」がお金になる時代

コロナで窮地に立たされた飲食店の料理人が、YouTubeを始めて成功している事例があるそうです。 成功の要因は、価値ファースト・収益セカンド。 つまり、料理人がレシピを動画で紹介するという形で先に価値を提供し、それを見たお客さまが来店してくれて収益につながる、という形です。 一方で、なんでもない日常の仕事風景をひたすら配信し、収益を上げているお店もあります。 お店の新しい稼ぎ方最近よくテレビで見かける、亀戸のキッチンDIVEさんっていうお店をご存知でしょうか。 キッ

なぜ僕らはコーヒーを売るのか

僕はコーヒーが好きで、コーヒー屋をもう7年やっています。 コーヒーという仕事は、美味しいコーヒーをつくるという「ものづくり」でありながら、その魅力を知ってもらう「橋渡し」や「発信」の仕事でもあります。 改めて今、僕らはなぜコーヒーを仕事にするのか、その中でなぜ美味しさにフォーカスしたスペシャルティコーヒーを届けているのか、知って欲しいし、自分の意思を言葉にする大切な機会だと思ったので、改めて今日はまとめてみようと思います。 コーヒーを売る理由: 生産者が続くためコーヒーの

2021年最後の『整線』を簡単に 「ケーブル保護チューブ SLEEVE」の話

「自分の使っているスペースをきれいで快適にしたい」 11月に突然思い立ってお店の定休日に作業をはじめた。 2m以上の高さのある棚を知り合いから安く買って、雰囲気の合う棚を取り寄せて・・・と準備をしている間が一番楽しい。 でも、既存のレイアウトを移動させはじめると、いろんな家電につないでいた配線が姿を現し始めた。 そりゃあもう、別に狙って三編みにしたわけでもこんがらがってぐちゃぐちゃっとしちゃっていた。 もちろんコンセントから配線をすべて引っこ抜いて、キレイに直していったん

【2021年まとめ】小さなお店がnoteで発信するために大切にしてきたこと

noteを本格的にお店のメディアとして始めてちょうど2年になる。 年末のお店が暇すぎて、ひたすら記事を書いていたことがきっかけで、誰も来なかったネットストアを見に来てくださる方が増え始め、なんとか新型コロナウイルスの影響を受けながらもお店を続けてこれたことには感謝しかない。 そんなnoteさんから通信簿のごとく、2021年の記録が届いた。 なんと、記録として自分が見れるだけでなく、シェアも可能。 でもどうせならnoteの記事として、個人のお店がどんな風にnoteを活用してき

166. 指示しやすい組織づくり

  指示しやすい組織というのは『思いのままに従業員を動かす』という意味ではなく、指示をする係の人が嫌な気持ちにならないで指示できるような組織という意味です。それは同時に指示を受ける人が嫌な気持ちを感じないことも大切です。  簡単なようで実は難しい。特にうちのような食品工場は単純作業が続きますので、その中でどんな気持ちで、どんな言葉で、どんな思いやりをもって指示をしていくかはとても難しいと感じています。  今回はその難易度の高い『指示』に関して、パプアニューギニア海産での取