Shintaro Irie/入江真太郎

日本ワーケーション協会(京都本部)の代表理事、自治体や団体、企業のアドバイザー等も務め…

Shintaro Irie/入江真太郎

日本ワーケーション協会(京都本部)の代表理事、自治体や団体、企業のアドバイザー等も務め、観光や旅行に関する仕事等もしています。個人のアカウントとして「場所を変えて豊かに暮らし働く手段」のワーケーションのこと、色々とマイペースに書いていこうと思っています。

マガジン

  • ワーケーション実践・体験記

    • 8本

    弊会の理事・顧問・フェロー・公認ワーケーションコンシェルジュ・会員・関係団体様による、ワーケーションの体験記をまとめました。 ワーケーションのノウハウやtipsなどもご覧いただけます。

最近の記事

大分・別府から知る、アフターコロナのワーケーション

2023年5月にコロナが5類となり、移動制限などの大幅解除、テレワークからオフィスにより戻す動きなども起こり、ワーケーションはどうなっていくのか?ということを感じる方も増えているのではないだろうか?世界ではデジタルノマドと呼ばれる方々が、少しずつその渦を作ってきており、日本にも既に東京や京都を中心に、少しずつ海外からのワーケーション訪問者も増えてきている事実はある。 では、日本国内の今の動きやこれからの動向を見るために、先日大分県別府市で開催された「別府ワーケーションWEE

    • 韓国におけるワーケーションの今とこれからの日本との交流

      2023年に入り、日本ではコロナが5類へ移行し、人々の往来が活発化された。それにより、私は日本のワーケーションはよりコミュニティ化しており、ライフスタイルや働き方の着眼点で加熱ではなく少しずつ緩やかな市民権を得ていくと考えている。 そうした中で今年初めから、私自身は特に周辺地域の国のワーケーションにも関心を持ち、関わり合いや交流を増やしてきた。その中で学んだことを、今回記事にまとめてみた。 韓国と日本の地域課題は非常に似ているまず、韓国語でもワーケーションという言葉がある

      • 今こそ、注目すべき東京へのワーケーション

        東京へのワーケーション。それは地方創生だけの頭でいると違和感が満載かもしれない。しかし「場所を変えて豊かに暮らし働く手段」として、ライフスタイル・働き方の一環として考えていくのであれば、寧ろ東京へのワーケーションはもっと注目されるべきである。 今回は、関西地方在住者の私自身の目線から、東京へのワーケーションの魅力などを存分に語っていきたいと思う。 そもそも、東京は日本の人気観光地の1つであるまずこのフレーズ自体、聞き慣れないかもしれないが、東京は江戸時代からは政治の中心と

        • 親子ワーケーションの現在地と未来〜新潟を例に〜

          場所を変えて豊かに暮らし働くライフスタイルの1手段として、興味を持つ方は明らかにコロナ禍前と比較すると増えたワーケーション。そのあり方は、多種多様となっており、ニーズも分かれていっているところだ。今後も細かいニッチな分野が様々に分かれていき、それぞれの特性が問われていくことだろう。 その中で、最近話題が上がってきているのが、親は仕事、子供は現地の体験を楽しむ家族の働き方・ライフスタイルとしての「親子ワーケーション」。「子育てワーケーション」などとも言われるケースもあるが、そ

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        • ワーケーション実践・体験記
          8本

        記事

          旅行じゃなくて、旅。個人のワーケーションを京都から見る

          日本ワーケーション協会の本部は京都市四条烏丸にある。そのため、私自身も京都へワーケーションに来た人と話したり、案内したりする事も多い。一方で、京都はワーケーションへの取り組みは自治体としては、そこまで盛んではない。それでも京都へワーケーションやノマドライフで来る人は多く、そこから移住に踏み切る人もいる。 その理由は「観光地が多いから」という理由で片付けていないだろうか。その理由にしてしまうと、ワーケーションの本質が見えてこない。自治体が先導していないのに、自主的にワーカーが

          旅行じゃなくて、旅。個人のワーケーションを京都から見る

          福岡で考えた、ワーケーションのこれから

          2023年4月8日、福岡市で日本ワーケーション協会が主催する「ジャパンワーケーションカンファレンス2023春in福岡」が開催された。2023年5月8日には、新型コロナウィルス感染症が5類に引き下げられ、いよいよコロナ禍も収束に向かっていくものと思われる。 その中で、改めてワーケーションとは何なのか?これからってどうなのか?福岡での経験を基に考えてみた。 そもそも、違和感のあった捉えられ方ワーケーションとは、そもそもの語源はWorkとVacationを組み合わせた造語。ただ

          福岡で考えた、ワーケーションのこれから

          瀬戸内地方に見る、地域コミュニティ・コワーキングからワーケーションの関係性

          久しぶりの記事投稿となった。2022年度末は、ゆっくり記事を書く時間がなくて、書きたいことがいっぱいあるのに全然言語化できなかったので、本年度はちょっとゆっくり時間も取って書ける時に書きたいなと思う。 今日のテーマは瀬戸内地方。瀬戸内地方は瀬戸内海を眺む地域の総称ですが、明確な定義はない。私自身の中では、岡山県・広島県・香川県・愛媛県の4県と、兵庫県播磨地方(姫路・赤穂等)、徳島県北部(鳴門・美馬等)、山口県周南以東(岩国等)付近の広域地域を指していると定義している。 私

          瀬戸内地方に見る、地域コミュニティ・コワーキングからワーケーションの関係性

          地域の皆さんに、伝えておきたいこと

          様々な自治体と話をする中で、最も多い質問の1つに「受け入れ側として、まず、何をやったら良いのですか?」「受け入れるためのステップって何ですか?」といったものだが、実は答えは明白。今日はこの問いに関しての、僕自身の本音を回答しようと思う。 ワーケーションの本質を考えてみる ワーケーションは色々な定義が最近は日本中を駆け回り、幅広く捉えられるようになってきている。そのため、結構バラバラになりがちだが、本質の部分としては「場所を変えて豊かに暮らし働く手段」が根底にあると考えてい

          地域の皆さんに、伝えておきたいこと

          個人でのnoteを始めました

          初めまして、入江真太郎(いりえ・しんたろう)です。大阪府在住で、京都府・長野県・長崎県・北海道に拠点を構える一般社団法人日本ワーケーション協会の代表理事もしています。 当協会のオフィシャルnoteもありますが、今回は個人でnoteを始めることにしました。最近、有難いことに講演やワークショップを行う機会が急増し、個人的に整理できていない部分もありました。このnoteでは自分自身が考えていることをワーケーションというテーマだけでなく、地域のことや日本・世界のことなども書いていけ

          個人でのnoteを始めました