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阪神タイガース 記事まとめ

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2022年4月の記事一覧

開幕から4月までの阪神を振り返る

4/30 12時現在の阪神タイガースは8勝20敗1分と、 予想もしていなかったスタートダッシュ失敗となりました。 まさかの開幕9連敗 ビジター12連敗と私も阪神を見てきて30年近くになりますが、 ここまで勝てないかと思うぐらい負けまくりました(苦笑) ここまで負け続けたのは何が原因だったのか? 今後はどうなって行くのかを私なりに考察していきますのでよろしくお願いします。 ・半壊した先発ローテーション 開幕投手は青柳投手の予定でしたが、 直前にコロナウィルス陽性になってしま

阪神甲子園球場の伝統の灯をLEDで再現した、パナソニックの3つの挑戦

こんにちは、ウラナレ編集部です。 兵庫県西宮市にある阪神甲子園球場。 日本における野球の"聖地"と呼ばれ、プロ・アマチュア問わず、数々の名勝負が繰り広げられてきました。 4月5日・・・あの日は忘れられない夜になりました。 阪神タイガースが今シーズン初めて阪神甲子園球場で試合をした日。 今シーズン初めて阪神が勝利をおさめた日。 あの輝く照明がまるでその勝利をお祝いしているようで、#阪神優勝 がTwitterトレンドに入るほど盛り上がりした日。 パナソニックプレゼンツの勝利

よい投手の見分け方(先発編)

まず良い投手とは何でしょうか? 150kmを投げる速球? 切れ味抜群のスライダー? 初速と終速の差が小さいストレート? いろんな項目がありますが、(もちろん私もそこは見るべきポイントです。) それだけでは本当の良い投手とはいえません。 まずここでは先発投手に焦点を置いて説明していこうと思います。 先発投手の役割は【失点をせずにゲームを作る事】です。 失点をしないようにするには 打たれてる訳にはいきませんが、 150kmの速球やキレキレの変化球がない投手が失点しないようにす

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【4/22対ヤクルト4回戦○】青柳完封・大山先制2ラン・佐藤タイムリー二塁打・ロハスダメ押し3ランで連敗ストップ!

こんにちは!かったーです! 阪神タイガース、連敗ストップです。 2週連続連敗ストップを託された青柳晃洋選手が素晴らしい投球を見せ、勝利に導いてくれました。 野手陣に関しても効果的なホームランにタイムリーも飛び出し久々に快勝と言える試合展開でした。 気になった選手・気になったポイントをまとめながら振り返っていきたいと思います。 スコア・責任投手・本塁打 スタメン 野手成績 投手成績 気になった選手青柳晃洋 ”エース”と呼ぶに相応しい快投でした。 先週初登板

1点差、出番は来るか来ないか【4/23 対ヤクルト戦●】

8回の攻撃、ピッチャーに打順が回ってきたところで、代打・山本泰寛が告げられた。ここまでタイガースは無得点だが、点差はわずか1点。山本の出塁次第では一気に状況は変わる。 山本の打席を眺めていると、タイガースベンチの出入り口から、両耳のついたヘルメットを被った男が現れた。 植田海。タイガースの代走の切り札だ。山本が出塁したら交代するのだろう。植田のほうが足が速いし、何より盗塁が仕掛けられる。単打や四球でもランナー二塁のチャンスを作れる可能性がある。試合終盤での「代走・植田」は

【配球論】阪神-Dena4回戦ソト選手のサヨナラホームランー2022年4月20日

はじめに プロ野球2022年シーズンは、新庄監督が話題の中で、阪神は4月19日時点で3勝17敗1分と出遅れが鮮明である。ヤクルトファンの私もついつい阪神は今日こそ勝てるのだろうか?と阪神の試合を見てしまうほどである。 2022年4月20日阪神-Dena4回戦を見たので私なりの考察を書きたい。 試合内容本日は2022年4月20日阪神-Dena4回戦は、横浜スタジアムで行われた。阪神は小川投手、Denaは東投手の先発で始まり、両投手7回を無失点の好投で0-0でマウンドを降りた。

【配球論】これも捕手のリードの問題なのか?阪神-巨人6回戦ウォーカー選手の3ランホームランの配球ー2022年4月17日

はじめに プロ野球2022年シーズンは、新庄監督が話題の中で、阪神は4月16日時点で3勝14敗1分と出遅れていた。ヤクルトファンの私もついつい阪神は今日こそ勝てるのだろうか?と阪神の試合を見てしまうほどである。 今日は2022年4月17日阪神-巨人6回戦を見たので私なりの考察を書きたい。 試合内容本日は2022年4月17日阪神-巨人6回戦は、甲子園で行われた。阪神はガンケル投手、巨人は赤星投手の先発で始まり、2回裏6番糸井選手がセンターバックスクリーンにホームランで先制する

阪神打線の出塁率について考えてみた

こんにちは!かったーです! 私が応援している阪神タイガースは開幕から20試合終了した時点で3勝16敗1分と大きく苦しんでいます。 その要因はいろいろあると思いますが、最大の要因は得点力不足だと私は思っています。 チーム得点数47はリーグ最下位で5位のDeNAが59得点なので、セ・リーグの中で際立って得点数が少ないです。 この得点力不足の要因として私が1番気になるのが「阪神打線の出塁率の低さ」です。 チーム打率が最下位なのでヒットが出ないことも問題なのですが、四球を選

矢野監督が色紙を出したとき、どうして嫌な気持ちになったのだろう

あれだけ待ち遠しかった勝利だったのに、まさか勝ったときのほうが不安になるなんて思いもしなかった。 開幕戦からの連敗をやっと9で止めたと思ったら、そこから再び6連敗。いったい何が起きてしまったのか分からないくらい、2022年の阪神タイガースは負けまくっている。4月14日の試合が終わった時点での勝率は0割6分3厘。こんな数字は見たことがない。もちろんプロ野球の歴代ワースト記録だ。 苦しい日々が続いているけれども、4月15日の試合は痛快だった。新型コロナウイルス感染の陽性反応が

性格とは真逆の投球

阪神のエース・青柳晃洋は、とにかく素直な性格だ。青柳に関する記事やインタビューに触れてみると、「嬉しい」「悔しい」なんていう感情がいつもストレートに表れている。好きなものに対する表現も素晴らしく、球団公式YouTubeチャンネルには、好きなマンガを笑顔で紹介していた様子も収められている。 青柳の素直さは、感情表現だけには留まらない。聞かれたことは素直に答え、それどころか聞かれたこと以上に話す。その姿勢には、記者の方々も感服しているそうだ。また、若手に対しても、素直にアドバイス

新神戸駅を出て…

新神戸駅。それは、神戸の中心地から少し離れた位置にある、山陽新幹線の駅だ。新幹線の駅としては決して大きくはないが、「のぞみ」も含めた全ての列車が停車することもあってけっこう便利で……いや、そういう話がしたいわけではない。僕が新神戸駅の話を始めた理由は、この駅の周辺の特徴にある。通ったことがある人は知っているかもしれないが、この駅は長いトンネルと長いトンネルの一瞬の狭間に作られている。長大なトンネルを抜けたと思えば、束の間の停車でまたトンネル───そう、まさに今の阪神タイガース

目覚めよ阪神タイガース(超長文)

阪神タイガースがとにかく弱い。 本日、遂に17敗目を献上してしまい、開幕から1勝1分17敗というありえない数字となっている(ちなみに現在51イニング連続無得点継続中)。 他球団の方からは笑われるかもしれないが、今の戦力が極端に弱いかといえば、私はそんなコトはないと分析している。 ただ、昨年から大きく変わったのは絶対的抑えであったスアレスがいなくなったという点である。 スアレス退団により現代野球の基本である逆算からの試合設計ができなくなった。 ラスト1イニングを抑える投手

阪神タイガースを愛しているからこそ言っておきたいこと

僕がタイガースのファンになったのは1985年のこと、 あの時僕は小学校4年生。 バース、掛布、岡田という重量猛虎打線に魅了され、 応援する周りのおじさんたちの涙に魅了された。 それから、阪神は暗黒期に入る。 何をやっても最下位という負のスパイラルから抜けれない年月が続く。 1992年、優勝のチャンスがやってくる。 新庄、亀山といったスターが現れ 野村ヤクルトと最終戦までもつれるというデッドヒートを展開するが 惜しくも2位。 ここからファンとしては中毒性が増していく。 勝って

スタメンだからこそできること【4/8 対広島戦▲】

今年の春、甲子園にオープン戦を見に行った。先発は藤浪晋太郎。人入りはまばらだったが、長身の背番号19がベンチから飛び出していくと、観客席からは拍手が響いた。声が出せないなりの精一杯のエールが、嬉しかった。 だが藤浪は初回から対戦相手のイーグルス打線に捉えられ、いきなりノーアウト満塁のピンチを背負ってしまう。その後も勢いを止められず、見方の判断ミスなども絡んで一気に3点を失った。ほんの十数分前までとはうって変わり、球場の雰囲気が重たくなっているのが、観客席からでも分かった。