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海外サッカー 記事まとめ

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note公式の海外サッカーマガジンです。海外サッカーにまつわる素敵な投稿を紹介していきます。
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#サッカーを語ろう

育成年代でありがちなトレーニングの落とし穴!練習で努力を重ねても上手くならない理由!

 今日は、「試合に勝つために練習するんだろ?」というテーマでお話させていただきます。よくある「それって間違ってませんか?」ということをお話しします。  「それってトレーニングでしかできないプレーじゃない?」という話です。例えば、ロングパスのトレーニングをしているときに、コーチから「試合を想定したロングパスのトレーニングをしよう!」と言われていたとします。この場合、「相手がいないけれど、ある程度のスピード感で、ボールを動かしたり、ボールを置く位置を変えたり、キックの球種を変え

7/28 親善試合 東京ヴェルディ vs ブライトン 欧州との壁(スポーツナビに掲載されました!)

現地観戦はできなかったけど、アマプラでディレイ観戦。 まずはスタメン。 ヴェルディはほぼリーグ戦と同様のスタメン。 綱島 → 宮原が変更した程度。 対するブライトンは主力選手が概ね不在で、1.5~2軍程度のメンバー。 不在メンバー フェルブルッヘン、ダンク、マーチ、ジョアン・ペドロ、エヴァン・ファーガソンなど 試合内容 試合のハイライト ヴェルディが序盤からいい入りを見せる。 6分には高い位置で奪ってのショートカウンターを見せるも、山見のシュートはDFにブロックされ

「なでしこ負けた」場合のシミュレーションー3位通過できるか。

上記に、アメリカ戦の分析も書きましたので、ぜひ読んでください。 前回は、なでしこがナイジェリア戦を勝つ、引分ける場合をシュミレーションした。メディアでも報じられているように、引き分け以上で予選突破が決まる。上図の左半分である。 今日は、日本が負けた場合に予選突破できるかをシミュレーションしたい。上の図の右側である。 以下ややこしい議論になるので、ざっくり言うと、ナイジェリア戦1点差の負けなら、グループ内3位にはなれる。0-1、1-2、2-3でも大丈夫である。 問題は3

五輪サッカーの試合に、日本の「夜明け」を見た。男子代表がマリ戦で挙げた決勝ゴール。27年前に悲願を成就した劇的シュートと重なった

五輪サッカーの試合に、日本の「夜明け」を見た思いだった。男子代表がマリ戦で挙げた決勝ゴールは鮮やかだった。そして、この得点は日本代表が27年前に悲願を成就した劇的シュートと重なったのだ。何度も挑戦しては跳ね返されてきたワールドカップ(W杯)出場。初めて本大会の切符を手にした時の決勝点。この時の再現をみるようだった。 五輪男子サッカーの1次リーグ。日本は初戦のパラグアイとの試合を5-0で大勝し、2戦目のマリ戦に臨んだ。 日本は立ち上がりから押し込まれる苦しい展開を強いられた

なでしこジャパン、僅差でブラジルに勝利(ちょっと長文)

どうも はじめです😀 今日もスポーツ音痴の私が見たサッカーうんちくです! あてにしないでね(^^;) パリオリンピックの女子サッカー、見事にブラジルに勝利しました! おめでとうございます!(^^)! お褒めのコメントはこちらに書いてあります そして気になった事がやっぱりありました(´;ω;`) まずは今見たニュースから 藤野あおば選手が車いすで次の試合会場に来たというニュース うーん、これが敵に対する陽動作戦ならいいのですが(^^;) 本当に痛めているならちょっとき

FCバイエルン・ミュンヘン クイズ!(全15問) FOKUS Bundesliga #9

FCバイエルン・ミュンヘンに関するクイズを作成しました! 基礎編が10問、発展編が5問の全15問構成です。ぜひ解いてみてください! ページ下部に解答と解説もあります。 基礎編(10問) Q1. 初代会長のフランツ・ヨーンを含む17名の会員によって、現在のFCバイエルン・ミュンヘンが創設されたのは何年? Q2. クラブのトレーニング施設の通称としても知られる、FCバイエルン・ミュンヘンの本部の所在地の名称は何? Q3. 1974年4月6日のカイザースラウテルンとの試合で

7/28 パリ五輪 男子サッカー 第2戦 vs マリ 勝って兜の緒を締めよ

早朝開催されたこの試合。 まずはスタメン 山田楓喜がスタメン!! ヴェルディサポーターとしてはこれは絶対見逃すわけにはいかないということで、起きてよかった。 大会のレギュレーションが変わったことで、バックアップメンバーも入れ替えで出場ができることで、チャンスを掴む。 試合内容 前半は日本が積極的に仕掛けているように見える。 藤田、荒木、斎藤など複数人が絡んで崩し、楓喜がサイドに張って裏を狙う展開が見られる。 このまま行きたいところではあったが、なかなか決定機をモノにで

【Z世代到来】ブラジルの神童エンドリック

その後は? 「レアル」 2017年の夏、11歳のエンドリックはカメラに向かって夢を語りそして7年後、その夢を叶えた。 物語が始まったのは、2021年10月。代理人が、ユース年代で圧倒的なパフォーマンスを見せていたエンドリックのビデオを欧州のビッグクラブにばら撒いたのだ。そして瞬く間に世界中のスカウトから注目される存在となった。レアル・マドリーのスカウト、ジュニ・カラファトもそのうちの一人である。 ネイマールショック 2013年。フロレンティーノ・ぺレスは求愛していた

【観戦の予習にぜひ!】ボルシア・ドルトムント 来日メンバー ピックアップ紹介+プレー動画

7月24日(水)に、セレッソ大阪vsボルシア・ドルトムントの一戦がヤンマースタジアム長居で予定されています。7年ぶり4回目の来日で、香川真司が所属するセレッソ大阪との"古巣対決"が注目されます。 今回の来日メンバーは、EUROに出場していたヒュルクルク、ザビッツァー、エムレ・ジャン、シュロッターベックなどの一部の主要メンバーは来日しませんが、ユリアン・ブラントをはじめとした主要メンバーや期待の若手なども入ったメンバーとなっています。その中でも特筆すべき選手を、プレー動画も引

指導者はいつも批判にさらされる厳しい役目。サッカーイングランド代表のサウスゲート代表が退任。欧州選手権2度の準優勝など輝かしい功績。黄金期の西武の名将を思い出す

指導者というのは、いつも批判にさらされる厳しい役目だと思ってしまう。サッカーイングランド代表のガレス・サウスゲート監督(53)が退任することとなった。先日まで行われていた欧州選手権で準優勝に導くなど好成績を挙げた。それでも大会中に監督は批判の的となっていた。プロ野球では西武の黄金期の名将を思い出す。監督は切ない仕事だ。 今年の6月から7月にかけて行われた欧州選手権。決勝でイングランドは1-2でスペインに敗れ、悲願の初優勝とはならなかった。 それでも、サウスゲート監督は前回

EURO2024 個人的ベストバウト5戦

こんにちは〜EURO2024、スペインの優勝で幕を閉じましたね。約1ヶ月、総51試合、おもえばドイツ×スコットランドの開幕戦が遠い昔のようです笑 当noteでは期間中色々とマッチレビューを投稿させていただいていました。その数20本!!ちなみに本当はもっと見ていたのですが、マッチレビューを書けたのは20本でした。(ただ、我ながら結構充実の数だと思います笑) 今回マッチレビューを書こうと思い立ったのは、漫然と見るよりもレビューを書くことで試合を言語化したり、見た試合を思い出の

2024/7/15 EURO2024 決勝 スペインvsイングランド シン・無敵艦隊の誕生

表題の件、まずはスタメン。 スペインは出場停止明けのル・ノルマン、カルバハルが復活。 イングランドはショーが決勝で初めてのスタメンに。 お互いに現時点でのベストメンバーといえる布陣だ。 試合内容先日も記載したようにスペインの方がチームとしての完成度が高く、有利に試合を運ぶと考えていたが、想定していた通りだった。 ボールを保持し、セカンドボールの回収、素早いプレスと前半からスペインが攻勢をしかける。 対するイングランドは守備ブロックを作って、守ってチャンスを伺うような状態が

プロサッカー選手になるまでの最短距離の道は「自分の常識を疑うこと」だ!

 今日は「プロサッカー選手になるまでの最短距離の道は『自分の常識を疑うこと』だ」というテーマでお話させていただきます。  僕は、17歳でスペインのバルセロナにあるアカデミーに行ってサッカーを学んできたのですが、そこで、これまで学んできた「サッカー」がすべて間違っていたことを知りました。自分が常識だと思っていたことが、全て違っていたのです。例えば、ボールを止めるというトラップ。僕は日本で「ボールを止めるときには、足と地面で三角形の罠のような形を作って、ボールに触る瞬間に、上から

1988年生まれのドイツ人選手ベストイレブンを考える。 FOKUS Bundesliga!!! #5

前書き 2014年7月13日、今日からちょうど10年前にマラカナン・スタジアムで行われたワールドカップ決勝でリオネル・メッシ擁するアルゼンチン代表に勝利し、ドイツ代表が史上4度目となる「世界王者」に輝いた。  同大会のドイツ代表にはいくつか特徴がある。なかでも気になるのは23名の代表メンバーのうち、5選手が「1988年生まれ」だったことだ。同じ年に生まれた選手が選ばれることはあっても、5選手というのはなかなかである。1988年生まれの次に多かったのは1992年生まれの3人。