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#デザイン 記事まとめ

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デザイン系の記事を収集してまとめるマガジン。ハッシュタグ #デザイン のついた記事などをチェックしています。広告プロモーションがメインのものは、基本的にはNGの方向で運用します。
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2023年1月の記事一覧

【初挑戦!】 英語を話せないUXリサーチャーが“海外ユーザーインタビュー”するためにやったこと

こんにちは!viviONのUXリサーチャー及川です。 今回は英語をネイティブレベルで話せないUXリサーチャーが、どのように海外ユーザーへインタビューしたのかについて書いていきます! (ネイティブレベルで英語が話せる人生は何処へ…😫) 海外ユーザーインタビューの背景今回は海外事業部と連携して、英語圏と中華圏ユーザーへのインタビューを行う必要がありました。海外事業部には、様々な国籍の社員が在籍していますが、UXリサーチ経験がある人は一人もいませんでした。 一方で、UXリサーチ

荒木哲郎監督トークセッション JBN×エル

1月19日。長野を拠点とする制作会社、JBNさんと弊社での合同イベント『荒木哲郎監督とのトークセッション』が開催されました。 開催のきっかけは、さかのぼること約5年前。当時から、『進撃の巨人』の大ファンだったハラさん。その話をJBN坂田さんにしたところ、坂田さんと荒木監督は、大学時代からの友人関係だったことが判明。すごい繋がり…! そこから開催に至るまでの経路は、こちらの記事でご覧ください。 本当は昨年の11月に開催予定だったのですが、コロナの影響で延期に…年をまたいでつ

まんがタイムきららの「写植」を読む――吹き出しにみる漫画書体の使い分け

ご無沙汰しています。前記事から 3 年ぶりに note を更新しました。本稿では、芳文社の発行する「まんがタイムきらら」やその姉妹誌に掲載された作品の写植(吹き出し)に注目し、使用されている書体や、その書体が読者に与える印象に関して考察を行います。 「ぼっち・ざ・ろっく!」観てますか??アニメを観てから完全に難民になってしまったので、原作を無限に読んでいます。アニメよりもテンポが早く、4 コマの起承転結を通じて 1 つのストーリーが構成されている点が(ぼざろに限った話ではな

CEO端羽とデザインチームリーダー成田が「ビザスク」リブランディングの全貌を話します

こんにちは。広報担当の志村です! 今回は今日発表したリブランディングについて、端羽と今回のリブランディングを牽引した成田との対談をお届けします。 本日、ビザスクはリブランディングを行ない、VI(ビジュアルアイデンティティ)およびロゴデザインを刷新しました。 このnoteを通じて、皆さんにリブランディングに込めた思いが伝わりますように! 世の中に正しいビザスクを伝えたい!だから、今こそブランドデザインを刷新する時だ!ーなぜリブランディングに踏み切ったのですか? 成田:私が

「消費されるデザイン」から「資産となるデザイン」へブランドシフトするために

今、ビジネスの世界でデザインされる制作物の多くは、顧客ニーズを満たすような合理的な広告や話題性の高いクリエイティブな販促コンテンツがほとんどです。B&Hではそのような制作を、少し注意して向き合うべき対象として「消費されるデザイン」と呼んでいます。 その背景には、クリエイターの自己表現によって耳目を集める表現よりも、その企業やブランド自身が持つ競争優位性と文化的特性を丁寧かつ継続的に表現していくことで、より持続的な好循環を生み出すことができるという独自の理論があります。 私

デザイン思考と品質について

-デザイン思考と品質の関係について - 品質とは?ビジネスを行うときに ユーザーのことを考えるのは不可欠です。 ここで言う品質は、 ユーザーに何かを届けるときに、 販売側の仕様通りに ユーザーの元で動くかどうかをさしています。 ユーザーは、お金を出して何かを買うときに 品質も一緒に買っているのです。 プロダクトを作る側は、 これに答える義務があると思っています。 たまに品質の責任は負いたくないということを 言う方もいますが、 あり得ないと思っています。 デザイン思考を適用

グッドデザイン賞の「“審査の視点”トークセッション」とは?

グッドデザイン賞では毎年、すべての審査が終了した後の10〜11月に、担当審査委員が何を考え、どんなポイントを重視して審査したのかを解説する「審査の視点トークセッション」を実施しています。 2022年度は、カテゴリーごとに20のユニットに分かれて審査を行い、その後、ユニット別に審査委員が集まって、オンラインでのトークイベントを開催しました。 具体的には、主にそのユニットから選出されたグッドデザイン・ベスト100受賞作を中心に、デザインの背景やストーリーを読み解きながら、「評

印刷技術を組み合わせた「歴史絵葉書」を通じて伝える印刷の奥深さ。|市谷の杜 本と活字館

2020年11月に開館した大日本印刷が運営する「市谷の杜 本と活字館」。本づくりの文化施設であり、活版印刷を中心とした印刷から製本までの展示を見ることができます。 また、職人が活版印刷を使って作業する様子やワークショップ体験など、実際に印刷技術に見て触れることもできる施設です。 SKGでは活版印刷の印刷体験ワークショップで使われるしおりの紙面や、来館時にお渡しする大日本印刷の歴史を記した「大日本印刷歴史絵葉書」をデザインしています。 2022年11月からは、「杜の小さな

人を配慮するデザイン

IBM UX Communityを愛してくださる読者の皆様! こんにちは。 IBMのUXデザイナー、ヒョンミンです。 最近「デザイン倫理」という言葉に深く興味を持ち、IBM UX DAY!で「デザイン倫理」について発表し、深める時間を持ちました。その一部の内容をご紹介したいと思います。 UXをやって行く者としてユーザー体験をいかに良くするのかを常に考えていますが、倫理的な観点から見た時どうなのか?についてはUXほど深く考えたことがあまりないと思ったので、非常に重要な時間

年末年始を盛り上げる!「あけおめスタンプ2023」のプロダクトデザイン

こんにちは。Social Design Teamです。 年が明けてまもなくひと月が経ちますが、みなさんお正月はどんなふうに過ごしましたか? LINEでは、年末年始を楽しんでいただくために例年さまざまなコンテンツを展開しています。 Social Design Teamでは、「あけおめスタンプ2023」に関連するデザイン制作を担当しました。この記事では、キャンペーンサイトのUIデザインを中心にこだわりやコンセプトをご紹介します。 「あけおめスタンプ」とは?年末年始は家族や友人

ゲストライターのご紹介:ホーチミン出身のサービスデザイナー ラタン・トゥク氏

連載開始いただくゲストライター、1人目はラタン・トゥクさん!一人目のゲストは、多摩美術大学情報デザイン学科情報デザインコースを卒業し、今年から株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)に入社し、サービスデザイナーとしてご活躍されているラタン・トゥクさん(以下:トゥクさん)です! トゥクさんはベトナムのホーチミン市出身で、7歳の時に日本に移住し、現在まで主に日本を拠点として活動されています。今回はそのトゥクさんに対して行ったインタビューを元に、ゲスト紹介を行いたいと思います。

NHK大河ドラマ『どうする家康』のタイトルロゴが革新的である理由

こんにちは、ちょっと株式会社の久保田です。 ついに2023年の大河ドラマが始まりました。 また1年が始まるんだなって実感。そして超売れっ子の古沢良太脚本の大河ドラマってどうなるんだろうって期待しかありません。 昨年の『鎌倉殿の13人』に続いて、今年のタイトルロゴもじっくり見てみました。 昨年同様に担当されたデザイナーが〜などの解説ではありません。 ロゴ大好きデザイナーがじっくり見て、そして感動したポイントを語っているだけです。語りたいだけなんです! 大河ドラマっぽくな

ボクでもわかる!ミッション、ビジョン、バリューの見方

こんにちは、クリエイティブコミュニケーションチームのTatsu.です。組織デザイン【連載】第3回目の今回は、組織デザインにおいて重要な文化の根源であり、私たちが常に立ちかえる概念でもある、ミッション、ビジョン、バリューについてです。 自分が働くデザイン組織の使命や行動の指針を理解したくて、自分の言葉に変換しながら読み解いていたところ、全人類に知って欲しい、なんだかスゴイことに気が付いたような気がしたので共有したいと思います。 こんな方へ是非読んでいただき、少しでも明日から

サービスピボット時におけるデザイナーの役割

こんにちは!デザインチームの古賀です。かれこれ9ヶ月振りのnote執筆です。viviONではエンタメ音声アプリのZOWAをメインで担当しているUI・UXデザイナーです。 昨年末(12月9日〜12月10日)に開催されたイベント「Spectrum Tokyo Design Fest 2022」に参加させて頂き、「サービスピボット時におけるデザイナーの役割」というテーマでセッションを行いました!この記事ではセッションの要約版を共有します。 ※写真はイベントスタッフ様にご提供いた