50年前三軒茶屋で新聞配達していた青年はドンキーコングと時代を作った
羽田に着いたのが23時近かったことと、体力を無視して遊びまわり多少疲れを感じていたことから、「明日から節約しますので」と何かに言い訳しながらタクシー乗り場に並んだ。
わたしのターンでやってきたのは個人タクシーの、おじいちゃん運転手。道でつかまえるときなんとなく個人タクシーは避けるけれど、タクシー乗り場でパスできるほど神経は図太くない。「何事も起こりませんように」と小さく祈りながらトランクにキャリーケースを乗っけてもらい、住所を告げる。「もし寝てたらスーパーのある角を曲がるタ