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阪神タイガース 記事まとめ

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2022年12月の記事一覧

来年のブレーク候補【阪神篇】

 よく考えると、中日のブレーク候補はこのnote内で幾度となく投稿していたので、この阪神篇をもって年末企画を終わりにしたいと思う。 投手 この球団は伝統的に投手力と守りがいい。いにしえの村山実や江夏豊から、暗黒時代も藪恵壹らがいたためにエースや守護神が途切れることなく続いてきた。現在の青柳晃洋や湯浅京巳の次は誰だろうか。僕はそれが森木大智に当たるだろうと思うが、彼のことは前に投稿したので今回は彼とドラフト同期である岡留英貴という大卒2年目の選手を挙げることとしよう。  彼

選手から監督になっても【12/29 対ジャイアンツJr戦〇】

今から10年前のシーズン。当時のタイガースに現れた若手のレギュラー候補。 それが上本博紀と大和だった。 この頃のタイガースは絶妙に世代交代が進んでおらず、中堅からベテランの選手中心に構成されていた。共に上位打線を担ったふたりの台頭は、新しいタイガース誕生を予感させた。 そして今、上本はジュニアチームの監督を務め、大和は年の離れた選手とのポジション争いをする立場にある。月並みな表現だが、月日が経つのは早いなとつくづく思う。 試合中のグラウンドでは表情を崩さず、ひたすらに寡

2022年 現地観戦ふりかえり

 皆様ごきげんよう。  プロ野球ファン2年目となった今年は、一軍公式戦・ポストシーズンだけで昨年の11試合を大きく上回る28試合(オープン戦・二軍戦も含めると35試合)を現地で観戦しました。甲子園と京セラドームにしか行かなかった昨年とは違い、遠征にも行きました。野球ファンとして大変充実した半年間でした。  この記事は現地で観戦した一軍公式戦+ポストシーズン全試合の簡単なまとめです。写真とともにお楽しみください。(この記事の写真は全て筆者が撮影したものです) 3/25-3/2

私の人生に彩りを与えてくれた「推し」との思い出2022

初めまして。ぴぃちと申します。 今回は私の"推しの思い出"について書いていこうと思います。 長く拙い文章かと思いますが、是非ご覧下さい。 私と推しとの出会い 私の現在の推しは、阪神タイガース 湯浅京己(ゆあさあつき)投手だ。 湯浅投手は2018年、ドラフト6位で阪神タイガースに入団した投手。 とはいえ、私が湯浅投手を応援し始めたのは今年のキャンプからでそれまでは湯浅投手の投げる姿も見たことがなかった。(昨年の試合は前職の仕事のせいで野球自体をほぼ見れていなかった)

プロスポーツチームが利活用するサービスをまとめてみた(TREASURE DATA、KARTEなど)

今回は、プロスポーツチームが活用するテクノロジーやサービスについて触れていきたいと思います。 スタジアムのテクノロジーに関する記事は、過去に取り上げておりますので、興味がある方はぜひ読んでみてください。 それでは、今日はJリーグやBリーグ、そしてプロ野球のチームが導入しているサービスについて触れていきたいと思います。 TREASURE DATA(トレジャーデータ)「Treasure Data CDPは、トレジャーデータが提供するカスタマーデータプラットフォーム(CDP)で

プロ野球 2022年ベストユニフォームを語る特集

早いもので12月も半ば、日に日に「年の瀬」感が増している今日この頃。 という訳で、このnoteなりに今年1年間を総括するべく、今回お送りするのはこの企画。 題して「プロ野球 2022年ベストユニフォームを語る特集」。 2022年シーズンに新たに登場したユニフォームの中で、個人的にいいと思ったユニフォームをダラダラ益体もなく語っていくだけのものだが、何かと忙しないこの時期、書く方としても読む方としても、これくらいの塩梅がちょうどいいのではなかろうか。 オリックス サードユ

阪神、2人の外国人を獲得

 ガンケルら外国人投手陣が一斉に球団を去った阪神だが、やはり彼らに変わる新しい選手を2人獲得した。今回は、そんな阪神新外国人にハイライトを当てることとする。 ケラーはメッセンジャーの再来か痩身の白人投手で名前が「ケラー」、それも阪神獲得ということで、1年前の報道が今回ってきたのかと真剣に思ったが別の同姓選手である。また、今季活躍したカイル・ケラーとは違い先発投手のようだ。長身からの直球は150キロを超え、多彩な変化球を持つといういかにも阪神らしい投手である。マイナーリーグで

数奇な野球人生の大竹耕太郎投手。現役ドラフトでソフトバンクから阪神へ。進学校から甲子園。早大のエースが育成でプロ入り

今月行われたプロ野球の現役ドラフト。初の試みとなった制度で、ソフトバンクから阪神へ移籍するのが大竹耕太郎投手(27)だ。数奇な野球人生を送っている選手ともいえる。そして困難な状況から常にはい上がってきた。新天地は伝統のチーム。甲子園で再び花開くことができるか。楽しみな存在だ。 高校時代は熊本県内指折りの進学校だった済々黌高で野球人生を送った。選抜で優勝経験のある古豪。ただ進学校ゆえ頻繁に甲子園に出られる学校ではない。 しかし大竹投手が2年生の時に夏の甲子園に出場した。緩急

阪神・ノイジーは手強い

 中日のアキーノを皮切りに、続々とMLB経験のある選手の補強のニュースが飛び込んできている。今回は、阪神への加入がほぼ確定しているノイジーについて書いていくこととする。 攻守にバランス◎ ノイジーはオークランド・アスレチックス出身。土地柄から、田舎っぽい印象を持つ方も多いだろうが、ビリー・ビーンGMの下セイバーメトリクスをMLBで初めて選手編成に取り入れた先進的な球団である。彼はそんなチームカラーそのままのクレバーな選手だ。波があるもののパワーで圧倒する中日のアキーノとは対

西武に移籍する陽川選手について

先日現役ドラフトが行われ、 阪神タイガースはソフトバンクの大竹投手を獲得しました。 (大竹投手の紹介はyoutubeの動画にて配信しておりますので よければご視聴ください。) ↓↓↓↓↓↓ 【阪神】現役ドラフトで獲得した大竹 耕太郎投手とは? さて、一方で獲得したということは、 移籍する選手がいるということで 阪神からは陽川選手が西武ライオンズに移籍することになりました。 元々陽川選手が移籍する事には「ああやっぱり」という気持ちと 素直に「よかったな」という気持ちがあり

突然の別れを簡単に受け入れられるほど、僕は人間ができていない【12/9 試合なし】

裏で何が起こったのかよく分からないまま、今日この日をもって陽川尚将は阪神タイガースから埼玉西武ライオンズの選手になった。 選手の移籍を活発化させるために始まった現役ドラフトは完全非公開で行われた。誰がリストアップされていて、どの球団から指名が始まって、誰が移籍したか、その過程はブラックボックス。1つ明らかなのは、結果が発表されたその瞬間、1人あるいは2人が、タイガースの選手でなくなる。選手の尊厳を守るために非公開で良かったと思うけれど、現役ドラフトが始まった午後1時からはま

【限定公開】セ・リーグ順位変遷(2012~2022年)

今回は各球団の順位を題材にした内容でデリケートな部分もあるため、限定公開記事です。

【番外編】阪神 2023年新背番号予想

ここ最近、かなりヘビー級の記事が続いていた中、何かもっとライトに書けるネタはないかと模索する過程でふと記事一覧を振り返ってみたところ、久しく阪神ファン丸出し系の記事を書いていなかったことに気づいたので今回はそういう感じでやっていこうと思う。 ドラフト会議も終わり、秋季キャンプも完走。移籍情報や新外国人の獲得報道が飛び交い、新人の仮契約や契約更改も着々と進むなど、本格的にオフシーズンの様相を呈しているが、この時期になるとどうしても気になるのが来季へ向けた新背番号だ。 球団に