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#仕事 記事まとめ

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働き方から採用、転職、仕事の仕方など、noteに投稿された仕事に関する記事をまとめていきます。
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#働き方

「できませんと言うのは負けだ」という思い込みから、頑張りすぎてしまった話

「頑張ってね」「頑張ります」 日々なにげなく使っている「頑張る」という表現。ふと、辞典で意味を引いてみました。 「困難にめげないで我慢してやり抜く」ーーなかなか大変そうな意味ですね。 とはいえ、何かを乗り越えようとするとき、自分の可能性を伸ばそうとするときに「頑張る」というのは必要なこと。その先にある達成感と成長の手応えは、多くの人が感じたことのあるものだろうと思います。 一方で「頑張りすぎないでね」ともよく言われます。わたしも「頑張りすぎ」てしまって心身に不調を起こ

徹底管理から自由な職場へ。おいしいエビを求めたらこうなった

わざわざで長らく販売している、パプアニューギニア海産の天然エビ。プリっとして風味がよく、鮮度の高いエビはお客様からも根強い人気を誇ります。 パプアニューギニア海産は「フリースケジュール制」を採用していて、毎日誰が何人出社するかわからない状態で工場を運営している面白い会社です。今でこそ自由度が高いものの、かつては監視カメラで社内を確認していた時期もあったそうです。 本当に大事なものは何なのかを見つめ直し、紆余曲折を経てパプアニューギニア海産の今があります。稼働3年目という工

会社内の「無駄な頑張り」はどうすればやめられるのか?

よく「日本企業の生産性は低い」と言われます。生産性が低いということは、仕事の中に成果には無関係な無駄が多く含まれているということです。実際、多くの職場では「無駄な頑張り」としか思えないような業務がそのまま放置され続けています。 たとえば、ほとんど何も決まらないのに時間だけが浪費される定例会議や、稟議で承認を得るための形式的なスタンプラリー、メールや電話だけで済ませられる用件なのに「とりあえず会ってご挨拶させていただく」ことを良しとする慣習などは、多くの日本企業にはびこる「

日報=社内SNS? たった「1行以上」の日報が社内コミュニケーションを活発にしている話

こんにちは! クラウドワークス公式note編集部の楓です! クラウドワークスでは、新入社員から取締役までメンバー全員が実施していることがあります。 それは「1日1回、Slackで日報を提出すること」 入社して最初にこの慣習を聞いたとき、正直「めんどうだな・・」と感じました。 が、その気持ちは入社1日目から覆されました。 なぜなら、クラウドワークスの日報のルールはたった1つ。 「1行以上書く」だけだったから! なぜこんなにハードルを下げてまで、全メンバーに日報の提出

ぼくは休み方がわからなかった──働きすぎて燃え尽きた医師が気づいた、頑張りと休みの関係

記事をご覧のみなさん、こんにちは。僕のことを知らない人に向けて、まずは簡単な自己紹介をしたい。 ぼくはいま、大学病院で勤務している医師だ。日中は患者さんの診療にあたり、医学部の学生の授業や大学院生の研究を指導し、研究費をとってくるための申請書を作成し、コロナが流行る前は学会で世界を飛び回っていた。 最近は、一般の方に医療情報を伝える活動もしており、こうやってコラムを書いたり、YouTubeで医療系の動画を配信したり、本も書いたりしている。正直、目が回るほど忙しい。 そん

今こそ、注目すべき東京へのワーケーション

東京へのワーケーション。それは地方創生だけの頭でいると違和感が満載かもしれない。しかし「場所を変えて豊かに暮らし働く手段」として、ライフスタイル・働き方の一環として考えていくのであれば、寧ろ東京へのワーケーションはもっと注目されるべきである。 今回は、関西地方在住者の私自身の目線から、東京へのワーケーションの魅力などを存分に語っていきたいと思う。 そもそも、東京は日本の人気観光地の1つであるまずこのフレーズ自体、聞き慣れないかもしれないが、東京は江戸時代からは政治の中心と

「あいつ、家でちゃんと仕事しているのか?」──コミュニケーションが難しい在宅勤務を円滑にする工夫

私のサイボウズでの働き方の特徴は、「地方在住で週2日複業」「フルリモートワーク」である。月に1回、東京のオフィスに出社する以外は、新潟での在宅勤務が中心だ。 この働き方ができるのは、クラウド上のグループウエアやテレビ会議システム、チャットなど、オンラインツールの恩恵によるところが大きい。 だが、オンラインツールは働き方を自由にする一方で、対面によるコミュニケーションの量が減るとともに、独特の難しさもある。 しかし、先日、複業&リモートワークをはじめてからの約2年間を振り

週休3日は実現できるのか? 成功事例と残る課題を考察する

こんにちは、電脳コラムニストの村上です。 週休3日と聞いて、何を思うでしょうか? 土日に加えてもう1日休めるとすると、くっつけて毎週3連休だなぁとか、水曜日を休みにすれば勤務中は常に週初めと週終わりの気分になるなぁとか、色々と妄想が広がります。そもそもそんな夢物語よりも現実をみろ、という声もあるかもしれません。 いまや当たり前になっている土日休みの週休2日制ですが、その歴史は意外と浅いものです。欧米では戦後まもなく普及したものの、高度経済成長期の日本では週48時間・6日勤

令和転生

昨年、デジタルハリウッド大学「イノベーター論」の授業にお邪魔することになりました。 友人である浅枝君の講座で、毎回、彼がゲストと対談して知見を引き出す体裁。テーマ「令和転生~20歳になって転生したらどうしますか」を、各ゲストにぶつける。 僕自身、振り返ると、全く異なる3つの人生を送っているので、テーマにぴったりだなと即時快諾。 当日はあっという間に時が過ぎ、伝えるつもりだったことがかなり抜けてしまったので、加筆修正してみました。 振り返れば、我々の世代のドグマは「成長」でし

多様化する働き方と、多様化するワークスペース。溶けはじめた、職住の壁。

こんにちは、電脳コラムニストの村上です。 ウィズコロナ時代が本格化してくる中、在宅と出社を併用する「ハイブリッドワーク」という言葉も注釈なしに使われることを見るようになりました。週3日は出社と決めて残りの2日は働き手が選択できるようにしている会社や、原則在宅だがオフィスはフリーアドレスとして来たいときには使えるという会社など、様々なポリシーで運用されているようです。 私自身もいまは週3日を出社として、あとはその時々に応じて行くときもあれば、在宅でやる場合もあります。 こ

週休3日制の現在地

※2022年4月20日追記 こんにちは! haruna(@haruna_worknavi)です。 自己紹介記事はこちら。 ライフステージや価値観の変化に柔軟に対応できる ”フレキシブルワーク”を提言しておりますが 働き方の選択肢のひとつ、 「週休3日」の働き方が 余裕がある企業だけの制度ではなく 国も見据えている“新しい働き方の選択肢”になっていることを ご存知でしょうか? 今日は週休3日制の現在地と これから起こりうることについて書きたいと思います。 選択的週休

怒ることをやめてみませんか?

 仕事で京都に来ています。僕は京都で育ちましたが、冬の寒さはほんとに厳しくて。でも、冬のこの地に流れる静謐な空気が、僕はたまらなく好きです。  今日のテーマは「怒りとビジネス」です。  誰しも仕事で怒りが湧いたことがあると思います。  真剣に仕事に取り組んでいるからこそ、怒りの感情も沸き起こるものだと思っていませんか?  あるいは逆にパワハラやモラハラが怖くて、怒りを抑え込むのが常態化してしまい、ストレスとなっていませんか?    いっそ、怒るのをやめてみるのはど

長時間労働をしない自営業オーナーは、働く時間をまず決めている

*note公式にご紹介いただいたのでいちど全文無料にします。 夫と飲食店経営をしている私はここ数年、どこまでも間伸びする労働時間をいいかげんなんとかしたくて、時短に成功しているさまざまな事例を調べてきました。 その中でひとつ気づいたのは、うまくいっている人は、働く時間を短くするにはどうしたらいいか、と考えるのではなく、仕事の時間を先に決めてしまって、その枠の中で生産性を上げるにはどうしたらいいかを考えている、ということでした。 今日は国内外の例などを参考にしながら、先に

165. 「8年間で全員来なかった日が1日だけ」を考察する(創作大賞2022入賞作品/無料投稿)

 好きな日に連絡無しで働くエビ工場、パプアニューギニア海産の武藤北斗です。  先週放送のテレビ朝日『ザワつく!金曜日』を見てくださった皆さんありがとうございました。さすが人気番組の反応は大きく、共感の声がとても励みになっております。  今回の投稿は、放送の中でも話題になったと言いますか、番組エンディングでまさしくパーソナリティがザワついた『全員がこなかった一日』について詳しく説明し、さらにそこから私が伝えたいことを深堀りしていきたいと思います。    まず、現在のフリ