沼田 晶一朗 / ぬま田海苔 合羽橋本店

株式会社NUMATA HARUO SHOTEN、ぬま田海苔 4代目当主。前職はGap …

沼田 晶一朗 / ぬま田海苔 合羽橋本店

株式会社NUMATA HARUO SHOTEN、ぬま田海苔 4代目当主。前職はGap Japan、17年勤務したのち実家の海苔屋へ転職。海苔のこと、かっぱ橋のこと、お伝えしていきます。https://numatanori.com/ Twitterは@numatanori1937

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    思想を持ったお店をつくったり、運営、デザインをしているひとやその感想などの記事をまとめるマガジンです。

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かっぱ橋に突如現れた謎の海苔屋、その正体は…

大正元年の頃、小道具商が軒を連ねたことが始まりと言われる「かっぱ橋道具街」。菊屋橋の交差点から言問通り(ことといどおり)まで約800mに渡って伸びる道具街通りに、今では総数170を超える個性豊かな店舗が並んでいます。そのちょうど真ん中を通る、元々は上野と浅草を高僧が詣でる為の「御成道」として繋げられた通り、それが「かっぱ橋本通り」と呼ばれています。 そんな歴史ある二つの通りが交わる場所に 2018年の5月、ポツンと現れた海苔屋がありましたとさ… 皆さま、初めまして! わた

    • 「食結びbyぬま田海苔」第三弾。《マグロと初摘み海苔の贅沢詰め合わせ》はじめます。

      コロナ禍を飲食店さんと一緒に乗り切るために始めた「食結びbyぬま田海苔」。「食の可能性」をもっと広げたい!と初摘み海苔と合わせたお取り寄せをオンラインで販売してきました。 入谷gaoさんとのコラボ《羽根つき焼きおにぎり》は、今ではすっかり定番商品に。 第二弾の《有明海 初摘み海苔のジェノベーゼ》は今でも再販を求める声が多い商品です。石崎シェフが渡米したために、現在は終売となっております。 そして今回、第三弾は神奈川県は三崎口漁港にある「湊魚問屋(みなとうおどんや)」さん

      • 海苔漁師と料理人を繋ぐ。その時生まれたそれぞれの想いとは。

        『自分が育てた海苔を誰が買って、どんなお店でどういう料理に使ってもらっているのか?実は全然知らないんですよ。』 ふとした時に海苔漁師さんが言ったその言葉は、私の中で強く残っていました。 そもそも海苔は「有明海産」とあっても、佐賀?福岡?熊本?どこ産なのかがわからなかったりする。時には「国産」としか書いていない時も。 なので消費者から海苔の生産者は見えづらい。 生産者もまた入札で海苔を出荷してしまえば、自分の海苔がどこに行くかは追いきれない。 そんな本来は見えてこない両

        • 4年ぶりの復活祭!「下町七夕まつり」おすすめ屋台ガイド。

          浅草の夏の風物詩といえば隅田川の花火大会と、かっぱ橋本通りで開催される「下町七夕まつり」。嬉しいことに、今年はどちらも開催予定となっています。 中でも「かっぱ橋本通り」で開催される「下町七夕まつり」は来週末に。前回が2019年7月なので今年はまさに復活祭!!非常に楽しみですね。 ただ出店情報があまり多くないので、私が個人的に各店ヒアリングしnoteにまとめてみました。 ご興味ある方はぜひ参考に、7月8・9の土日「かっぱ橋本通り」へいらしてくださいね。 では本日もゆるりとお

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          世界中に海苔を届けたいからこそ、地元で愛されるお店を目指して。

          おかげさまで今月の5月5日に、ぬま田海苔合羽橋本店は5周年を迎えることができました。 当日はドリンク作家のemmyさんをお迎えし、初摘み海苔を使ったノンアルコールドリンクを無料で提供。常連のお客さまはもちろん、初めてぬま田海苔を訪れた皆さんとも乾杯でお祝い。とても素敵なアニバーサリーイベントとなりました。 5年前、海苔は全型のみ3種類だけ、スタッフも母と私の2人しかいない最小限からのスタートでした。 今ではプロダクトの種類は増え、スタッフも総勢10名ほどに。何よりこれだけ

          世界中に海苔を届けたいからこそ、地元で愛されるお店を目指して。

          料理家・今井真実さんと紡ぐ新たな食の物語。《海苔屋のうまみおじや》販売開始。

          早いもので、私たちが冷凍食品ECをスタートしてちょうど2年が立ちました。なぜ海苔屋さんが冷凍食?と感じた方も多いと思いますが、これは私たちなりの時代を生き抜くための"変化"。 この取り組みのおかげで、日経ビジネス電子版の記事をはじめ多くのメディアに取材していただき、よりぬま田海苔を知ってもらう機会となりました。 この2年で、入谷の"羽根つき焼きおにぎり専門店&LABAR gao(ガオ)"さん監修の元、オリジナルフレーバー3種を開発したり、少しずつですが自分たちなりに"進化"

          料理家・今井真実さんと紡ぐ新たな食の物語。《海苔屋のうまみおじや》販売開始。

          なぜ海苔漁師が山に木を植えるのか?植樹への想いに触れた日。

          『今年3年ぶりに植樹祭やりますよ。沼田さんもどうですか?』 佐賀県有明海漁連、鹿島市支所の方から連絡があったのが1月末。 私は2つ返事で『行きます!』とこたえていました。 有明海産の海苔でも、産地によってそれぞれ"おいしさの理由"は異なる。 鹿島の海苔のおいしさは?といえば"植樹"にある、と聞いたことがありました。 『海産物のおいしさに"植樹"が関係するの?』 と疑問に思い、調べれば『なるほど』と思うことがいっぱい。 ただ何を植えているの?何人くらい?どうやって?と、

          なぜ海苔漁師が山に木を植えるのか?植樹への想いに触れた日。

          "2023"幻のアサクサノリを探して〜多摩川探訪記〜

          皆さん、マーケットに並ぶ海苔の品種について考えたことはありますか? 現状9割以上の海苔は「スサビノリ」という品種が使われています。 ただ昔は「アサクサノリ」という品種の海苔も盛んに養殖されていました。 「アサクサノリ」は色が赤く育ちがゆっくりなこともあり、より黒く育ちやすい「スサビノリ」が評価され、現在わずかな量だけ養殖されています。 そんな「アサクサノリ」が実はまだ多摩川の河川敷に野生で生息していると聞き、専門家の皆さんと訪れたのが2019年2月。 私の実家からもほど近

          "2023"幻のアサクサノリを探して〜多摩川探訪記〜

          海苔屋のわかりやすいVMD(ビジュアルマーチャンダイジング)解説。

          皆さんこんにちは。ぬま田海苔4代目当主の沼田です。 今日は店舗運営にあたりサービスと同じくらい大切な要素、VMD(ビジュアルマーチャンダイジング)についてのお話です。 実は私と同じように個人商店をやられている方や、勉強熱心な学生さんなどから、売り場の意図や手法について質問されることがあります。 確かに個人経営の場合VMDについて学ぶ場は少ないですね。セミナーや本などから学んだりもできますが自分たちのお客さま、商材に合わせるスキルがないと、うまくはまらないケースもあると思い

          海苔屋のわかりやすいVMD(ビジュアルマーチャンダイジング)解説。

          海苔漁師が語る『僕たちは毎年1年生』という言葉の意味。

          どう頑張っても、言葉や文章だけでは伝えきれないことがある。 『noteで発信している人が言うの?』そう思う方もいるかもしれませんが私自身がいつも歯痒く思うこと。 特に生産者がどれだけの努力を重ね市場に商品を提供しているか? そこは本当に難しい。 時には"ストーリー"や"マーケティング"という言葉が先に出て、本当に伝えたいことが皆さんに届いているのか?と不安になることも。 だからか、気づけば私がnoteを書き続ける理由は『発信したい』から、『本質をもっとうまく伝えられるよ

          海苔漁師が語る『僕たちは毎年1年生』という言葉の意味。

          おいしいお米と海苔が楽しめる飲食店さんまとめ。

          秋も深まれば新米がおいしい季節に。 『お客さまのマイベスト米は何ですか?』なんて推し米トークが楽しい今日この頃です。 日々お店でも伝えていますが、海苔と相性の良い食べ物はお米だけではないと思っています。でもお米がおいしい季節こそ、おいしい海苔と楽しみたいですよね。 本日はぬま田海苔を使ってくださっている飲食店さんの中でも、お米と海苔の組み合わせにこだわってくださっているお店を中心にご紹介していきます。 『お米と海苔が大好きだ!』という方はゆるりとお付き合いください。 見

          おいしいお米と海苔が楽しめる飲食店さんまとめ。

          インバウンドが戻りつつある今こそ、やっておきたいこと。

          10月11日より入国時の水際対策が緩和されたこともあり、かっぱ橋道具街の空気感がガラッと変わりました。以前と同じとはいかないものの、コロナ前を思い出すような海外客で溢れる商店街。 円安の影響も大きく、様々なお店のショッパーを持ち歩く海外客を見かけるように。本当に嬉しいことですね。ぬま田海苔だけでみても13日以降グッと海外客の売上が伸びており、レジで免税手続きをしない日がほぼない状況です。 コロナ前には店舗で海外客に海苔のワークショップを開催したこともありました。 『世界

          インバウンドが戻りつつある今こそ、やっておきたいこと。

          3年ぶりに開催!「かっぱ橋道具まつり」でおすすめの魅力あふれるお店まとめ。

          3年ぶりに「かっぱ橋道具まつり」が帰ってきました。 前回開催が2019年10月。ここから想像もしなかったような出来事を乗り越え、またこの日が迎えられ嬉しい! 「かっぱ橋道具まつり」とは10月9日「道具の日」前後に開催される料理道具の祭典。普段休日のお店も開け、売り出し商品から1点ものの希少品まで並ぶ、最もかっぱ橋道具街が賑わう時期です。 今日はそんなお祭りを楽しんでもらうために有名店はもちろん、この3年で新しくOPENしたお店も含めご紹介。 来店が難しい方もリンクを貼りつ

          3年ぶりに開催!「かっぱ橋道具まつり」でおすすめの魅力あふれるお店まとめ。

          海苔漁師の夏休みの過ごし方。

          海苔の養殖シーズンは海が冷たい秋から春にかけてが本番。 冬の寒い時期の過酷な海苔漁を終え、漁師さんたちは今夏休みを過ごしています。 貴重な夏休み、どんな過ごし方をしているのでしょうか? 本当にのんびりお休みしているのか? 海苔漁師さんのオフシーズンの過ごし方について研究してみました。 本日もゆるりとお付き合いください。 【海苔屋への挨拶まわり】シーズンオフの6〜8月、海苔の生産者さんたちはお世話になっている全国の海苔屋さんへ挨拶まわりや視察を行っていきます。 何度かT

          海苔漁師の夏休みの過ごし方。

          夏におすすめ!手軽でおいしい海苔レシピ。

          7月も終わりに近づき、本格的に暑い日々がやってきました。 食欲が湧いてこない日もあるかもしれませんが、この暑さを乗り切るためには食べることは必要です。 『手軽にサッと栄養補給したい。』 そんな時に、海苔は栄養豊富で夏バテ防止にもおすすめの食材です。 本日はそんな海苔を活かしたお手軽レシピ、中でも夏が旬の食材や冷んやりレシピも含めご紹介していきます。 山口祐加さんに樋口直哉さんなど、noteでお馴染みの料理家さんのレシピもあるので、ぜひ参考に! 本日もゆるりとお付き合いく

          夏におすすめ!手軽でおいしい海苔レシピ。

          海苔屋が"おすすめ"する様々な産地の海苔まとめ。

          私が海苔屋に転職し早4年が経ちました。 ここまで生産者さんや海苔屋さんにひたすら質問し学び、様々な食材とのペアリングで海苔の可能性を探る日々。 中でも大切にしてきたのは『他の海苔屋さんの海苔も食べて勉強する』ということです。 すると『海苔屋さんによっても、それぞれ強みや得意な産地があるんだな』ということを強く感じました。食べくらべる中で自分たちの海苔の位置付けも確認できる。 他の海苔屋さんはライバル、というよりは同じ業界で戦う仲間で役割が違うな、と感じるようになりました。

          海苔屋が"おすすめ"する様々な産地の海苔まとめ。