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#フード 記事まとめ

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レシピやグルメ情報、料理や食文化に関する考察など、食にまつわる記事をまとめていきます。
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#カレー

理想のビーフカレーへの道(ついに完結!?)

ボンソワー!ケイチェルおじだよ。 一昨年くらいから地道に取り組んできた「理想のビーフカレーへの道」が、ついに完結を見たかもしれません! ↑詳しいいきさつは、おいたんのカレー研究の代表的論文とも言えるこちらの記事をご覧ください。 今回は御託は一切なしで、シンプルに作り方だけを記すよ。前回のレシピからマイナーチェンジしただけなんだけれども、「ホテルやレストランで銀の器に入って出てきそうな本格洋風ビーフカレー」がほぼ完成したから、まだ作ったことない人は騙されたと思って試してみ

日本屈指のカレー激戦区・神保町でいちばん美味いカレー【マジカレー】

めくるめく神保町カレーと共に(第1回) そこは、神保町カレー文化の最前線  東京は神田、神保町。  昔ながらのカフェと古本屋、そして珠玉のカレー屋が軒を連ねる街。  そんなめくるめくカレー体験が味わえる街の中で、”いちばん”おいしい店は——?  神保町カレー文化の旗手【ボンディ】  昭和を感じるロマンのカレー【まんてん】  日本に現存する最古のカレー屋【共栄堂】  スープカレーの最高峰【スープカレーオオドリー】  受け継がれる洋食カレー【キッチン南海】  唯一無二のス

金沢の大人気インド料理店「アシルワード」にカレーレシピを教えてもらった

現地で食べる料理というのは、旅行の醍醐味と言える。食べる料理だけではなく、そのお店の雰囲気、現地人との会話までもがいい思い出になる。その思い出を帰ってからも体験したくて、家で再現しようとすると、何を用意すればいいか、重要な料理のポイントや食材の適量、作る順番などがわからず、作るのを諦めてしまう。もしくは、作れたとしても味が足りない。 僕はインドに行ったことがないけど、インド料理が好きだ。カレーの味わいは唯一無二で、ほかほかのお米やナンと合わせる食べ方は他の料理にはなかなかな

「スパイスは主役じゃなくたっていいんです」ゼロワンカレーA.o.D店主・立田侑志さん―スパイスを語る

東京・三田にお店を構える南インド料理店『ゼロワンカレーA.o.D』。看板メニューである「ミールス」は、南インドで“定食スタイルのプレート”を意味し、ライス、カレー、汁物、副菜などを自分好みに混ぜて、味の変化を楽しむ料理です。 今回は、店主の立田侑志さんに、スパイスとの出会い、南インドを旅して学んだこと、そして「ヒントは“スパイス以外”にあった」という独自の料理哲学について、たっぷり語っていただきました。 「スパイス」と「うま味」のバランス問題──まず、立田さんがスパイスに興

228.カレーに使うスパイスの投入順序はあるのか? 問題

今年レシピでは初の新刊が出ます! その名も『世界一ていねいなスパイスカレーの本』です。 かつては『世界一やさしいスパイスカレー教室』という本を出しました。同じ編集者と作る第2弾的な1冊です。世界を知っているわけでもないくせに、「世界一」などと宣っている点はともかく、「○○カレーの本」という名前は気に入っています。 世界一かどうかはともかく、これまでのカレー本で最もプロセス写真を大きく多く掲載しているんじゃないかと思います。作るカレーは、超王道の7種にしぼりました。そこから展

カレーの聖地で142店舗を制覇した強者(つわもの)に聞く!神田カレー街のおススメ店舗11選!

カレーの聖地ともいわれている神田周辺には、400軒以上ものカレーを提供するお店があります。ひと言でカレーといっても ・欧風カレー ・インド・パキスタン ・タイ・アジアン ・スープカレー ・麺・パン ・お店ごとのオリジナルカレー など、カテゴリーもさまざまです。 「神田にカレーを食べに行こう!」と思っても、たくさんありすぎて「どのお店にしようか」と迷ってしまいませんか? 今回は、≪神田カレー街食べ歩きスタンプラリー2023≫に挑戦し、142店舗全店制覇した強者(つわもの)、グ

【2023年最新版】ビーフカレーの説明書

オープンから作り続けているビーフカレー。 毎回アレコレ改良を重ね、今現在最も納得のいく作り方を公開します。 ネタバレしちゃいます。 ただレシピを公開する。というより考え方を公開するといった感じです。 なぜこれの材料を加えるのか、なぜこの調理法なのか、レストランの裏側というか、たかがカレーになぜこれだけの手間暇をかけるのか。 ちょっとでも興味もっていただけたら、ぜひお店に足を運んでほしいです。 そのきっかけでいいです。 難しく考えず純粋にレストランでの食事を楽しんでほしい

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小さな石臼を小さな台所で

すりおろしからすりつぶし これが我が家愛用の石臼です。一番出番が多い、使いやすいタイプの石臼。 タイでの石臼は”三種の神器”くらい重要な家財道具で、昔は生活が苦しくなって質屋に預けてお金を借りることができたくらい価値のあるものでした。 こちらはもっと小さいタイプの石臼。 形がちょっと変わっていてお気に入りです。 この小さいタイプは、ローストしたピーナッツを砕いたり、 ニンニクや唐辛子を潰してソースを作ったり、少量でことが済む時によく使います。 以前は、ニンニクのすりお

料理家が本気で「ダムカレー」を作ってみた。きちんと「放水と止水」できるものを

こんにちは、脱サラ料理家 ふらおです^^ 今回はお楽しみ企画。料理家の「真面目な遊び」にお付き合いください。 むかし家族でダム見学に行き、そこで食べた「ダムカレー」が忘れられず、自分で作ってみたいと、かねてから考えていました。 そこで今回、本気で「ダムカレー」を作ってみました。 めざしたのは、きちんと「放流」と「止水(放流をとめる)」ができるもの。 そして、思い出を楽しんだ後は、「カレー」として美味しくいただくこと(ダムだと思って食べると、「こわす」みたいな感覚になり怖

【カレー作りの基本がまるわかり】水野仁輔『カレーの教科書』特別レッスン

市販のルーを使わず、スパイスで作るカレーを自宅で楽しむ人が増えてきています。そんな愛好家の必読書とも言えるのが、水野仁輔さんの『カレーの教科書』。スパイスカレーの基本の考え方を押さえながら、自分の味を作っていけるのが魅力です。 「同じレシピを使っても、目指すカレーが違えば味も変わってくるんですよ」と、水野さん。本書刊行10周年&増刷を記念し、『カレーの教科書』の基本のレシピをもとにした水野さんの特別レッスンをお届けします。当社カレー愛好家代表と水野さんとでカレーを作り比べるこ

セブンのビリヤニを10倍おいしく食べる方法。「おうちエリックサウス」が最高すぎた件

SNSでバズり倒している、セブン-イレブンの「エリックサウス監修 ビリヤニ バスマティライス使用」。ハマりにハマり、発売から1週間で4回食べました(食べ過ぎ)。8月11日、ついに5回目のビリヤニを食べました。私の体はビリヤニでできているかもしれない…。 すでに多くの方が食べていると思うので食レポは省きますが、体感10倍おいしくビリヤニを食べる方法を見つけたのでご紹介します。 ちょっと手をかけただけで家がエリックサウスになっちゃう魔法のようなアレンジです。(※あくまで個人の

冷やしカレーが生まれた日

暑い日が続くと食べたくなるメニューってなんですか。 冷やし中華に冷やしうどん、そうめんに冷やしたなすの揚げびたし。どれも冷たくて美味しいですよね。暑さに疲れた体に、するする入る冷たいメニューは、夏ならではの美味しさです。 🐧冷たいカレーを食べてみたいそんな中、暑い日に食べたくなるのに、冷たくない人気メニューもあります。そう、カレーです。 カレーは暑い国生まれの料理で、そして食べながら汗をかくのがいいんですよね。辛くてホットだからこそ、カレー。暑い国にスパイスたっぷりの料

元気がない日はこれ一択!あるものだけで作る「じゃがいもカレー」でご自愛ください

今回のレシピのポイントは「ヨーグルトを使わない」ことです。 カレーのレシピって、ヨーグルトが入ってることが多くないですか…? そのたびに「あぁ、ヨーグルトないなぁ…」って思うことが多々あって、「買いに行くの面倒だなぁ…」って先送りしちゃうんですよ。 |ひき肉は「冷凍常備」、ヨーグルトは使わないだから、ひき肉は冷凍常備してあるもので、ヨーグルトは使わずに「あるものだけで作れるカレー」のレシピを閃きました。 というのも、何を作るか考えずとも、スーパーに行ったら「豚ひき肉」を

スパイスカレーの次のカレーはこれだ!「スパイス欧風カレー」がブームになり主流になる!(2023年カレートレンド/カレー総合研究所発表)

今年、大人気となるカレーを発表! カレー総合研究所が豊富なデータから導き出したカレートレンド 2023年にブームを巻き起こすカレーはコレだ! 日本で唯一のカレー専門コンサルティング会社「株式会社カレー研究所」(代表:井上岳久/東京都渋谷区)が、2023年の“カレーのトレンド”を発表しました。今年、大人気となるカレーと、その理由、そして大注目のカレー店やカレー商品を紹介します。 その前に・・・・ みなさんご承知のとおり、カレーは、“国民食”といわれ、家庭でも、学校給食でも、