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#マーケティング 記事まとめ

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#マーケティングのタグがついた記事を中心に 、マーケティングに関する理論や実践についての記事をまとめていきます。
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#デザイン

押したくなる色はある?CVボタンの色の違いによるクリック率・コンバージョン率への影響

Webサイト上でユーザーをコンバージョンに導くCV(コンバージョン)ボタン。行動を喚起することから、CTA(Call To Action)とも呼ばれています。 ボタンの色はクリックやコンバージョンにどのような影響を与えるでしょうか?仮に「この色が最適解」というものがあれば、世の中のボタンはその色ばかりになっていることでしょう。 結論から言えば、ボタンを配置する場所や誘導する目的によって最適な色は変わってきます。しかし、A/Bテストにより場所・目的に応じた効果的な見せ方を検

【ビジネスデザイナーが読むべきnote】不確実性とデザイン

はじめに/創刊のご挨拶少し前に思い立って「business design shift」というマガジンをnoteで創刊しました。このマガジンは、ビジネスデザインのトレンドや革新的なアイデア、変化の兆しを探ることを目的としています。noteには数多くの素晴らしい記事がありますが、それらをクリップすることでビジネスデザインの可能性を拡張し、持続可能で意味のある変化を生み出すためのインスピレーションを提供することを目指しています。 「business design shift」の

強くてニューゲーム。SmartHRで新規事業立ち上げに伴走する、New Business Marketingユニットとは

これまでの人事労務およびタレントマネジメント分野に加え、ビジネスの新しい柱を作るべく、SmartHRグループ全体のアセットを活かしてビジネスをサポートするNew Business Marketing。2022年7月に発足したユニットで、5名のメンバーが切磋琢磨しています。 新規事業の初期フェーズからマーケティングやデザインを通して、事業責任者と共にビジネスを創り上げる面白さや難しさを、門脇 健一さん(@kadowaki)、金森 央篤さん(@merapon)に聞きました!

ブランド化が難しい卵のブランド価値を再整理したプロジェクトの裏側

はじめてのnoteです。 私たち森山は、福島県の土湯温泉で旅館業を営みながら、卵やプリンなどの製造・販売を行なっています。 今まで外に自分たちの想い・考えを発信する機会が少なかったので、これからnoteを使って旅館経営や食のブランドづくりの観点などを発信していきたいと思っています。 本日のテーマは、「卵のブランド価値の再整理」についてです。 卵の違いを伝えるのは難しいいきなりですが、皆さんは、卵のブランドと聞いてイメージするものはありますか? 牛であれば、宮崎牛や松

デザイン思考をマーケティングと経営に活かすには

こんにちは、m.miyamoto(@masa_yco)です。株式会社toritokeの代表をやっています。このnoteでは、小さな会社の経営者や個人事業主の方に向けて、経営×マーケティング×デザインをテーマに発信しています。  今回はデザイン思考の重要性やマーケティングと経営に活かすために具体的な方法について書いていきます。 デザイン思考とマーケティングの共通点デザイン思考とマーケティングには、共通する目的があります。それは、人々が求めるものを理解し、そのニーズに応えるこ

ブランディングには、「変わること」と「変わらないこと」がある

30年経ったブランディングの現在“ブランディング”という言葉が国内のマーケティング領域でも多く聞かれ始めるようになったのは、バブル真っ只中の1990年代前半。海外のラグジュアリー・ファッションブランドが銀座を始めとした国内主要都市に次々と進出、消費者の買い物嗜好は商品の物的価値から情緒的価値へと大きく変化していきました。学術界でも、デビット・アーカー著の『ブランド・エクイティ戦略』が翻訳版が発売され、マーケティング研究者の必読書になり、ブランドをテーマとした論文の発表数が急増

「北欧、暮らしの道具店」のメルマガをABテストで改善した話

こんにちは。デザイナーの白木です。 前回はクラシコムのUXリサーチについてお話しましたが、今回は「北欧、暮らしの道具店」のメルマガをABテストの手法を使って改善した話をしたいと思います。 「北欧、暮らしの道具店」通常のメルマガは商品紹介がメインですが、それとは別に当店のアプリを紹介するメルマガも配信しています。 これまではメルマガ登録者全員に配信していたのですが、その中にはアプリをすでにご利用いただいている方も多くいらっしゃるため、アプリのダウンロードには繋がりにくいという

マーケティング施策の大きな一手「リブランディング」で、創業15年のベンチャーがやったこと、意識したこと。

ナイルでは、7/13にコーポレートアイデンティティの刷新(ロゴリニューアル)のリリースをだし、7/20にコーポレートサイトのリニューアルを行いました。 私が昨年9/16に入社してまもなくから動き出したプロジェクトで、10ヶ月近くこの準備に取り組んできました。公開から1ヶ月が経って、ようやく落ち着いてきたこともあり、今回のリブランディングで行ったことと自分の方で意識してきたことを簡単にまとめておこうと思います。 コーポレートリブランディングに至った背景今回のリリースをしたこと

「UXは儲かるの?」という疑問に対して「儲かるよ!」という話

猫も杓子もUXという時代になって久しく、個別に見ると玉石混交も様々ありますが、さすがに企業がUXに投資することについて一定の理解というか定着が進んできたと思います。 ただそれでも「UXにお金を掛けても儲かるの?」という疑問の声はまだよく出てくるのではないかと思います。 UXという概念というかキーワードは定着したものの、まだトレンドとして言葉だけが先行していて、UXに注目はするけれど、その効果には疑心暗鬼という人も一定数はいるのではないかと思われます。 結論から書きます。

社員・メンバーにおもしろいアイデアを考えてもらうためのワークショップにするための、3つの仕込み(2/3)

こちらの続編です。だいぶ続編が遅くなってしまった、、第二回は<当日設計>今までにないアイデアを思いつく思考のステップを辿らせる、です。第二回もよろしくおねがいします。 👇 前回はこちらワークショップをやる意味=視点を交換する設計の話をもう少し細かく書いていきたいと思います。まず最初にそもそもワークショップとはという話からしてみます。 そもそもなぜワークショップなのか?それは集団のほうがアイデアづくりには向いているからです。 革新的なアイデアは一人のほうがいい、という

コンビニ観察。〈ファミリーマートRN編〉

みなさまごきげんよう、デザイナーのうらうらです。 2022年もどうぞよろしくお願いいたします。 年末年始、家の近くにあるファミリーマートをちょくちょく利用していました。ファミリーマートのプライベートブランド(以下PB)がリニューアルされたことはニュースで知っていましたが、実店舗で入れ替わりの途中を目撃し、新旧デザインを見比べることができたのでリポートしたいと思います。 ファミリーマート観察。去年10月、ファミリーマートは「お母さん食堂」と「ファミリーマートコレクション」を

[深津さんから教わった!]フィッシュボーン図で課題を整理する

マネーフォワードでは、THE GUILD代表の深津貴之さんをアドバイザリとして招き、日頃からサービスデザインに関する助言をいただいております。 先日は、社内のサービス開発力の底上げを目的とし、フィッシュボーン図を使った課題整理のワークショップを行っていただきました。 PM、デザイナー、ビジネスのメンバーを中心に、100名近くが参加しています。 今回はそこで学んだ内容をご紹介します。 表面的に対処してしまう問題 プロダクト開発の現場には、日々さまざまな要望が届きます。 そ

音声革命の鍵となるVUIデザインは近現代で拡張されたデザインの代表例

新型コロナウイルスの影響により、外出自粛・休校・テレワークが日常となったことで音声メディアが活発化している。 近年でいうと「Voicy」「stand.fm」「REC.」「Spoon」などの音声アプリが話題で、音声配信プラットフォームの「Radiotalk」も先日3億円の資金調達を発表した。ラジオアプリ「radiko」の会員数は1000万人近いという。 スマホ中心の音声メディアの勃興は、映像メディアがテレビからYouTube・TikTokに移行したように、一見すると「スマホ

人々との対話を通して課題とプロダクトへの解像度をあげる

先週末、とある大学にてリーンスタートアップについて講義する機会がありました。対象は起業に興味のある学生さんたち。と言っても、具体的なアイディアがあったり、あるいは既に事業を開始しているような人ばかりではなく、なんとなく起業したい、こんな分野に興味がある、という参加者も多い感じでした。 参加者層を確認させて頂いた結果、リーンスタートアップの理論や手順について講義するよりも、メッセージを絞って伝えたほうが良いだろうと考え「とにかく人と話をすることが大事」ということを強調してお伝