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#デザイン 記事まとめ

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デザイン系の記事を収集してまとめるマガジン。ハッシュタグ #デザイン のついた記事などをチェックしています。広告プロモーションがメインのものは、基本的にはNGの方向で運用します。
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2021年1月の記事一覧

本職UI/UXデザイナーが"枡"をデザインしたらこうなった! 〜結/プロダクトデザイン編〜

4回に渡るシリーズも今回が完結編。 ここまでAICHI DESIGN VISIONの自由度の高い取り組みの中で枡専業の大橋量器さんと組み、作るべきもののコンセプトを設定するまでの抽象的なプロセスをお話してきましたが、いよいよ具体的なプロダクトデザインに落とし込んで完成するところまで一気にお伝えします。 前回についてはぜひこちらをお読みください。 命名、「COBITSU(こびつ)」 「自分で炊いたご飯を入れて冷凍する器としての枡」というコンセプトのこの新しい枡について、「C

経済学部からデザイナーになり、フリーランスになるまで。〜後編〜

こんにちは。 フリーのグラフィックデザイナー、シンです。 前回の記事に引き続き、「経済学部からデザイナーになり、フリーランスになるまで。」と題し、ぼくが実際に体験してきた就職・独立までのことを記事にまとめました。 本記事のイラストは、あゆみさんの「あゆレポ」に依頼をして描いて頂いたものです! (↑あゆレポ後編の全貌。すごい!) さてさて、前回の記事では、 経済学部の大学時代、就職相談の場でお笑い芸人を勧められてしまったわたくしです。 そこから持ち直していけるのか・・・

フリーランスになった私がグラレコを会社の事業としてできるまで

グラレコの始まり2018年、グラレコを始めたのは興味からだった。 学生時代からの成功体験もあり、ハマるまで時間はそうかからなかった。 趣味から仕事へそんな趣味の時期は 些細なことでもとにかく”描きまくる”ようにしていた。 2018年10月〜12月 94枚 2019年1月〜6月 244枚 合計338枚 趣味として描き続けた。 そして、 2019年7月〜12月 371枚 2020年1月〜3月 57枚 合計428枚 複業フリーランスとして描き続けた。 作成枚数はこのように

デザイントレンドと予想される未来

こんにちはFinancial Design 1チームです。 私たちデザイナーは素晴らしいデザインを作り上げるため、常にトレンドを追っています。 最近注目が高まっているデザイントレンドはインタラクティブと3Dです。 コロナウイルスの影響による業務の取り組み方の変化に応じた活用や、ゲームなどの個人的な空間での活用など、様々な状況で幅広く活用できるよう、グラフィックと最新技術により、AR(拡張現実)・VR(仮想現実)の技術が目まぐるしく発展を遂げています。 今回はこのAR・VRにつ

Design Scramble Cast#1 佐々木俊さん

「Design Scramble Cast」は、デザインプロジェクト『Design Scramble』が運営する参加型の音声番組です🌈 🎧 🤝 毎回様々な分野の第一線でご活躍されているクリエイターさんと、そのクリエイターさんと「お話がしたい」と応募してくださった若手クリエイターさんをお迎えして対談の様子をお送りしています。 こちらのマガジンでは、対談の内容を一部抜選してご紹介いたします。全ての内容を知りたい方は、音声番組「Design Scramble Cast」をぜひご視

事業の現状に合わせて選びたい、さまざまな資金調達の形 Knowledge CAMP #3 レポート

JAPAN BRAND FESTIVAL 2021のスピンオフプログラム「Knowledge CAMP(ナレッジ・キャンプ:以下『CAMP』)」。第3回となる今回は「資金調達と補助金活用」と題し、さまざまなパターンの事例を参照しながら自社に合った資金調達の方法を学びます。 >JAPAN BRAND FESTIVALとは? https://jbfes.com/about/ >Knowledge CAMP #1レポート https://note.com/jbf/n/n762a

本質的なデザインと新たな潮流〜2020年度グッドデザイン賞 審査ユニット12(店舗/オフィス/公共 機器設備)審査の視点

グッドデザイン賞では、毎年その年の審査について各審査ユニットごとに担当審査委員からお話する「審査の視点レポート」を公開しています。グッドデザイン賞では今年、カテゴリーごとに20の審査ユニットに分かれて審査を行いました。審査の視点レポートでは、そのカテゴリーにおける受賞デザインの背景やストーリーを読み解きながら、各ユニットの「評価のポイント」や「今年の潮流」について担当審査委員にお話しいただきます。 本記事では、審査ユニット12(店舗/オフィス/公共 機器設備)の審査の視点のダ

タイプライターの美。

「はじまりは道具としてよりも機械として。」英文タイプライターと言う道具自体は子供の頃に大人の一部が使ってはいたものの、その当時ですらすでに時代遅れ感のあるレトロな道具になり始めた頃でした。なので、私がそれなりの年齢になった時にはもう実用の道具ではなく、アンティークショップで装飾用で売られるものになっておりました。そんな道具ですが、持っております。 我が家には 10 年ほど前に迎えました。存在そのもののエレガントさだけではなく、フォントの美しさにも魅入られて道具として使って見

デザイナーの強みを引き出す|とんがりポイントどこですか診断

デザイナーの仕事と言っても、一言では説明できないくらい幅広く、スキルも様々ですよね。 例えば、見た目を整えることもそうですし、UIを設計をすることや、コンセプトを定義することも求められます。 UXの5段階モデルのような考え方があるように、製品やサービスが世に出ていくまでには、様々な過程が存在します。 どの過程でも、デザイナーとしての価値を発揮できる場面がありますが、どの領域が得意かは、デザイナーそれぞれだと思います。 今回は、UXの5段階モデルの中で、自分の得意領域はど

フォント「海と山のろごごち」を作ってみた

こんにちは、Typingart & Co. の中井といいます。普段は電車の運転と事務方の作業をして、たまにフォントの制作をしています。 2021年1月に和文フォント「海と山のろごごち」をリリースしました。以前作った「森と湖の丸明朝」と同じく、制作過程を少し書いてみようと思います。 気軽に使って欲しい―コンセプトを考えるTypingart & Co. は本文用ではなく、ちょっとしたコピーやフレーズ、ロゴタイプに使って欲しいフォントを作っています。プロデザイナー向けというより

流通

昔、自分がプロダクトデザイナーとして携わった商品が、いつのまにか発売されていたことがありました。つくるところだけを依頼され、納品したら「あとはこちらでやっておきます」と、あたりまえのようにそうなったのでしょう。このように、いまの社会では、「つくる」と「届ける」が分断されていることがよくあります。でも僕の場合、自分がつくったものが、いつどうやって受け手に届くのか知りたいし、かかわりたいという思いがあります。 だから、本誌『広告』の制作においては「どう届けるか」にも向き合うよう

生活スタイルの変化に呼応するデザイン〜2020年度グッドデザイン賞 審査ユニット06(家具・家庭用品)審査の視点レポート

グッドデザイン賞では、毎年その年の審査について各審査ユニットごとに担当審査委員からお話する「審査の視点レポート」を公開しています。グッドデザイン賞では今年、カテゴリーごとに20の審査ユニットに分かれて審査を行いました。審査の視点レポートでは、そのカテゴリーにおける受賞デザインの背景やストーリーを読み解きながら、各ユニットの「評価のポイント」や「今年の潮流」について担当審査委員にお話しいただきます。 本記事では、審査ユニット6(家具・家庭用品)の審査の視点のダイジェスト版をレポ

モノが素材と道具になったとき

私たちAATISMOは、コクヨデザインアワード2016において「素材としての文房具」という作品でグランプリを受賞しました。 コクヨデザインアワードは、使う人の視点で優れた商品デザインを広く ユーザーから集めて、商品化をめざす国際コンペティションです。 昨年は世界54カ国から1,377点の作品が集まると共に、 「カドケシ」「なまえのないえのぐ」「本当の定規」など過去19個の受賞作品を商品化しています。 これからもみなさまのアイデアを一つでも多くカタチにしていきたいと思っており

ひとときの居場所を作る。(テーブルランプ ICHI デザインのひみつ)

くつろぎや食事だけでなく、勉強や仕事などの様々な作業場所として。リビングがワークスペースとしても使われる今日この頃。 いつでもどこでも気軽に持ち運べて、ひとときの居場所を作ることができる照明が欲しくなりました。 子供からお年寄りまで誰もが簡単に扱えて、室内でもバルコニーでも好きな場所にあかりを灯せるものが作りたい。 そんな気持ちに、デザイナーとエンジニア、そしてヘラ絞り職人が結びつき、新しいテーブルランプ「イチ」が生まれました。 とはいえ、モノづくりはいつだって、一直