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海外サッカー 記事まとめ

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#日本代表

エッセイ 「サッカーのフォーメーション徹底解説 〜 基本形と2024年現在のトレンド」

《はじめに》 おととい6月11日、サッカー日本代表はシリア代表と試合を行い、5-0で勝利しました。 森保監督は前半は3バック、後半は4バックとフォーメーションを使い分けてこの試合に臨みました。 すでに2次予選を首位で突破することが決まっていたので、今後を見据えて、戦い方に幅を持たせるために、違うフォーメーションを試したのでしょう。 念のために説明しておきますと、フォーメーションとは選手の配置隊形のことで、謂わばシステム(選手が動く際の仕組み)を機能させるための型です。 フォ

サッカーW杯アジア2次予選 第6節 日本 5-0シリア

6/11(火)19:10エディオンピースウイング広島で行われた、W杯アジア2次予選 第6節。日本代表はシリア代表との試合となった。 結果、日本代表は 5-0 で勝利をあげた。 ***************************** 日本の先発メンバー。 GK大迫、DF冨安、板倉、町田 MF久保、堂安、田中、遠藤、南野、中村 FW上田 であった。 前半13分 日本は、遠藤選手がこぼれ球を拾った流れから速攻を展開。南野選手が運んで左へ散らすと、中村選手が得意のドリブル

加藤純一が来年もキングスワールドカップに参加できる可能性と、日本版キングスリーグ実現にむけて

先日、キングスワールドカップ日本代表がトルコ代表に敗れ、キングスワールドカップ敗退となりました。私は加藤純一さんの実況の良さもあってコンテンツとして非常に楽しめたので、結果が悔しかったです。リベンジして欲しいです。 ...と思うと同時に、「キングスワールドカップって来年もあるの?」「日本では開催できないの?」と色々と気になったので、現在どういう状態なのかキングスリーグ関連の海外記事を読み漁ってみました。今回の記事はその中でもキングスリーグの拡大スケールと今後の展望についてま

サッカー/日本×イラン後半を振返る/準々決勝/AFCアジアカップ2023(開催は2024)

7.「後半開始」 ハーフタイムが終わり両チームの選手がピッチに出てきて、どちらも選手交代はなく後半がスタート、開始早々イランが攻撃する流れになり、ロングボール、クロス、ロングスローを使い空中戦で得点のキッカケを作り出そうとする動きが見られました。 そしてイランは守備になると、日本のゴール前からのビルドアップに前半同様前線の4枚が、日本の最終ラインと一対一になる形を作り、プレッシャーをかけてパスを繋がせないよう前半より更に激しくきました。 そんな中、板倉がイランのクリアボー

タイミングをずらす『アウトサイドキック』|FBaseマガジン#88

相手が予期せぬタイミングで。予期せぬ場所へ。 相手が来ると思っていなかったタイミングで。 相手が来ないと思っていた場所へ。 サッカーはそんな予想を上回るタイミングと場所へパスが入った時に、一気に決定機が訪れる。 それではそんな相手が予想しにくいタイミング。予想しなかった場所へパスを出す術とは?という話を今回のnoteでは話していきたいと思います! 前にFBaseマガジンで書いたこちらの記事。 「オープン」の体勢。も相手のタイミングを外したり。相手が予期せぬ場所にパスを

イランに敗戦。板倉滉を替えなかった森保監督の采配について思う

日本代表が戦う国際大会で個人的に最も面白いと思っているのがアジアカップなのだが、ベスト8で幕を閉じた。正直に言うと、勝利した3試合で印象的だったものはない。スポーツベッティングでいうと日本の勝利が1.3倍程度である戦力差がある相手に普通に勝っただけで、中東の強豪には競り負けた。しかも2回だ。このダメージは大きい。

【原因分析】日本×イラン 2023アジアカップ なぜ日本はなすすべなく敗れたのか。

こんにちは。シュル部と申します。 今回は昨日行われた20223アジアカップ準々決勝、日本vsイラン戦の原因分析を行っていこうと思います。 個人的には完膚なきまでの完敗だと思っていますが、W杯での快進撃からどうしてここまでになってしまったのか?初心者の方でも分かりやすいようにまとめていきたいと思います。 ----------------------------------------------------------------------------------- 両チ

日本、イランに惨敗 下らないニュース解説番外編その63

節分過ぎたのに暖かくならない今回のニュースはこちら。 皆さんご存知の通り、優勝確実、オッズ1.2倍と言われていた日本がアジア杯で惨敗してしまいました。 ベトナムにクリーンファイトで逆転された時点で「何かおかしいな。ちょっとズレてるかな」などと思い、さらにイラクに負けてこれはあかんとなったのですが、 とりあえずトーナメントには進出できたので、いけるかなと思ったのですが、やっぱりダメでした。 お茶の間の皆さんも目力先輩の如く叫んだことでしょうが、ここで私が今回のアジア杯惨敗

【アジアカップの敗因】信頼の示し方、その難しさについて

アジアカップで残念ながら日本代表は敗退した。 最後の試合を観たうえで、森保監督の試合後の談話、守田選手や板倉選手の試合後の話の記事等をふまえて、少し思うところを書いてみた。(以下敬称略) まず実際にこの試合でもプレーした守田の語った内容記事を読むと、チーム戦術と選手個々で考えることのバランスって非常に難しいな、、と感じた。 本当に叫びたいような気持ちだったのだろうと、胸がキュッとなった。 特に代表レベルとなると、当たり前のことだけど、当然準備にかかる時間や、毎回全ての選

アジアカップ敗退~日本代表に必要なのはアイコン的存在?~

いや~、、終わってしまいましたね。。 2011年以来、3大会ぶりの優勝を目指して臨んだ我らが日本代表でしたが、今回は「まさか」のベスト8、イランの前に散ってしまいました。 なぜ「まさか」なのか。 それは、絶対に優勝することを疑わないほどの実力を、今の日本代表が持っているからです。 プレミアリーグのクラブのレギュラーや、CL出場クラブの主力などが一挙に集う今の代表が、「日本史上最強」だということは紛れもない事実だからです。 最低でも決勝には駒を進めると確信していましたし、

アジアカップ ラウンド16 バーレーン1-3日本 準々決勝へ!

1/31(水)20:30、アルトゥマーマ スタジアムにて行われたアジアカップ ラウンド16。日本代表はバーレーン代表との試合となった。 結果、日本代表は 1-3 での勝利となった。 ***************************** 日本の先発メンバー。 GK鈴木、DF冨安、板倉、毎熊、中山 MF旗手、遠藤、堂安、中村、久保 FW上田 であった。 前半31分 日本は、相手陣中央の左で遠藤選手がボールを持つと、右で完全にフリーになっていた毎熊選手へ渡す。毎熊選手が

鎌田大地は必要だ『サッカー人生で一生分稼ぐ』

昨日イランに敗れ、王座奪還に失敗した日本。 「私自身が交代カードをうまく切れなかったのが敗因」と森保監督が語ったように、その手腕を疑問視する声は当然多く、今後に不安を残す状態での敗戦にサッカーファンは大きな失望を感じただろう。 今回の『鎌田大地は必要だ』という記事は日本の敗戦を受けてではなく、日本の優勝を願いながら、敗戦前から執筆していた題材である。 鎌田大地のことを高く評価し、日本に大切な戦力だと考えているからだ。 昨夏にステップアップを試み、ラツィオに移籍するものの、

AFCアジアカップ、日本代表メンバー選考の疑問

現在、AFCアジアカップで紆余曲折の闘いを繰り広げるサッカー日本代表。 ここからはベスト4、優勝をかける闘いが始まり日本チームとしても正念場となる。 しかし、、、 対イラクでの敗戦後、停滞感のあったチームの潤滑油として攻守に存在感を放った旗手が怪我により離脱。 優勝候補筆頭は当然ながら日本と考えていた私は この離脱により、嫌な予感がする。 ボランチ、あるいは攻撃時にインサイドハーフとして久保、南野の側となるCMFの層が気になるからだ。 CMF4名の不安 「遠藤、守田、

サッカー強国になるには40年かかる説

森保監督率いる日本代表がアジアカップベスト8でイランに敗退しました。 イラクもそうでしたが、イランも徹底してハイボールを前線に送り込み、日本のディフェンスの壁を超えて裏を取り、そのままシュートというシンプルかつ強度の高い戦術を用意してきました。 日本は富安と板倉という有能なDFがいますが、あれだけ好きに放り込まれたらどうしても跳ね返せない瞬間ができてしまい、さらに板倉は足の痛みを抱えていたため最後まで守り切れませんでした ボールの出どころのDFに前田のようなFWがプレッ

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