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#デザイン 記事まとめ

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デザイン系の記事を収集してまとめるマガジン。ハッシュタグ #デザイン のついた記事などをチェックしています。広告プロモーションがメインのものは、基本的にはNGの方向で運用します。
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2022年12月の記事一覧

印刷物の色の基準作り。メルカリオリジナルのカラーチャート

こんにちは。グラフィックデザイナーのTakuroです。 今年クリエイティブチームでは「Mercari Brand Color Chart Ver.1.0」を作りました。これはメルカリのブランドカラーであるmercari Redとmercari Blueの色見本帳です。 表紙にVer.1.0とあるように、まだこれは最初のバージョン。これからも改訂や更新を重ねていく予定です。この記事では「Mercari Brand Color Chart Ver.1.0」の紹介に加え、制作の

「#朝までイラレ」のロゴができるまで。

こんにちは! デザイナー兼VTuberのモンブランです。 この度、2022年12月28日に開催するイベント「朝までイラレ」のロゴデザインを担当させていただいたので、完成までのプロセスと力を入れたことについて書きたいと思います。 朝までイラレのロゴはYouTubeで配信しながら制作しています。 YouTubeチャンネルから早回し編集したダイジェスト版を見ることができます(ぜひチャンネル登録もお願いいたします☆) 同イベントにも出演します。最近ロゴのお話ばかりで全然お知らせ

伝わりやすく使いやすいシステムアイコンができるまで

こんにちは、東芝のUIデザイン担当の池田Rです。 PCやスマホを使っていると「ショッピングカート」や「サムアップ」「虫メガネ」など様々なアイコンを目にします。普段意識することはありませんが、実はこのアイコン、テキスト無しでユーザーに情報を伝えることができる重要なアイテムです。 この記事では、そんなアイコンのデザイン検討から完成までのお話をご紹介します。 1.まずは手書きで 「メッセージする」のアイコンのモチーフは“吹き出し”。「ロックする」のモチーフは“南京錠”といった

ソフトウェアとハードウェアを繋ぐ。LUUPプロダクトデザイナーとして得られた学びと経験

2022年4月から兼業で、電動マイクロモビリティのシェアリングサービス「LUUP」のユーザーアプリのデザインに携わっています。 兼業ではありますが、現在週の約半分はフリーランス的な働き方をしているため、週1〜2日ほどユーザーアプリをメインに、ハードウェア以外のデザインをお手伝いさせていただいています。 今日はそんなLUUPでプロダクトデザインに関わることの魅力をお伝えできればと思います。 LUUPについてLUUPとは、電動キックボードと電動アシスト自転車が借りられるシェ

建築家が見てきた”メタバース”の輪郭

こんにちは。Fujitoです。 建築家・XR空間デザイナーとして、フィジカルな空間とバーチャルの空間を設計・デザインしながら、”メタバース”を観測しています。 (”メタバース”としているのは、まだまだ実現していない概念であると考えているためです。) そんな中で”メタバース”が単なる建築3DCGのすごいやつとして捉えられていたり、グラフィックの綺麗さのみを指標にしているようなことがあったりしました。 なんとなく外から見た状況とのズレを感じることがたびたびあったので、その違

全国フリーランス集団 Designship Studio の立ち上げは「デザイナーどこいるの?」への僕なりの答え

一般社団法人デザインシップ 代表理事の広野と申します。 自身もデザイナーであり、大企業、スタートアップ、フリーランス、デザイン会社、省庁と様々な立場でデザインの仕事に携わってきました。 その中ではデザイナーの採用や発注に関する支援もおこなっており、要は「デザイナーほしい企業」と「仕事ほしいデザイナー」をつなげているわけです。 そしてこのどちらの立場でもある自分は、3つの大きな問題と常に並走していることに気付きました。 このnoteは、その問題を認識してから全国フリーラ

アメリカでデザイナーを採用した時のプロセスと考えたこと

2022年もあっという間に年の瀬を迎え、大寒波で氷点下15度のNYにて、今年やったことのまとめを書くべく重い筆を執っている。 昨年8月に米JPモルガン・チェース銀行にデザインストラテジストとして採用され、今年は1年通してアメリカの大企業で過ごした初めての年になった。 アメリカのメガバンクのデザイン・ストラテジーという部署で、数年から数十年先の技術や経済、社会の未来を夢想し、それをデザインの力を通じて可視化することで、新しいビジネスモデルを社会の仕組みレベルから思索したり、今

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福祉機器デザインで創りたい未来

-福祉機器デザインをしてどこを目指すのか? - 何が目指している未来我々は福祉機器デザインを行います。 もちろん障がい者の自立を 促進させるために行っているのですが、 その先に考えている未来も少し書きたいと思います。 理念 株式会社マリスcreative designという会社は、 「障がい者と健常者の言葉の垣根さえも なくなる社会の創造をめざす」 ために創業しました。 障がい者が自立して生活できる 社会づくりに貢献したいと考えています。 そのため我々は、 障がい者が自

2022年にスキされた記事BEST10

こんにちは、クリエイティブコミュニケーションチームのTatsu.です。 今年も残すところあとわずかとなりましたが、皆さんはいかがお過ごしですか?私は大掃除を大急ぎで進めています。懐かしいものが出てくる度に思い出に浸ってしまい、今年中に掃除を完了できる気がしませんが...。 そんな私や皆さんの慌ただしい年末年始の時間を溶かす?2022年の1年間でスキされた記事BEST10をご紹介いたします。 第10位/ 初心者にもわかりやすく!シンプルさと専門性を両立させた「LINE C

UD(ユニバーサルデザイン)フォント のはなし②

みなさま、こんにちは。 新入社員(営業)の畑中です。 いよいよ年末ですね。 ぐっと寒くなって参りました! さて、今回は「UDフォント」すなわち、ユニバーサルデザインフォント第2弾です。 以前ご紹介した「イワタUDフォント」は、これまでの投稿の中で最も反響があり、UDフォントへのみなさんの関心度が高いことを感じました。 今回ご紹介するのは、UDフォントの中でも、「見やすい」ということが科学的に証明、第三者認証機関に認証されたみんなの文字というフォントです。 これま

Macintosh誕生にみるUIの起源

これは株式会社RevCommアドベントカレンダー2022 23日目の投稿です。 はじめに  こんにちは、株式会社RevCommデザインチームの三浦です。コミュニケーションデザインの分野でデザインディレクターをしています。私はMacユーザー歴30年、Appleの歴史や開発秘話が大好きで、信者としても多くのApple製品を長く愛用してきました。  Apple製品のUIは昔から非常に優秀で、MacやiPhoneなどのOSを初め、iTunesやKeynoteなどソフトウェアにおい

故郷で融合する和と北欧デザインの「色」|Mustakivi

ここ(北欧)でデザインの仕事がしたい 生まれは愛媛県砥部町です。松山南高校から東京藝術大学を経て都内企業に就職、宣伝課で広告デザインなどをしていました。 会社員時代に周りの勧めで行った世界周遊旅行。そこで出会ったのがコペンハーゲン(デンマーク)です。ただの旅行者として訪れた私でしたが、街に広がる”色”を見て、「ここ(北欧)で仕事がしたい」という気持ちが強くなり、帰国をせずに仕事を探すことにしたんです。 当時はビザがなくても皿洗いなどのアルバイトで滞在できた時代です。です

フォーカス・イシュー取材日誌 2022.11-12月

グッドデザイン賞の審査を通じて、デザインの新たな可能性を考え、提言する活動「フォーカス・イシュー」。 審査委員の中から選ばれたフォーカス・イシュー・ディレクターは、それぞれが突き詰めたいと思うテーマに沿って、グッドデザイン賞の応募対象をじっくり観察。最終的には提言という形で自身の考えを取りまとめて発信します。 昨年度からフォーカス・イシューでは、各ディレクターがテーマに対する理解を深めるために、受賞者や有識者との対談をおこなっています。 *2021年度の対談はこちら

デザイン未経験の私がCanvaで見出し画像を作ってみた話

昨年の夏から、noteの見出し画像をCanvaで作っています^^ 以前、私はデザイン事務所に勤めていたことがあるのですが、デザインの知識はありません。私の職種はライター・ディレクターだったので、デザインはデザイナーさんにお任せしていました。ただ、ディレクターとしてデザインをチェックし、時には赤を入れる……なんてこともしてきたので、多少目が肥えている点はあるかと思います。 でも、デザイナーさんがやっていたことを自分でやるなんて無理!! プロと仕事をしていたからこそ、余計に