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海外サッカー 記事まとめ

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#チャンピオンズリーグ

【選手評価】 23/24 レアル・マドリー (MF・FW編)

こんにちは、ねれりです。前回の続きです。MF、FWの選手、そしてアンチェロッティ監督について評価していきたいと思います(SS評価続出注意)。 MF 5.ジュード・ベリンガム 🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿 SS評価 ドルトムントから加入した2003年生まれ。様々な起用法が考えられる中、アンチェロッティは彼をトップ下に配置する4-3-1-2を採用。開幕4戦5発、秘めていた得点能力を開花させた。ルックスも完璧な彼に弱点はないと思われていたが、ドルトムント時代の歌唱映像が発掘され、そのクオリ

コンパニ新監督の経歴や人柄とは?輝かしいキャリアから描く栄光の未来

——以下翻訳(ブンデスリーガ公式サイトより) ヴァンサン・コンパニ氏が新シーズンからFCバイエルン・ミュンヘンの監督に就任する。 ユースチームやハンブルガーSVを経て、マンチェスター・シティで世界的なスター選手となった彼の素晴らしいキャリアを『bundesliga.de』が紹介しよう。 FCバイエルンミュンヘンに新たな指揮官が誕生した。ヴァンサン・コンパニ氏がトーマス・トゥヘル前監督の後任として、新シーズンから歴代最多王者の指揮を執ることになったのだ。契約期間は2027年

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ようこそ、コンパニ監督!入団記者会見の要旨

――以下、翻訳(バイエルンミュンヘン公式サイトより) ご紹介しましょう。これがヴァンサン・コンパニ監督だ!FCバイエルンと契約を結んだ翌日、新指揮官は記者会見で自己紹介を行った。このメディア向け記者会見の中で、ヤン=クリスティアン・ドレーゼンCEOとマックス・エバール取締役も出席し、いくつかの極めて重要な発言も見られた。 クラブの第一印象について… ヴァンサン・コンパニ監督:「素晴らしい人々に会えて嬉しかった。バイエルンがいかにビッグクラブかを理解できた。誇りに思うと同

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2024.06.02 UEFA Champions League 2023/24 決勝 レアル・マドリーvsドルトムント

・はじめにおはようございます。こんにちは。こんばんは。 これから世界で一番強いチームの話をします。 以下、スタメン。 下部組織のフラン・ゴンザレス、マリオ・マルティン(とジェレミー・デ・レオン)を含めた25人全員を連れてウェンブリーに乗り込んだマドリー。 怪我のアラバとチュアメニは起用できず、直前でインフルエンザを患ったルニンの状況が怪しいこともあり、キックオフ2時間40分前に発表しても問題ないレベルには予定調和なスタメンに。 復帰後も変わらず世界最高GKのクオリティを証

【選手評価】 23/24 レアル・マドリー (GK・DF編)

こんにちは、ねれりです。新しいパソコンが届いたのでこの機に始めたいと思います。よろしくお願いします。 今回が最初の投稿ですが、いきなり23/24シーズンの総括・選手評価から始めたいと思います。私の独断と偏見を元に書かれていますので「過大評価」、「もっと評価高いやろ」などと思うかもしれませんが、楽しんでいただけると幸いです。 評価基準 SS、S、A、B、C、の5段階で評価。出場時間、試合での貢献、個人の成長、私情等で評価しています。甘々採点です。基本的にはトップチー

黄金期に生きる

今を生きる我々は、またもう一つの黄金期の真っ只中にいる。 マドリーが直近10年で欧州チャンピオンの座を掴んだ数は6つ。 この数字は、チャンピオンズリーグの前身であるヨーロピアンカップが発足した1955/56シーズンから1965-66シーズンの10年間のうちに6度優勝したときと並ぶが、その時代を見ていた人は限定的で凄さがイマイチ理解しづらい。 「チャンピオンズリーグ」への改名後に限ると、『(任意の)10年間でCL王者に2回以上なったことのあるクラブ』と検索条件を絞り込むだけ

20.UEFAチャンピオンズリーグ決勝

おはようございます。 サッカーゲームをやりすぎたせいで、そこらのサッカー部よりも サッカー選手に詳しい元水泳部の千葉スイミングスクールです。(パシャパシャ) 今日は、先日行われた、サッカーの欧州チャンピオンズリーグ決勝戦を取り上げたいと思います。 昨年に行われたチャンピオンズリーグ(以下、CL)予選を勝ち抜いたチームが、今年の春から決勝トーナメントとして、同じ相手と二回場所を入れ替えて戦いながら、勝者を決めます。 今年は、日本人が属しているチームが4チームも出場していて(

23-24シーズンの久保建英とレアルソシエダを振り返る    

はじめに  23-24シーズンは久保建英を通してレアルソシエダを見るのが2年目ということで、このクラブのことを少しはわかってきたのとCLに出場したことで新たに感じた事も多かったのでそういうことを書き残したいと思った。 先に言っておきたいのは、このブログを書くにあたって何かを詳細に調べたり、試合映像を見返したりはしておらず、ほとんどXと自分の記憶頼りに書いたので事実関係等で間違った事を書いてしまっていることがあるかもしれません。その時はすみません。また、自分がわかるのは久

守備で走れない選手は、もういらない!

 今日は「抜かれたら走るという当たり前のこと!」というテーマでお話させていただきます。  先日、ジュニアユース年代のトレーニングを見に行く機会がありました。そこで「このクラブ、きっと強くならないだろうな…」と思う瞬間があったので、それを皆さんにも共有したいと思いました。  今日お話することは、日本と海外の「違い」のひとつでもあります。少なくとも、スペインやアルゼンチンでは絶対にありえないことです。ですが、日本では結構あること…。なので、サッカーに関わる皆さんにも「うちのクラブ

【振り返り】CL準々決勝 レアル・マドリー vs マンチェスター・C

ポール:死闘やったね。 とっさん:うん、確かにね。どうでした? ポール:ファーストレグはマジでめちゃくちゃすごい試合やった。CL史上でもトップクラスに面白い試合やったね。スーパーゴールもいっぱいあって3対3 ファーストレグはどちらかというとマドリーペースというか、マドリーがやりたいことできた試合やったなと俺は思ったけど、どうです? とっさん:ファーストレグもセカンドレグも、割とレアルがやりたいことやったという印象ですね。セカンドレグも押し込まれてシュート数は少なかったけ

どうすればよかったのかを振り返る作業

めちゃくちゃ頑張って、それでも結果が出なかったので、同じように、めちゃくちゃ頑張ったのにうまくいかなかった時の、自分の仕事について振り返ってみます(今朝の試合にある程度なぞらえたいので、機会は多くないけどコンペを例にします)。 振り返り① 直前のパフォーマンスたぶん、まず直前にやったことの出来不出来を考える。プレゼンでの説明のパフォーマンス。相手の納得を得られる出来だったか。質問を引き出したか。提案した企画の柔軟性や、こちらの力量を感じてもらえたか。 私の場合は目の前に競

次の挑戦は CL 準々決勝 2ndレグ アトレティコvsドルトムント(A) 2024.4.16

アウェーの2ndレグ。1stレグはこちら 中間の試合でアトレティコは順位争いの直接のライバルであるジローナに3-1で勝利。 ドルトムントはボルシアMGに2-1で勝利した。 ●スタメン・アトレティコ オブラク ヴィツェル / ヒメネス / エルモソ モリーナ / ジョレンテ / コケ / デ・パウル / アスピリクエタ グリーズマン / モラタ 1stレグは負傷欠場したエルモソが復帰。リーノが出場停止の左にアスピリクエタを回した。 ・ドルトムント コベル リエルソン /

2024.04.10 UEFA Champions League 2023/24 ベスト8 レアル・マドリーvsマンチェスター・シティ

・はじめにおはようございます。こんにちは。こんばんは。 前回書いた10月のジローナ戦に続き、今季の転換点になりそうな試合をマッチレビューの形で記録しておきます。 以下、スタメン。 ホームのマドリーは少しサプライズ的な前線の並びでこの大一番に臨む。 4-2-3-1のシステムを採用し、左サイドでのプレーが得意なヴィニシウスを中央最前線に配置。トップ下のベリンガムとコンビを組ませた。 そして、直近のアスレティック戦で左サイドから2Gを記録し好調のロドリゴをLSHで起用。 試合前

23/24チャンピオンズリーグ準々決勝1stレグはじまた

チャンピオンズリーグの準々決勝がついに始まった。 そういうわけで気合いの早朝覚醒をきめたのである。 アーセナルはバイエルンとホームで対戦。 立ち上がりはちょっとバタついたけど、アーセナルは試合を支配する。両SBが高い位置を取るので、バイエルンの2トップがアンカーのジョルジーニョへのパスコースを完全に切ってくる。そこでウーデゴールが適宜降りてきてビルドアップの出口になった。 アーセナルの守備はいつもどおりにキツキツで、不調のバイエルンは無理に前には出て来ない。 そんな