久保谷友哉

大学院卒(スポーツビジネス)→コンサルティングファーム スポーツに関連する記事を投稿…

久保谷友哉

大学院卒(スポーツビジネス)→コンサルティングファーム スポーツに関連する記事を投稿していきたいと思います。

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世界のスタジアム・アリーナで活用される最先端テクノロジー

日本国内でも、新たにスタジアムやアリーナが多く誕生していますが、世界には最先端のテクノロジーを駆使した施設がたくさんあります。スマートスタジアムとも呼ばれることが多いですが、この市場は現在、約7,613百万ドルの規模があると評価されており、今後もCAGR13.4%以上の成長が見込まれる注目されている領域でもあります。 世界で最も有名なフットボールクラブの一つであるレアルマドリードがホームスタジアムをリニュアルを発表し、その技術を紹介した動画が話題になりました。 今回の記事

    • プレミアリーグの育成システム(EPPP)

      世界中の多くのサッカーファンが注目するリーグの一つであるプレミアリーグにおいては、国内選手の育成を強化することを目的とした長期的な戦略が2012年に導入されました。 エリートプレーヤーパフォーマンスプラン(EPPP)と呼ばれており、より多くのすぐれたホームグロウンプレーヤーを育成することを目的としています。 この制度は大きく4つの分類があり、「Games Programme」「Education」「Coaching」「Elite Performance」から構成されています。

      • 注目しているスポーツベンチャー企業(1)

        今回は、スポーツ領域でチャレンジをしているベンチャー企業を紹介していきたいと思います。 日本国内でもスポーツ市場の拡大に向けて様々な取り組みがされていますが、本日はグローバルの視点で新しいテクノロジーを活用しながら活躍している、もしくは活躍しそうなベンチャーを紹介していければと思います。 Piing スタジアムなど、大きなビジョンがあるエリアで楽しめるサービスを提供しているのがPiingです。Piingは、30~100,000名以上のファンが参加できるゲームとなっており、

        • 自転車市場の可能性

          今回は、いままで触れてこなかったスポーツについて触れていきたいと思います。第1弾として、自転車にフォーカスして触れていきたいと思います。 自転車市場の規模は?成長しているのか?まず、自転車市場の規模を見てみると、2018年から2028年においてCAGR4.2%で成長していることがわかります。 また、Mordor Intelligence社の発表によると最も成長しているエリアはアジア太平洋市場であると報告されています。 自転車市場の背景には、健康的なモビリティとしてみなされ

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        世界のスタジアム・アリーナで活用される最先端テクノロジー

          世界のスタジアム・アリーナのVIPルーム(2)

          今回は、世界のスタジアム・アリーナのVIPルームやサービスについてまとめていきたいと思います。 過去記事は、下記から読めますのでご興味がある方はぜひ見てみてください。 Lusail Stadium(カタール)2022FIFAワールドカップカタール大会で設置されたるLusail Stadiumのパールラウンジは、豪華なラウンジの一つとして話題となりました。 ハーフウェイラインの真上の位置あたりに設置されたこのラウンジは、様々な食事やドリンクを楽しんだり、ラウンジ内のエンター

          世界のスタジアム・アリーナのVIPルーム(2)

          世界のスタジアム・アリーナで活用される最先端テクノロジー(5)

          今回は、世界のスタジアムやアリーナで活用されているテクノロジーをご紹介していきます。 これまでも4回にわたって様々なテクノロジーを紹介してきましたが、とても人気のある記事でしたので引き続き取り上げていきたいと思っています。 過去記事も一部、URL掲載しておきますのでご興味がある方は確認してみてください。 昨今、日本国内ももちろんですがグローバルで新たなスタジアムやアリーナが誕生しています。スタジアム・アリーナ建設には巨額な資金が必要となるため、そう簡単にできるものではあり

          世界のスタジアム・アリーナで活用される最先端テクノロジー(5)

          ラグビーW杯開幕直前!世界のラグビーリーグのいま、リーグワンの未来・可能性

          これまではサッカービジネスを中心に記事を書いてきましたが、初の試みとしてラグビーにも触れていきたいと思います。 直近開催されるラグビーW杯はフランスで開催されます。 優勝国を振り返ると、前回大会である2019年大会は南アフリカが優勝し、2015年大会はニュージーランドが優勝しています。今大会も南アフリカ、ニュージーランドに注目ですね! プレミアシップラグビーの今大会への期待はここまでとし、ここからは世界のラグビーについて触れていきたいと思います。そのきっかけとなったのが、

          ラグビーW杯開幕直前!世界のラグビーリーグのいま、リーグワンの未来・可能性

          1.9billionUSドルもの契約を獲得するNFLのスポンサー企業の特徴とは?

          ナショナルフットボールリーグ(以下NFL)は、世界的にもスポーツビジネスで成功しているリーグの一つであることは間違いありません。 戦力均衡のために昇降格がないリーグが特徴的であるアメリカのスポーツ界において、最も高い売り上げを誇るのがNFLです。 スポーツチームの売上構成は、大きく3つのカテゴリに分類されます。 ・チケット収入 ・放映権料収入 ・スポンサー収入 サッカーや野球、バスケットボールのように試合数が多い競技は比較的これらの収入のバランスが良くなりますが、アメリカ

          1.9billionUSドルもの契約を獲得するNFLのスポンサー企業の特徴とは?

          プレミアリーグクラブの10年間(2013-2022)

          学生時代にプレミアリーグに関する研究を行っていたこともあり、様々な動きを整理しています。気になる方は過去記事をご覧ください。 今回は、プレミアリーグの直近10年の収益について触れていきたいと思います。全世界的に感染症の拡大の影響を受け、試合開催が困難になったり、無観客での試合開催となるなど、スポーツ界にも大きな影響がありました。 それらを踏まえて、プレミアリーグはどのような成長をしているのかについて、触れていきたいと思います。 プレミアリーグクラブの売上推移売上推移

          プレミアリーグクラブの10年間(2013-2022)

          世界中のスタジアム・アリーナを手掛ける建築会社

          国内だけでなく、世界中でスタジアム・アリーナの建設や改修が進んでいます。参考までにスタジアム・アリーナ関連の過去記事もご紹介。 サッカー界では、レアルマドリードのサンティアゴベルナベウの改修や、バルセロナのカンプノウ改修など、現代のファンニーズに応えるために各プロスポーツチームが新しい取り組みを行っています。 レアルマドリードは、2018年に現在使っているサンティアゴベルナベウを回収することを発表し、総事業費は約700億円と言われています。動画でもわかるように、サッカー以

          世界中のスタジアム・アリーナを手掛ける建築会社

          プレミアリーグクラブのビジネス

          2011年6月にUEFA(欧州サッカー連盟)のファイナンシャルフェアプレーを導入しました。これは、欧州クラブの財政の健全化を目指して導入されたもので、赤字経営を禁止することが目的です。これまでは、クラブオーナーによるぽっけとマネーで移籍金を支払うこともできていましたが、このルールができたことによって、様々なルールが厳しくなっています。 実際、これまでにはパリサンジェルマンやインテル、パナシナイコスなどが制裁金やUEFAが主催する大会の出場権のはく奪をされたことがあります。

          プレミアリーグクラブのビジネス

          世界のスタジアム・アリーナのVIPルーム(1)

          これまでは、スタジアム・アリーナで活用されるテクノロジーを中心にご紹介をしてきました。今回は、スタジアム・アリーナの中でも最もホスピタリティが高く、様々なVIPを迎えてきたであろう世界のスタジアム・アリーナのVIPルームについて触れていきたいと思います。 Wembley Stadium(イングランド) イングランドの国立競技場であるウェンブリースタジアムは、2007年に再建され、現在は約90,000人という収容人数を誇ります。再建が検討された際には、通年で企業に使ってもら

          世界のスタジアム・アリーナのVIPルーム(1)

          Sports Accelerators and Incubators

          今回は、少し異なる切り口から書いていきたいと思います。 日本国内でもスポーツ×テクノロジーの活用を推進するための取り組みとして、政府が主導するSOIPがあります。 これは、国内のプロスポーツチームとベンチャー企業の協業を推進し、新しい観戦体験などを提供する取組として、様々な競技団体、企業に活用がされている事例です。海外でも、政府や自治体が主導となり、スポーツ×テクノロジーの推進に取り組む事例もありますが、今回は、スポーツに関係のあるアクセラレーターや、インキュベーターをご紹

          Sports Accelerators and Incubators

          世界のスタジアム・アリーナで活用される最先端テクノロジー(4)

          まず初めに最近話題になった技術を紹介します。 アイスホッケーの試合にてARグラスを活用したテクノロジーがリリースされました。グラスをかけるだけで、選手のスタッツなどの情報を見ることが可能になりました。これまでは、ビジョンから情報を得ることが主流でしたが、よりタイムリーにファンが欲しい情報を提供できるようになりました。 また、新たなファンの獲得、ならびに体験の提供を目的としてNHLとDisneyがタッグを組んだ取り組みをリリースしました。 ライブアニメーション技術を活用し

          世界のスタジアム・アリーナで活用される最先端テクノロジー(4)

          家族で楽しめる世界のスタジアム・アリーナ(1)

          これまでに、スポーツ観戦を楽しむためのテクノロジーを中心にご紹介をしてきました。テクノロジーを活用することで、混雑を解消したり、新たな観戦体験を提供する技術など、様々な取り組みが世界中のスタジアムでは取り組まれていました。今後も、スタジアム・アリーナテクノロジーについては調べていきたいと思います。 今回は、家族で楽しめる工夫をしているスタジアムやアリーナをご紹介していきたいと思います。 Gametime社の調査によると、アメリカの4大スポーツのスタジアム・アリーナの42%に

          家族で楽しめる世界のスタジアム・アリーナ(1)

          B.LEAGUE観戦前必見!YouTube人気動画紹介~東地区編~

          Bリーグに所属するチームは、これまでバスケットボールを見たことがない方も楽しめる動画をリリースしています。 今回は、各クラブが配信する動画の中から最も視聴されている動画(2022/1205時点)を紹介していきたいと思います。 チーム数が多いので、まずはB1の東地区に所属するチームをご紹介していきたいと思います。 レバンガ北海道YouTubeチャンネル登録数:1.06万人 最高視聴動画:【ガチ神回】観客席からシュート打ったら奇跡起きました Trick Shot 最高視聴動画再

          B.LEAGUE観戦前必見!YouTube人気動画紹介~東地区編~