空白の存在から、地域を好きになるまで〜栃木の経験から考える〜
「関係人口」という言葉を聞いて久しい。しかし、行政に関わる者であれば意味は通じる部分もあるものの、なかなか一般的には難しいと思うことも多い。そして地域の繋がりというのは、アクセスに比例するということもあるが、全てがそうではない。今回は栃木県と私の間の経験値を基に、いかに片想いが両想いとなり、一種の「推し地域」というものへ変化していったのか、つまり「地域を好きになること」について考えて行こうと思う。
人生で最も間隔が開いた、栃木。その空白なんと23年。私は今、京都市を事業拠点