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東北楽天ゴールデンイーグルス 記事まとめ

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#イーグルス

An Old Song with Contemporary Relevance

This afternoon I was writing about Theaster Gates’ Afro-Mingei exhibition at the Mori Art Museum (continuing until September 1, 2024), I plugged an old CD from 1995 by Don Henley, formerly of The Eagles, into my player. Toward the end is a

今週の全米アルバムチャート事情 #233- 2024/4/27付

祝大谷翔平メジャー通算176号。でも彼の力はまだまだこんなもんじゃないと思う。176号のホームランも、去年の夏場に打ってたホームランのパワーと迫力にはまだまだだし、彼は夏に向けて更にパワーをアップしていくんだろう。今年は山本や今永など今年からメジャーに参戦した日本人ピッチャー達も頑張ってるし、MLB三昧はまだまだ続きそう。 早いもので4月もそろそろ終わりに近づいて、GWも眼の前になってきた今週の全米アルバムチャート、4月27日付のBillboard 200の首位は先週の予想

Eagles「Long Road Out of Eden」(2007)

28年振りのイーグルスの新譜・・・当時、70年代洋楽ファンであれば、この新譜に注目しなかった方はいなかったと思われます。あのイーグルスの新譜ですからね。 本作は1979年発表の「The Long Run」から数えると28年振りのフルアルバム発表となります(1994年に新曲4曲を含む「Hell Freezes Over」が発表されてますが、こちらは他MTVのライヴ音源が収録された変則アルバムでした)。そして2016年1月にグレン・フライが亡くなり、同年3月にイーグルスは解散した

イーグルス〜ホテル・カリフォルニアの幻影

イーグルスは2017年、ドン・ヘンリーと共にバンドを引っ張ってきたグレン・フライが亡くなり、活動停止となった。 しかしライブ活動としてはその後グレンの息子、ディーコン・フライが参加して継続していたが、昨年ファイナルツアーが行われて2025年で終える。 1971年のデビューから50年以上活躍したバンドであるが、オリジナルアルバムとライブアルバムを合わせても僅か9枚という寡作バンドである。 結成以来作詞作曲の中心人物であったグレンの亡き後はバンドの存続に関わるものであった。

7インチ盤専門店雑記485「Lou Ann Barton」

毎週ご来店くださり、毎回のようにレコードをお買い上げいただいているTさんという常連さんがいらっしゃいます。滅多やたらと音楽に詳しい方で、いろいろ教わります。アメリカン・ロックがお得意のようで、レア盤の情報は私なんぞ太刀打ちできません。レコードを減らすお手伝いをしていただいている中で最大貢献者のお一人です。 そのTさんとイーグルス関連はもう揃ったかという話題から、「グレン・フライのAfter Hoursのアナログは持ってない」ということで、最後の1ピースでもないのでしょうが、

やはりビートルズは凄かった(ソロ作品から分かること)

メンバー全員が全米1位を持つ 今回もビートルズ関連ネタですが。最近各メンバーのソロ作もいろいろ聴いていて思ったことを。何がやっぱり凄かったって記事タイトル通りで、メンバーがソロでも全員全米1位を記録しているんですよね。こんなバンド見たことない。まずデータから。 John Lennon シングル:1974 Whatever Gets You Thru the Night / 1980 (Just Like) Starting Over アルバム:1971 Imagine /

EPOCH-ONE (=エポックワン) 浅村さん編

早いもので2月も残り約1週間ちょっと。 来月からオープン戦、そしてレギュラーシーズンが開幕しますね^^ シーズンが開幕すると僕にとって一つの楽しみが増えます^^ それは僕の大好きな がたくさん販売されるからです^^ 今回はこれまで発売された浅村さんのEPOCH-ONE (=エポックワン)を画像付きでご紹介していきます^^ 裏面の画像には発行枚数(=限定枚数)が記載されていますので合わせてご紹介していきます^^ 最後に個人的なお願いも書いていますでご協力お願いします(笑

7インチ盤専門店雑記462「70sのアイコン」

1970年代をアイコン的に象徴するアーティストは誰かと考えると、やはりイーグルスかドゥ―ビー・ブラザーズあたりですかねぇ。レッド・ツェッペリンも時期的には上手くハマります。ディープ・パープルやブラック・サバスは活動期間が長過ぎて「70sの」という特色は薄れますし、プログレもそういう意味では該当するバンドがありません。…80s以降も延命措置の有無は違えど生き延びてますからね。まあ、イーグルスもドゥ―ビー・ブラザーズも復活するんですけどね。リリースされたアルバムの濃密さでいくと、

イーグルス Most Of Us Are Sad

80年代前半、音楽と映画の話が合う男女七人は、学生時代の良き友でした。 (トムウェイツの記事) その中の一人は、サトルと呼んでいて、七人の中では私と一番音楽の趣味が近く、アコースティック趣向でポコやイーグルスが好きでした。 彼と一緒に何かの団体旅行に行った時、バスの中で幹事さんが「誰か歌いたい人いますか」に彼が手を挙げて、曲名を聞かれて「あ、たぶんオケ無いから、マイクだけで大丈夫です」と言ってイーグルスのティモシーBシュミットが歌う「言い出せなくて」をアカペラで歌ったのです

イーグルス・ファースト / Eagles 1972

ロックの殿堂、さらにアメリカ・ポピュラー・ミュージックの文化遺産とまでなったイーグルス。その記念すべきファースト・アルバム。 イギリス名プロデューサーのグリン・ジョーンズの難関オファー 新設間もないアサイラム・レコードは、目玉となる作品とグループをどこよりも渇望していた。ビートルズとローリング・ストーンズと両方で実績を積み、最先端のロックのノウハウを持つ人物へのプロデュース依頼は容易ではなかった。 数度の交渉を経たがレコーディングは1972年2月、ロンドンのオリンピック・

7インチ盤専門店雑記418「MERRY X MAS EVERYONE」

イーグルスの「ふたりだけのクリスマス」、いいですよね。ロッカバラードという呼称にベスト・マッチです。アナログで聴くなら、イチバン好きなクリスマス・ソングかもしれません。1961年頃のヒット曲のカヴァーです。 この曲、アルバム未収録でして、7インチ盤の存在価値が大きいわけです。ベスト盤に収録されるのもずっと後のことです。そのため、自分はリアルタイムで購入したのとは別に何度も購入しております。お店でも随分売れまして、お買い上げくださった皆さん、「これ7インチしかないんだよね?」

「安野光雅」と若き日の後悔

2023年も残り半月、年末までのカウントダウンが始まりました。クリスマスも近づき、孫へ送るクリスマスプレゼントに、何冊かの絵本を買っておいて欲しいと連れ合いから頼また。その内の2冊、『ABCの本』と『あいうえおの本』が「安野光雅」の絵本でした。「安野光雅」は、日本のみならず世界的にも有名な絵本作家で、2020年12月24日に肝硬変のため亡くなられています。 「安野光雅」のこと 島根県津和野生まれで、1949年(昭和24年)に美術教員として上京し、教師を務めるかたわら、本の

勝手に10選〜70年代 イカしたROCK 洋楽編(後編)〜

(後記) では、張り切って後編に移る。 ・Bohemian Rhapsody 1975年にクイーンに発表されたアルバム”A Night at the Opera"に収録され、同年にシングルカットされた曲だ。 1968年にギタリストのブライアン・メイとドラムのロジャー・テイラーを中心に前身となるバンドであるスマイルが結成された。 積極的にライブ活動を行い、1969年にシングル"Earth"にてデビューを飾るも全く売れずに終わり、ボーカル兼ベースのメンバーが脱退し、分裂状態

夢の話 #シロクマ文芸部

 逃げる夢をよく見る。    ロケット――といって、小学生が実験で作ったペットボトルのロケットなどではなく、それは明らかに「ヤバいヤツ」だった。  私は学校のグランドのようなところにいた。他の誰かと一緒にいたのだが、一瞬にして場が無音になった。はっとして空を見上げと、真っ青な空に赤い線のついたメタリックなロケットがくっきりと見えた。  ねえ。あれ。やばいやつじゃない。絶対そう。やばい。やばい。  小さな光る点が目視できるほどの大きさになった時、あちこちで声がした。私は、とりあ