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世界中のスタジアム・アリーナを手掛ける建築会社

国内だけでなく、世界中でスタジアム・アリーナの建設や改修が進んでいます。参考までにスタジアム・アリーナ関連の過去記事もご紹介。

サッカー界では、レアルマドリードのサンティアゴベルナベウの改修や、バルセロナのカンプノウ改修など、現代のファンニーズに応えるために各プロスポーツチームが新しい取り組みを行っています。

レアルマドリードは、2018年に現在使っているサンティアゴベルナベウを回収することを発表し、総事業費は約700億円と言われています。動画でもわかるように、サッカー以外の競技での活用も期待されています。

バルセロナは、世界で最も歴史のあるスタジアムの一つであるカンプノウの改修を発表し、2021年には当初予定していた総事業費である約800億円から約1950億円に大幅に見直しを行いました。この費用の中には、カンプノウの改修だけでなく、バスケットボールの試合などで使用する屋内競技場の改修や、商業施設の建設などの周辺地域の開発も含まれており、カンプノウの周辺の環境が整備される予定です。

このように、様々なタイプのスタジアムやアリーナの建設・改修が進んでいます。今日は、このようなスタジアムやアリーナを手掛ける世界の建築会社を紹介したいと思います。


Bahadir Kul Architects

2003年に設立されたBahadir Kul Architectsは、スポーツや文化、交通機関など様々な公共施設の建築に携わっています。トルコに建設されたMersin ArenaやSivas Stadiumが彼らが建設したスタジアムとして有名なものの一つです。

Mersin Arena

GMP Architekten

IOC/ IAKS Gold medalを受賞したことがあるGMP Architektenは、世界中のスタジアムを手掛けています。Bao’AN StadiumやShanghai Oriental Sports Centerなどが代表的な施設です。

Bao’AN Stadium

HOK

1955年に設立されたHOKは、建築、都市デザインなど様々な分野・規模でビジネスを展開するデザイン会社です。彼らが手掛けたスタジアム・アリーナは、Etihad Arenaが有名です。

Mercedes-Benz Stadium
Etihad Arena

Herzog & de MeuronDesign

スイスの会社であるHerzog & de MeuronDesignは、2008年の北京五輪で鳥の巣とも呼ばれるBeijing National Stadiumを建設しました。他にもドイツのAllianz Arenaや、イギリスのstamford bridgeの改修などにも携わっています。

Beijing National Stadium

HKS

日本ハムファイターズの新スタジアムであるエスコンフィールドなども手掛けた会社です。これまでには、アメリカのAT&T Stadiumや、オーストラリアのOptum Stadiumなどを手掛けており、2019年にPrix VersaillesでWorld’s most beautiful stadium awardなども受賞しています。

AT&T Stadium
エスコンフィールド

今回は、スタジアム・アリーナに関わる建築会社をご紹介しました。
他にも世界には様々な企業がありますので、またどこかでご紹介したいと思います。

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