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2022年 現地観戦ふりかえり
皆様ごきげんよう。
プロ野球ファン2年目となった今年は、一軍公式戦・ポストシーズンだけで昨年の11試合を大きく上回る28試合(オープン戦・二軍戦も含めると35試合)を現地で観戦しました。甲子園と京セラドームにしか行かなかった昨年とは違い、遠征にも行きました。野球ファンとして大変充実した半年間でした。
この記事は現地で観戦した一軍公式戦+ポストシーズン全試合の簡単なまとめです。写真とともにお楽しみください。(この記事の写真は全て筆者が撮影したものです)
3/25-3/27 阪神vsヤクルト(京セラドーム)
開幕カード全部行く。こうして自分の2022年プロ野球ファン生活は幕を開けました。ちなみに試合結果について書いていたら涙が出そうになりました。つらい。
3/25
8-10 勝:梅野 敗:ケラー S:マクガフ
天国と地獄を一夜にして同時に味わった開幕戦。東京ヤクルトスワローズのリーグ2連覇が決定した試合の後、その1年間を振り返るムービーで最初に流されたシーンはこの試合でした。もはや試合内容についての説明は不要でしょう。7回までは本当に楽しかったんだけど。
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余談ですが、京セラの内野Bは写真撮影にはあまりにも不向きです。
この日は試合後の記憶が曖昧です。放心状態で帰宅したことだけは覚えています。ただただ辛かった。1人じゃなくて良かった……。
3/26
0-6 勝:高橋 敗:小川
ナイター翌日のデーゲーム、重い体を引きずってこの日も京セラにやって来ました。2日連続で現地に行くのは初めてでした。本当は行く予定のなかったこの試合、ただプロ初先発登板となった小川一平投手を見るために行くことにしたのです。投手オタクの業は深い。(チケットを譲ってくださったフォロワーに感謝です。良い席でした)
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試合結果は昨日とは打って変わってヤクルト先発・高橋奎二投手の前にヒットすらろくに生まれない有様で完封負け。小川投手の5回までの好投はしっかりと見届けました。現在も先発調整しているようなので来年は先発ローテに入ってくれると嬉しい。肘の状態がかなり心配ですが……。
3/27
0-4 勝:高梨 敗:桐敷
この日の先発はこちらもプロ初先発となるルーキー・桐敷拓馬投手。試合内容はもうあんまり覚えてないです。26日とは違ってヒットは出ても得点に結びつかずひたすら残塁していました。桐敷投手は今後が楽しみなピッチングだったと思います。あと生まれて初めて現地でランニングホームランを見ました……。
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結果、まさかの3連敗。特に2、3試合目は見所も少なくしんどい展開でした。フォロワーと連番したり試合後飲みに行ったりとかがなければ耐えられなかった。ありがとうフォロワー。負けは負けとはいえただの3敗、アクシデントで先発が入れ替わったヤクルト戦とは違い次の広島戦は磐石な先発ローテで迎えられるし、きっと大丈夫だろうと。そんな話をしていた気がします。
だが我々はまだ知らなかった、ここから阪神の連敗は9まで伸びることを──。
4/21 オリックスvsソフトバンク(京セラドーム)
3x-2 勝:ビドル 敗:モイネロ
現地開幕3連敗のショックが大きかったことに加えて普通に忙しかったこともあり、あれから約1ヶ月ほど現地に行かない生活をしていました。
この日は試合当日にフォロワーから誘って頂いて観戦しました。以前から見たいと思っていた、田嶋大樹投手を現地で初めて見ることが出来ました。この日は6回2失点とまずまずでしたが、オリックス打線はソフトバンク先発・千賀滉大の前に8回まで沈黙しこのまま負けるかと思ったところで──9回に追いつき延長戦へ。昨年は延長戦無しのルールだったので、現地で延長戦を見るのももちろん初めて。試合展開は速かったのでそこまで試合時間は長くなかったですが。
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試合結果は延長11回、紅林選手がモイネロからサヨナラヒットを打って勝利。9回に走塁ミスがありサヨナラを逃していたのですが、それを自分で取り返してくれました。
というわけで今季現地初勝利でした。めでたい。
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4/24 オリックスvsロッテ(京セラドーム)
3-6 勝:佐々木朗 敗:山﨑颯
きっかけは4/10にロッテ・佐々木朗希投手がオリックス相手に完全試合を達成したことでした。偶然その試合を中継で見ており、暇だからとTwitterでスペースを開き一人で喋っていたのですが、結果として歴史に残る選手を見届けることができました。勿論昨年からロマンのある投手だなあと思っていたのは間違いないですが、ここまでやってくれるとは。
そんなミーハー精神丸出しで見に行った先発試合でした。ユニフォームまで買って見に行きました。日曜ということもありましたが、当時のオリックスの試合としてはかなり観客が多かった気がします(笑)。佐々木投手がその日の最速を更新する度に場内がざわつき、特に164kmが出た時のざわめきは中々に異様でした。ただしこの日の投球内容は決して良くなく、守備に助けられつつなんとか試合は作った感じでした。むしろ白井球審の方が騒ぎになったのでは。この日はオリックスの先発・山﨑颯一郎投手と共にストライクゾーンに苦しめられていた印象もありました。
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高身長脚長対決だった……。
結果としては結構な打ち合いになった末なんとかロッテが逃げ切り、佐々木投手は3勝目を挙げました。益田さんは追いつかれなきゃいいと思ってるよね(定期)。
ヒーローは3打点を記録した髙部瑛斗選手。初めて声を聞いたのですが結構渋くてビックリしました。この後1年を通して外野のレギュラーに定着し盗塁王、GG賞を獲得する大活躍を見せたのですが、この試合でも初回に素晴らしい守備がありました。1年前の4月21日にはプロ初ホームランを打っていたそうです。
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ところでオリックス側の見どころは阿部翔太投手が1点ビハインドの2回をパーフェクトで抑えたところだったと思います。この試合を見てから本格的に気になりはじめたのですが、この時は勝ちパに上り詰めてシーズン防御率0点台で終えることになるとは全く思ってませんでした……。
4/28 阪神vs中日(甲子園)
3-2 勝:秋山 敗:大野雄 S:岩崎
開幕のアレから約1ヶ月ほど経ち、やっと阪神の試合を見に行く気になりました。オープン戦以来の甲子園です。
ウル虎ユニお披露目試合ということで選手がド派手なマッシュアップのユニフォームを着ていました。のりたまとか言われてますけど個人的には昨年のユニより好きです。
先発・秋山拓巳投手が石川昂弥選手にいきなり2ランを被弾しどうなることやらと思いましたがその後は無失点で抑え、何やかんやで4回に逆転し、6回からはきっちりと継投で勝ちを守り切りました。リードを奪ってさえいればそうそう負けることのない、今年の阪神のリリーフの磐石さを物語るような試合だったと思います。それにしてもスクイズ決まった時って興奮するよね。
相手先発の大野雄大投手は8回を投げ切って負け投手でしたが、完投負けって悲しいけど何処か格好いいですよね
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この日の写真は全体的に上手く撮れてないです……。
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91年組のトーク力の高さ、大好きです
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私はこれ含めて二回しか見れませんでしたが(笑)
秋山投手はこの試合が今期唯一の勝利となってしまったのがとても残念です。来年はもっと一軍で「Put it on the line」を聴かせて欲しい。
5/6 オリックスvs楽天(京セラドーム)
2-3 勝:ブセニッツ 敗:平野佳 S:松井裕
田嶋投手を見に行きました(わかりやすい動機)。開幕1ヶ月に渡り何故か勝ちがつかない状態が続いていたのですが、この日は7回1失点の好投に2点の援護点が入り、ようやく勝ちが見られるのだと思った……のですが。8回に(当時まだ抜群に安定感のあったビドルが)あっさり追いつかれ、9回には平野佳寿投手も打たれ、反撃も出来ずそのまま敗戦。例の画像が頭を過りました。
ただ中継ぎが不安定と言うよりは2点しか取れない打線の低調さが浮き彫りになった試合ではありました。オリックスはこの頃絶不調、逆に楽天はこの勝利で球団新記録となる8連勝を記録しました。西川遥輝選手の同点打で日本ハムの自力優勝が早くも消滅したりもしていましたね。あまりにも強いので今年は楽天優勝かあ……と気の早いことを思っておりました。
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この試合の裏で阪神は大野雄大投手に完全試合未遂を食らった上にサヨナラ負け、ロッテは佐々木朗希投手の勝ちが消されていました。GW終盤に散々すぎる。
5/18 オリックスvs日本ハム(ほっともっとフィールド神戸)
4-11 勝:吉田 敗:ワゲスパック
かねてから行ってみたいと思っていたほっともっとフィールド神戸でようやく試合を見ることが出来ました。自分が野球を見るきっかけになった球場で、昨年も行く予定があったのですが雨天中止になっていたので……。
目当てはもちろんブルペン。ブルペンシートは試合自体を見るのにはあまり向いていない席ということもあり割と安いです。
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この日の先発はワゲスパック。後半戦に中継ぎで大活躍しましたが先発の頃はお世辞にも良かったとは言えず、この日も打ち込まれてしまいました。中継ぎも張奕投手と黒木優太投手以外は失点。11失点は今期ワーストだったようです。試合内容だけ見るとあまりにもひどい。
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個人的にはベルーナドームよりも開放感があると思います。
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ブルペンのおかげで試合には大敗したにもかかわらず満足度の高い現地観戦でした。
5/22 阪神vs巨人(甲子園)
4-0 勝:伊藤将 敗:髙橋
試合前に初めて甲子園の練習見学会に参加しました。投手推しとしては外野寄りで見てみたい気持ちもありますけど、楽しかったですね。
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この日は1936年に使われていた「伝統の一戦」の復刻ユニフォームを両チームが着用して試合を行う日でした。背ネームが無く、時代を感じるシンプルなデザインがとても良いです。
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余談ですがこの日初めて「甲子園でビールを飲む」ということをやりました。今までビールは好きじゃなかったんですがおかげで飲めるようになりましたね。
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阪神の先発は一ヶ月の離脱を経てようやく一軍復帰した伊藤将司投手。「あと一球」事件以来の先発マウンドでした。安定の打たせて取る尻上がりのピッチングが完璧にハマり、ヒットは打たれつつも全く危なげなく巨人打線を抑えてくれました。打線の方は制球の定まらない先発・髙橋優貴投手を攻め立て2回に一挙4点を奪いました。この後阪神打線は巨人の継投に抑え込まれてしまいますが、この日の伊藤将司には十分すぎました。8安打2奪三振無四球というあまりにも"らしい"ピッチングでプロ初完封勝利、そして今季初勝利でした。9回に球数がかかり惜しくもマダックスとはなりませんでしたが、文句なしの素晴らしい試合でした。
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6/1 阪神vs西武(甲子園)
5-4 勝:西純 敗:與座 S:岩崎
初めての交流戦現地観戦です。昨年の交流戦がきっかけでパ・リーグに興味を持つようになったので毎年楽しみなイベントになりそうです。
この試合からカメラのレンズが変わりました。めちゃくちゃ画質良くなりました。よかったら前の写真とここからの写真を見比べてみて下さい。
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目当てはもちろん西純矢投手。昨年に比べて全体的に投球のクオリティが上がり、今季は既に2勝を挙げていました。
この日は序盤から大山のスリーランなどで大量援護が入り、西純の投球も5回まで無失点、6回に継投でバタつきはしましたが何とか1点リードで勝ちは守られたまま試合終了。ずっとヒヤヒヤしてた。それにしても3、4月頃に比べると普通に勝てるようになってきていました。
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画質が良くなると写真を撮るのがより楽しくなりますよね。まだまだ技術なんかは無いんですけど。
6/10 オリックスvs阪神(京セラドーム)
1-6 勝:青柳 敗:山﨑福
交流戦第2弾。珍しく高めの席で見てみました。ビジターゲームの試合前練習なんて何回見てもいいものですからね。あと対阪神となるとオリックス主催試合でも普段の京セラとはどうにも雰囲気が変わる不思議。
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年3試合の贔屓対決なのでどっちが勝ってもという軽い気持ちで見に来ましたが、青柳さんにオリックス打線は手も足も出ず。逆にこの頃絶好調の大山悠輔選手に先発の山﨑福也投手は(エラーも絡みつつ)打ち込まれ結局はワンサイドゲームに。後を投げた張投手が3.2回を1失点に抑えたのは良かったですね。 青柳さんの安心感のあるピッチング、今年は基本先発だった藤浪晋太郎投手のリリーフ登板、現地2試合連続の大山ホームランなど阪神ファン的には見所の多い良い試合でした。なおオリックス。
昨年のオリックスに火がついたのは交流戦からというのは最早言うまでもない話ですが、今年はむしろ低調なままでした。
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煙幕かってくらいロジンが舞ってるの好き。
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これで7勝目でした。
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6/12 ロッテvsDeNA(ZOZOマリンスタジアム)
5-4 勝:佐藤奨 敗:石田 S:益田
超タイトスケジュールで千葉まで行きました。
詳しくはこちらの記事を見てください。
6/22 オリックスvsソフトバンク(京セラドーム)
5-0 勝:田嶋 敗:東浜
この日は野球初心者の友達を連れて見に行きました。
先発は偶然にも田嶋大樹投手。初回のピンチを福田選手のファインプレーで凌いでからは危なげなくソフトバンク打線を抑えて結果完封。打つ方はラオウこと杉本裕太郎選手の3ランが飛び出し、田嶋投手は3勝目を勝ち取りました。5/20に今季初勝利を挙げてからはある程度援護も貰えるようになり、前回登板の広島戦からなんと負け無しの8連勝でシーズンを終えることになります。すごい。
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カメラのバッテリー切れでほとんど写真が撮れなかったのが無念すぎる。
余談ですが、この日一緒に試合を見た友達はこの試合ですっかりオリックスファンになってくれました。自分もそうでしたが初めて見た試合で良いものを見るとハマっちゃいますね。
7/3 阪神vs中日(バンテリンドーム)
3-0 勝:才木 敗:柳 S:岩崎
名古屋に行ってきました。
詳しくはこちらの記事を見てください。
7/7 阪神vs広島(甲子園)
0-3 勝:アンダーソン 敗:桐敷 S:栗林
※写真データが全部吹き飛んでしまい復元も出来なかったので写真はほぼありません。良い席だったのに……。
この日は家族と見に行きました。
先発は久々の桐敷拓馬投手。二軍で圧倒的な成績を残し、満を持しての一軍昇格でした。実際この試合でも失点はマクブルームのソロのみの5回1失点と試合を作りましたが、阪神打線は広島先発・アンダーソンに8回までを完全に抑え込まれてしまいまたもプロ初勝利はお預けに。開幕当初よりはマシになったとは言え、2022年は全体を通してこんな負け方が目立っていたように思います。
また、昨日の試合までで30試合連続安打と打ち続けていた近本光司選手もアンダーソンと栗林良吏投手の前にヒットは生まれず記録は途切れてしまいました。(翌日のヤクルト戦では打って変わって今季初ホームランを打っていたので流石としか言いようがありませんが)この日はそう言う意味でも残念な試合でした。
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3先発で援護0でした……来年こそはプロ初勝利を期待したいです。
7/10 オリックスvsロッテ(ほっともっとフィールド神戸)
10-1 勝:田嶋 敗:美馬
またほもふぃーにやってきました。普段とは違い5回裏ではなく試合後に大花火大会を行う日で、試合開始が16時とこの時期の屋外ゲームにしてはかなり早くなっています。個人的には終電の心配をしなくていいので有難いです。天気も良く、試合前練習から見たら死ぬほど暑かったですが。
この日は花火大会効果か一塁側は埋まっていたので三塁側のブルペンシートに座りました。
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この日の先発はまた偶然にも田嶋投手。嬉しいですね。6月以降は好調が続いていましたが、この試合も初回と8回(途中で継投)以外危なげなく得意のロッテ打線を抑え、打線もよく働き快勝でした。田嶋投手は本当に屋外球場に強い。来年もほもふぃーで投げてるところを見たいですね。
負けてから花火大会だとなんだか微妙な空気になりそうですし、勝って本当に良かったです。この日のロッテはいい所なしでしたが……。
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中日から移籍して来たばかりで、この時はまだユニフォームが出来ていなかったようです。
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JR東日本つながり。
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この試合で19試合連続無失点(防御率0.00)を記録しました。
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今年のオリックスでは一時期ダンベルをメダルのように掛けるのが流行っていました。今回のメダル掛け係は阿部投手。
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来年は見れないのか……。
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6月から使い始めたレンズでは近すぎてドアップしか撮れなかったりします。それぐらい近い。
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石岡選手はプロ入り初のお立ち台だったそうです。
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9/6 阪神vsヤクルト(甲子園)
8-6 勝:マクガフ 敗:浜地 S:田口
諸事情により暫く現地観戦が出来なかったので、これが約2ヶ月ぶりの現地でした。先発は阪神が青柳晃洋投手、ヤクルトが石川雅規投手。雨柳さんの日らしく雨がぱらつきつつも試合を行うには問題の無い程度の天気でした。しかしこの日は両先発とも4回以降崩れて乱打戦に。中継ぎも全体的に球数を要し、9回終了時点で22時に差し掛かってしまいました。
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見事な火消しをされました。
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帽子を飛ばしながらも無失点に抑えました。
そして延長戦に入り、ここで1つの問題が発生します。終電です。甲子園から自宅まで大体1時間半ほどかかることから、概ね22時半までには帰路につかなくてはなりません。いつ決着が着くか分からないグダグダな試合展開、天候不良、迫る終電の時間と中々困った状況。10回には阪神、ヤクルトともに1点ずつを取りますがやはり決着はつかず、残念ながら11回表、浜地真澄投手が登板したところで一緒に見てくれていたフォロワーに挨拶をして甲子園を後にしました。
試合は私が帰りの阪神電車に乗っている間に阪神の敗戦という形で決着していました。拙攻が続けばやはり勝てないものですね。おまけに乗った電車が遅延して乗り換えが出来ず、結局終電を逃してしまいました。散々。
去年の同じ時期にも同じようなひどい試合を現地で見たような気がする
9/8 西武vsオリックス(ベルーナドーム)
5-0 勝:宇田川 敗:平井
9/9 DeNAvs阪神(横浜スタジアム)
2-9 勝:上茶谷 敗:藤浪
関東遠征で2試合見てきました。
詳しくは以下の記事をどうぞ。
9/11 オリックスvsソフトバンク(京セラドーム)
3-4 勝:千賀 敗:山﨑福 S:モイネロ
関東遠征から帰ってきた翌日に何故か京セラに行きました。動機はサードユニフォームを見ることでした。もう現地で2回は見てるのに。今年のサードユニが好きすぎたので、来年も続投と聞いた時は思わずニッコリしてしまいましたね。
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そろそろ優勝争いが見えて来た時期のソフトバンク戦、大変重要な試合ではありましたがそれは相手も同様。千賀滉大投手から2点を奪い、絶対的なセットアッパーである藤井皓哉投手からも得点しましたが先発の4失点が痛く敗戦。9月のソフトバンク戦は大勝も大敗もなく痺れる試合ばかりでしたが、胃が痛かったのも事実です。
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渡部選手にはファインプレーもありました。
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この日もバッチリ。
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5か月ぶりに見ましたが日焼けしてマッチョになっていました。
9/16 オリックスvs日本ハム(京セラドーム)
3-6 勝:メネズ 敗:増井 S:石川直
この日は友達と見に行きました。先発はオリックスが増井浩俊投手、日本ハムが近頃先発転向したばかりだったメネズ投手。増井投手を現地で見るのは恐らくこれが最初で最後になるのでしょう……。
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先発中継ぎ問わず来年も脅威になりそうです。
試合内容はオリックスが先制こそしましたが5回に増井投手が崩れ、火消しに登板した村西良太投手が清宮幸太郎選手にスリーランを被弾、その後も全体的に投手陣が振るわず敗戦。前半の貧打とは打って変わって、今年後半のオリックスの負け方は投手が崩れてしまうことが多かったように思います。
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来年はエスコンフィールドで会おう!
9/19 オリックスvsソフトバンク(京セラドーム)
6x-5 勝:本田 敗:レイ
あらゆる意味で激戦だった試合。
優勝争いが佳境に差し掛かり、今年のソフトバンク戦も最終戦を迎えました。オリックスは前の2試合で勝ちましたが、ソフトバンクがこの時点で既に優勝マジックを点灯させていたことから、優勝のためにはこの3戦目も勝たなければなりませんでした。
1戦目は山本由伸、2戦目は宮城大弥、そしてこの3戦目の先発は田嶋大樹でした。私がこの試合を見に行くと決めたのは予告先発が発表されてからでした この日は台風が接近しており既にJRは計画運休が発表されていたなど、ドームでもなければまず試合自体が中止になるようなコンディションでした。それでも祝日ということもあり京セラドームの座席はそれなりに埋まっていました。
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オリックスは初回から吉田正尚選手の2ランが飛び出すなどソフトバンク先発・東浜巨投手を攻め立て序盤から4得点。田嶋投手はソフトバンク打線をサクサクと抑え、まず10勝目が見えてくる試合展開でした。
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もはや相手チームからすれば恐怖でしかないのでは……。
しかし4回にエラーが絡んで3失点、さらに6回途中で継投に入ったもののパスボールも絡んでさらに2失点。オリックス打線はチャンスを作った状態で東浜投手から継投した森唯斗投手に抑えられ追加点が取れなかったこともあって逆転されてしまいました。ただし火消しで登板した宇田川投手はその後を無失点に抑え、7回から9回までは山﨑颯、阿部、ワゲスパックの継投で追加点を許しませんでした。
その後はソフトバンクの勝ちパターンに抑え込まれ、全くチャンスが生まれないまま1点ビハインドで9回を迎えます。しかしここでまたもや吉田正尚がやってくれました。土壇場で守護神・モイネロ投手から同点タイムリーを放ち、試合は延長戦へともつれ込みました。両チームとも勝ちパターンの中継ぎは全てつぎ込んでいましたが、残り投手の数だけはオリックスが上回っていました。
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大ピンチは招きますが無失点に抑えました。
ここで時刻は17時を回っていました。試合開始から約4時間が経ち、JRは既に運休していました。自分の使う電車はまだ動くからと最後まで観戦することを選びましたが、よりにもよってこんな日に延長戦に入るとは……。
10回表は本田仁海投手が登板し0で抑えました。そして10回裏、ヒットとエラー、敬遠で迎えた二死満塁のチャンスで宗佑磨選手がサヨナラヒットを放ち、見事3連戦を3連勝で終えることが出来ました。これでソフトバンクに大きく傾いていた優勝の可能性が、オリックスにもいくらかは戻ってきました。
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先発推しとしては若干複雑ですが(笑)。
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4回に失点に繋がるエラーをしてしまいその後のチャンスもいくつか潰していたところ、最後の最後で決めてくれました。
お立ち台で泣いてましたね……。
ちなみに帰る頃にはJR以外の路線も遅れ始めていましたがなんとか無事に帰ることが出来ました。それでも見に行って本当に良かったです。
9/27 オリックスvs楽天(京セラドーム)
1-6 勝:則本 敗:宮城
オリックスのレギュラーシーズンは残り3試合となりました。ソフトバンクが順調に勝ちを重ねマジックを減らし、9月24日には西武の優勝可能性が消滅。1敗が命取りになる状況が続いていました。一方で楽天はCS争いを続けており、こちらも負けられない試合でした。
この日はフォロワーと見に行きました。先発は今シーズン11勝を挙げていた宮城大弥投手。現地で見るのは今季初めてした。しかし今回は序盤から打ち込まれ3回途中で降板となりました。後続のリリーフも失点するなど全体的に振るわず敗戦。一方で打線は則本昂大投手に9回1失点とほとんど太刀打ち出来ず。マッカーシーのタイムリーで完封こそ免れましたが完投され10勝目を献上する結果となりました。せめて楽天の中継ぎを見られたら良かったのに。現地観戦、素晴らしい試合が間近で見られる裏でこういう見どころのほとんどない試合が沢山転がっているものですよね……。
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この日は四球を連発するなど制球に苦しんでいましたが、2イニング投げて無安打無失点でした。
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今季のオリックスは京セラドームでの楽天戦を大変苦手としていましたが、それを最後まで引きずる形となってしまいました。優勝争いの中で手痛い負けではありましたが、この日はソフトバンクも敗戦したためマジック減少は1で済み、また首の皮ひとつ繋がりました。
9/30 オリックスvsロッテ(京セラドーム)
4x-3 勝:平野佳 敗:オスナ
オリックス本拠地最終戦。
下手すればこの日にもソフトバンクの優勝が決定するという状況の中、既にBクラスが確定していたロッテとの今季最終戦を迎えました。
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先発はオリックスが中5日で山本由伸投手、ロッテが本前郁也投手。山本投手を起用している以上は必勝のマッチアップでしたが、この日は(やや)調子が悪かったのか初回いきなり先制点を与えてしまいます。ただしオリックス打線がすぐに2点を取り返し逆転に成功しました。 その後は両者得点を与えず、ロッテは6回から継投へ。山本投手は7回に追いつかれ16勝目とはなりませんでしたが、7回2失点と十分すぎる仕事をして降板しました。もうちょっと点欲しいなあ。
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先週には京セラで3HRの大暴れもありました。
8回表、山本投手から継投したのは18年間の現役生活を終え、今季限りでの引退となる能見篤史投手でした。GReeeeNの「刹那」が流れ、大きな拍手の中で最後の登板を迎えました。能見投手は4球全てストレートで安田尚憲選手を空振り三振に抑え有終の美を飾りました。
正直な話、私は阪神・能見をほとんど知りません。自分が野球ファンになった時にはもうオリックス・能見でした。しかし投手兼任コーチとしてオリックスの投手陣を2年間に渡って支えてくれていたことは知っていました。1人のオリックスファンとして感謝しかありません。ありがとう能見さん。
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次に登板した阿部投手は打者2人を抑えて無失点。この裏には益田直也投手の暴投の間に宗選手が生還し勝ち越しに成功しました。暴投とは言っても前にやや大きめに弾いたところをすかさず突っ込んできたという形でした。オリックスはお世辞にも走塁が良いとは言えないチームですが、この時の走塁はまさに好判断だったと言えるでしょう。
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しかし9回、平野投手が2アウトから失点し追いつかれてしまいます。代打トシくんがガチすぎる。裏に登板したのはロッテの新守護神・オスナ。まず得点は不可能な相手にまた延長戦を覚悟しました。オリックスの中継ぎ陣から考えて無失点で終わらせることはおそらく可能ですが、この状況における引き分けは負けに等しいことから何としてでもサヨナラ勝ちをするしかなくなりました。
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先頭、紅林選手が二塁打で出塁します。絶対的な投手からの先頭出塁、それも長打に期待がかかってきました。ですが後続2人は倒れ二死三塁で回ってきたのは福田周平選手。もちろんワンヒットでサヨナラ……というところで、福田選手が選んだのはセーフティバンドでした。快足を飛ばしてタッチをかいくぐり、見事セーフに。一瞬何が起こったのか分からないまま、サヨナラ勝利を飾りました。「それは奇策ではない、諦めない気持ち」と評されたバントヒットは、オリックスの優勝可能性をまたもしぶとく残す結果となりました。
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試合後は本拠地最終戦セレモニー、そして能見篤史引退セレモニーが開かれました。阪神の選手も数名駆けつけていたようです。
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宮城投手、鳥谷敬さん、ご家族の方々から花束を贈られていました。
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この日ソフトバンクも勝利し、優勝マジックは1にまで減りました。ソフトバンクは残り2試合、オリックスは残り1試合。もう直接対決はありません。 そして決着は他力本願の10月へ──。
10/2 阪神vsヤクルト(甲子園)
3-3
阪神のシーズン最終戦。既に3位は確定しており、勝敗は気にせず気楽に見られる初めての試合でした。この日はフォロワーと久しぶりにレフトスタンドで観戦しました。カメラは持ってきていなかったので写真はありません。オリックスの最終戦も気になるところですが流石に仙台には行けませんでした。
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先発は阪神が西純矢投手、ヤクルトが2桁勝利に王手をかけたサイスニード投手。既にリーグ連覇が確定していたヤクルトは三冠王を目前に控えた村上宗隆をスタメンから外すなど、普段とは全く違う打線を組んできていました。
この日は両先発ともに好調でした。ただし西純矢投手は3回で降板し、0-0の4回には最優秀中継ぎがかかっていた湯浅京己投手が登板しました。湯浅投手はこの回を無失点で抑えて無事にホールドが記録されました。そして中日はこの時点でホールドポイントで並んでいたジャリエル・ロドリゲスを最終戦で投げさせなかったため、湯浅投手の最優秀中継ぎが確定しました。サンキュー中日。
試合は6回にようやく動き、熊谷敬宥選手の内野ゴロで阪神が先制しました。投手陣は細かい継投で失点を許さず9回へ。この日は岩貞祐太投手が登場曲にアントニオ猪木のテーマ曲である「炎のファイター」を使っていたことでも話題になりました。
しかし9回。夏以降本来の安定感を取り戻していたケラーがこの日は大乱調でした。あっという間に逆転を許してしまいます。ただその裏で投げたヤクルトの守護神・マクガフも乱調で、この試合が一軍初出場となった代打・榮枝裕貴選手が同点タイムリーを放ち敗戦は免れました。
試合は延長戦へ。デーゲームなので終電の心配こそありませんが、ナイターのオリックス楽天戦を中継で見たかったので早く勝って終わらせてくれ……などと思っていました。そんな思いとは裏腹に阪神、ヤクルトともに追加点は取れず12回引き分けで18時過ぎに試合終了。阪神はベンチの控え選手を全員使い切るという珍事を引き起こしましたが、才木浩人投手が延長戦3イニングを1人で投げきり無事に試合を終えることが出来ました。
阪神はCSに進出していたのでまだ試合自体は残っていましたが、甲子園での試合はこれで最後となりました。また来年。
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10/13 オリックスvsソフトバンク(京セラドーム)
4-3 勝:宮城 敗:大関 S:阿部
10/2にオリックスはリーグ連覇を決めました。今年こそは日本一を目指し、2年連続の本拠地CSを迎えました。
本当はこの日行くつもりはなかったのですが、急に思い立ってチケットを前日に入手し、2週間ぶりに京セラへ乗り込みました。ありがとう公式リセール。早く全球団に導入して。
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この日の先発はオリックスが宮城投手、ソフトバンクが板東湧梧投手。既にアドバンテージ含め2勝しており、ここで勝てば日本シリーズ進出に王手がかかる試合でした。板東投手は今季途中から先発として結果を出してきており、オリックス戦でも好投が目立っていた投手です。簡単には行かないと思っていました。
宮城投手は初回から失点してしまいましたが踏ん張り、その裏ですかさず打線が追いつきました。3回にも両者1点を与えたところで板東投手は降板し、大関友久投手にスイッチします。シーズン中に病気もありましたが無事に復帰し中継ぎで前日も投げていました。この回は見事に火消しをされ勝ち越しとはなりませんでした。
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負け投手にはなりましたが、3回途中から5回までを投げ切りました。
一方で宮城投手は4、5回と得点を許さず。迎えた5回裏には3イニング目のマウンドとなった大関投手から杉本選手が2ランを放ちついに勝ち越しに成功しました。まさにここぞの一発でした。
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5回を投げきり勝ち投手の権利を得たところで宮城投手は降板し宇田川、山﨑颯、ワゲスパックの継投で8回までを無失点に抑えました。中継ぎとしてはシーズン途中からの戦力となった3人が、新しい勝ちパターンとしてCSの舞台に立ったことが本当に嬉しかったです。ソフトバンクの中継ぎも追加点は許さず2点リードのまま9回を迎えます。
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9回に登板したのはシーズン最終盤より守護神を任されていた阿部投手です。2022年シーズンは最終的に44試合登板で防御率0.61という驚異の成績を残した最強の中継ぎ、もう勝利は確信できるところまで来ていました。
しかしこの日はソフトバンクも意地を見せ、代打・川瀬晃選手の二塁打と周東選手のタイムリーで1点を失ってしまいます。そもそも失点自体が7月以来一切なかったのですが……。
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それでも二死一二塁からデスパイネを三振に切り、勝ちは守りきりました。3勝0敗の王手で4戦目へ。ギリギリの熱い試合でした。見に行って良かったです。
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10/14 オリックスvsソフトバンク(京セラドーム)
0-3 勝:千賀 敗:田嶋 S:モイネロ
CS突破に王手をかけたオリックス、後がないソフトバンク。田嶋と千賀の投げ合いという4月に見た対戦が再び起こりました。
この日は元々友達と行く予定で、当日は大学が終わってから急いで京セラに行きました。間に合って良かったです。
田嶋投手は初回からエラーが絡んで2失点してしまいますが、7回途中3失点と何とか試合は作りました。しかし千賀投手相手に3点はあまりにも重く、松本、藤井、モイネロの勝ち継投にも完全に抑え込まれて零敗。2年連続ストレートでの日本シリーズ進出とはなりませんでした。この日阪神があまりにも酷い負け方をしてCS敗退が決まったのでとても辛かったです。
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2022年オフにニューヨーク・メッツへの移籍が決まり、日本ではこの試合が最後の登板となりました。
10/26 オリックスvsヤクルト(京セラドー厶)
1-0 勝:宇田川 敗:石川 S:ワゲスパック
0勝2敗1分で迎えた日本シリーズ第4戦。投手陣が神宮の洗礼を受けたりそもそもヤクルトとの打線の差を見せつけられたりと、あまりにも絶望を感じるような試合が続き、負ければ後が無くなるところまでやってきてしまいました。
チケット代がレギュラーシーズンとは比べ物にならないくらい高いこともあり、そもそも日本シリーズに行くか自体にずっと迷っていました。しかし次がいつになるか分からないと思うとやはり1試合も行かずに終わってしまうのは勿体ないような気がしたので、直前になって見に行くことを決めました。
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オリックスは今年もこの投手に手も足も出ませんでしたね……。
先発はオリックスが山岡泰輔投手、ヤクルトが石川雅規投手。山岡投手を現地で見るのはこれが初めてでした。
山岡投手は初回にピンチを作りますが無失点。石川投手も制球が定まらないところがありましたがオリックス打線が決めきれず、初回のチャンスをモノにできませんでした。
試合が動いたのは3回、杉本選手のタイムリーヒットでオリックスがようやく先制します。良い当たりではなかったように見えましたが、何にせよ値千金のヒットでした。自分が見に行った試合は割とラオウが活躍しがち
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背番号19対決。
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山岡投手は度々ピンチを作りつつも4回まで無失点でした。5回表、塩見泰隆選手に三塁打を浴びたところで投手交代。1点も与えられない状況、「三振を取れる投手」ということで宇田川投手がマウンドに上がりました。
そして宇田川投手は期待通りに山崎晃大朗選手、山田哲人選手を連続三振に切ってピンチを脱出。「落差の違うフォーク」が見事に効果を発揮しました。
次の回にも登板し、ピンチは作りつつも無安打無失点で切り抜けました。5つのアウトのうち4つが三振で、シーズン奪三振率12.90は伊達じゃないなと思いました……。
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普段は打者を抑えてもあまり表情や動きに表れないタイプのようですが、この日は珍しく吼えているように見えました。熱い。
レギュラーシーズンではまだ22.1イニングしか投げておらず来季の新人王資格が残っているとは思えないほど、宇田川投手のポストシーズンでの活躍には存在感がありました。
7回には山﨑颯一郎投手が登板しました。元々先発をやっていたこともあってか回跨ぎもお手の物、2イニングを投げて無安打無失点と素晴らしい仕事をしてくれました。
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オリックスの強みである投手陣がようやくヤクルト打線を抑えられることを示したところですが、ヤクルトの投手陣も堅実に打者を抑えてきました。石川投手は5回1失点、木澤投手が2回無失点、さらに今野龍太投手からも得点は奪えず1-0のまま9回を迎えました。
CSまで守護神を務めていた阿部投手は抑えを外され、9回に登板したのはワゲスパック。シーズン中でも抑えを経験しており、今確実に勝ちパターンを任せることが出来る投手は宇田川、山﨑颯を除けばこの人しかいませんでした。
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来季も残ってくれるようで本当に良かったです。
先頭に長打を許すというファンの胃を破壊する立ち上がりでしたが連続三振、そして最後に2戦目で9回に同点ホームランを打った内山壮真選手を抑えて試合終了。
日本シリーズ、ようやく勝てました。1勝2敗1分となり、またまた首の皮が1枚繋がりました。ポストシーズンでの勝利時に「第9」を流すのは継続されていたようです。
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試合が終わり、今日のヒーローは誰かという話を隣の方ともしていたのですが……まさかの杉本、宇田川、山﨑颯の3人でした。自分の想像通りというかもはや妄想通り。ほんまに現実か?ってなりました。それも中継ぎ2人がお立ち台だなんて。活躍からすれば呼ばれてもおかしくないですが、自分の願望が叶ったかのようなことが起きていました。宇田川投手のヒーローインタビューを今のところ全部現地で見られてるのめちゃくちゃ幸運だと思う。
※ヒーローインタビューの写真は撮りすぎ&載せたい写真が多すぎるので、Instagramの投稿を貼っておきます。良かったら見てくださいね。
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ありがとうSMBC。
初めての日本シリーズ観戦は最高の結果でした。投手戦は面白くないと言われることも多いですが、自分はむしろ好きです。
最後に
今年の現地観戦結果は
阪神:5勝6敗1分
オリックス:8勝8敗(ポストシーズン含)
(ロッテ:1勝0敗)
となりました。
とてつもなく長い記事になりましたが読んでくださってありがとうございました。長すぎる上に写真が多すぎて最後の方はもうnoteのアプリがガタガタになっていました(笑)。
また来年も沢山現地に行って沢山書きます。エスコンフィールド北海道には絶対に行きたいですね。
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