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#お店 記事まとめ

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思想を持ったお店をつくったり、運営、デザインをしているひとやその感想などの記事をまとめるマガジンです。
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2019年8月の記事一覧

SyuRoのまわり.3 「旅」編

生活道具をそのものがもつ「周辺」とともに紹介していく「もの・の・まわり」。今回の主役はブリキの角缶ですが、1回目の「産業」。2回目の「季節」と「手入れ」に続き、3回目の今回は「旅」。そのものが考えられたり、売られたりする現場を僕、ナガオカとライターの西山薫さんと、なんだか楽しそうだぞ、ということでくっついてきたスタッフとで巡ってきました。 「もの」には人と同じようにふるさとがあります。そして、私たち人間がそのふるさとにある風土や環境に影響されながら育っていくように、ものも、

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044. 「サポートをしてはいけない」という新しい取り組み

 パプアニューギニア海産の武藤北斗です。「好きな日に出勤欠勤」「嫌いな仕事をやってはいけない」などの働き方についてはこちらを。  先週、エビを選別しながらふと思ったんです。「あれっ、何となくずっとやってるけど、これって新しい取り組みなのかな?」と。そのことを報告します。  それは「サポートをしてはいけない」です。  サポートをすることは、通常は良いことだと思います。しかし、私たちの職場においては当てはまらないような気がしています。

【ノンアルコールバー】Bar Strawをオープンします。

※文末に追記あり(2019/09/04) ツドイは、9/4(水)の19時-22時、東京は神楽坂「かもめブックス」の店頭をお借りして、ノンアルコールバーを開きます。名前は「Bar Straw」。どなたでも楽しめる本格派のノンアルコールドリンクのみを提供するBarです。実店舗を持たず、間借りで神出鬼没に営業していきます。 提供するノンアルコールドリンクは毎回異なるオリジナルで、第1回は「オレンジ珈琲トニック」「フローラル烏龍ジンジャエール」「ノンアルコール抹茶ビール」の3種。

Dysonを美しくクローゼットに収納したい人のためにレザーケースを作りました

今回のnoteでお伝えするのは、Dysonコードレスクリーナーのアタッチメントパーツをクローゼットに美しく収納するために製作した「The Cleaner Attachment Case」について。 スマートにパーツを収納するだけでなく、コートのディティールを取り入れることにこだわった「The Cleaner Attachment Case」の開発ストーリーをお伝えします。 アタッチメントパーツを美しく収納したい 一家に一台、必需品の掃除機。その中でもDysonコードレスク

047. 経営者が、なぜ毎日工場に入るのか

 パプアニューギニア海産・工場長の武藤北斗です。「好きな日に働く」「嫌いな仕事はやってはいけない」など働き方全般に関してはこちら。新しい取り組み「サポートをしてはいけない」はこちら。  私は午前中は必ず工場で作業します。来客や取材を午後にして頂くのはこのためです。  会社を運営する役割であっても工場に入り続けるのは「品質」と「働き方」の2つの観点があり、今回はそのことを説明します。

ブランディングネイティブ世代のブランディング戦略

広がりつつあるブランディングという言葉の幅ブランディングというワードが、一般的になり急に幅広く使われるようになった昨今。最近では「デザイン」や「編集」に続き、「ブランディング」は一般的に広く使われる言葉になってきた感じがします。マーケティングの専門用語として限定的な意味の「ブランディング」と、多くの人が使う何にでも取ってつけられる「ブランディング」。同じ言葉を使っていても、両者具体的に指すものが異なっていることが多く、わかっていないと混乱が起きます。 私は、作る人が魅せて売

Letter to you -買ってくれたあなたへ-

私は吹きガラスでうつわなどを作り、作家として生計を立て…いや、生計を立てようと奮闘中です。 展示会やイベントのたびにドキドキしながら作品に値札を貼っています。作品が綺麗に見えるように精一杯たくさん並べて…私の作るものに、どれほどの価値があるのだろう?そう不安に思う気持ちはなかなかなくなりません。 それでも、この手でゼロから生みだした作品たちを、心から愛おしく思っています。 この道に進むと決めて、父に言われた印象的な言葉があります。 「作品ではなくて、人間性を買ってもらえるよ

発信とは、スタンスの表明である。

8.30(金)19:30-21:00 #お店note にてお話しする機会をいただきました! 実は2014年ころからひっそりとアカウントを開設していたnoteと初めてイベントさせてもらえるということで、とても楽しみ! 上の告知記事にトークテーマはまとめていただいてますが、当日、僕なりに話そうと思っていることを事前にまとめましたので、ぜひご参考いただければ幸いです! ブランドとして発信をする上で考えてきた3つの視点 = 1.僕らはお客さんをどうしたいのか 2.僕らはお客さん

ブランドは1日にしてならず

時間がコンセプトの「HINEMOS」という日本酒ブランドをつくっています。 ブランドはどうつくられるのか?ブランドをゼロから立ち上げていると、1週間に一度くらい「ブランドってなんだ?、どうすればブランドになるんだ?、うううぅ・・・」となる日がやってきます。うそです。泣き叫ぶ日がやってくるのです。 本を読んで、ブランドの作り方を学んでみるものの、どれも抽象度が高かったり、個別性があり過ぎて、すぐに応用できなかったりします。 ブランドのミッションステートメントを確立し、普段

弱くても「狙えば」勝てます! ざっくりわかる「ランチェスター戦略」

経済バラエティ『がっちりマンデー!!』(毎週日曜あさ7時30分~放送中/ TBS系)をもっと深く楽しめる、『がっちりスクール!!』。 お金やビジネスについて、一緒に学んでいきましょう! 今週の内容は、番組がスタートした2004年の『儲かりマンデー!!』の時代から番組を15年率いる大松雅和(オーマツ)チーフディレクターが、番組や記事に登場したビジネス用語、儲けのしくみについて私見を交えて"ざっくり"解説していくコラムです。 『がっちりマンデー!!』では、毎週特定のテ

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左ききの道具店が、一周年を迎えました。

このnoteに書くには少し乗り遅れた感がありますが、2019年の8月13日「国際左利きデー」が左ききの道具店の1周年でした。 あっという間、というか、まだ1年しか経ってないの? というぐらい色々あった年でした。これを機に少し振り返ってみます。 ■2018年8月13日 オープン ・妻は生まれてこのかた左きき ・左きき専用の道具にずっと興味があった ・でも、売っているお店は少ないし、買いたくならなかった ・だったら自分でやりたい ↓ やろう という、ひどく安易な始まりでし

お弁当屋さんの成功と失敗

僕は今年(2019年)の2月に福岡市西新でお弁当屋さんparkをオープンさせた。スタッフはおらず、僕一人でお店を切り盛りしている。 オープン当初29歳、僕史上初の独立開業だったので、いきなり人を雇うなんて恐れ多く、お弁当屋さんという如何にも大変そうな業態にも関わらず一人で始めた。 前提として、僕は「やってみなわからん。とりあえずやってみればええやん」と考えるタチで、行動の中から学ぶことを大切にしている。 料理人として華々しいキャリアがあるわけでもなく、経営のイロハを学ん

届き方と届け方

私が作る作品は全て手作業で行い、他の誰の手を介する事なく一人で完結しています。 作品を作る道具まで全て手作りです。 一織り、一織り丁寧な仕事をしていかないと、確実に良いものなんて出来ないのです。 きちんと向き合って、考えながら手を動かさないと作品にはならない。 私は手を動かすだけの作業の果てに出来上がったものではなく、「ちゃんと考えて、頭の中でイメージしたものを可能な限り作品として再現するんだ」と常々気をつけています。 さて、前置きが長くなりましたが、 そういった心持ちで

「文章力より、コンテンツ力」 -note for shopping プロデューサーに聞く、「お店のnote活用方法」

せっかく始めた「ネットショップ」。その運営については様々な悩みもあります。 その中でも「集客」「接客」については、多くの方が悩まれるポイントです。 今回は、noteで「note for shopping」プロデューサーを務める最所あさみさんにインタビューを行い、最近の「モノの売り方」に関する考え方や、noteの魅力やネットショップにおけるnoteの活用方法などについてお話を伺いました。 最所あさみ(さいしょ・あさみ)/Retail Futurist・noteプロデューサ