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海外サッカー 記事まとめ

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2023年4月の記事一覧

Outside United #3 三度目の正直!ユナイテッド買収の状況

ユナイテッドの買収の話どうなってるの??2022 年 11 月にユナイテッドの戦略的見直しが発表されて早 5 ヶ月経ちました。 発表当時は W 杯開催中であるにも関わらず、クラブのことで頭がいっぱいになっていたことを覚えています。 同時にクリスティアーノによるクラブ dis インタビューもあり尚更です。 僕はこの件に関しては note と podcast で残しており、改めて振り返ってみると意外と冷静に次に起こることなんかを想像して楽しんでたのがわかりました。 さて、5 ヶ

”アーノルド無双の大チャンス” リバプール×トッテナム プレビュー 【22-23プレミアリーグ 第34節】

プレミアリーグ第34節 2023.5.1 @Anfield リバプール (7位/15勝8分9敗/勝ち点53/得点61 失点39) × トッテナム (5位/16勝6分11敗/勝ち点54/得点60 失点53) Referee:Paul Tierney VAR:David Coote ■対戦成績※リーグ戦のみ ・通算61戦 30勝17分け14敗 ↓直接対決直近5戦。 ※プレミア公式より引用 ↓両クラブの直近5戦。 ※プレミア公式より引用 ■予想スタメン・展望【Live

スピードを上げ過ぎてボールを失ってしまう選手へのアドバイス -攻撃のスイッチの場所がどこにあるのか考えよう-

Hola Chavales!!!! 今日のテーマは、 【攻撃のスイッチを縦パスで入れると生まれるピッチ上の不具合】になります。 よく『縦パスで攻撃のスイッチを入れる』というセリフを聞いたことないですか? 今年の一月、 スペインサッカー研究所でメインテーマとして【サッカーというスポーツにおける加速と減速】について深掘りした時の記事です👇 ここでも伝えたのですが、 【縦パスは加速のスイッチではない】んです。 ここをまず理解しないといけなくて。 なのでここではまだ

今夏は大刷新が予想されるモナコに南野拓実の居場所はあるのか

今シーズンから再びリーグアンの試合をDAZNにて放送されることとなり、日本人選手が所属するクラブはもちろん、PSGやリヨン、マルセイユやRCランスなどの上位陣の放送も積極的に行われてきました。 今シーズンフランスの名門クラブの1つであるモナコへの南野拓実の加入は日本サッカー界でも話題となりましたが、多くの方がご存知の通り、いまだ彼は満足のいくような結果を残せていないのが現状です。 南野拓実の出場時間が無くなってきたことで最近ではモナコの試合に日本語実況すらつかなくなってし

ヘイルエンドってつよいの?

アーセナルのユースアカデミー、ヘイルエンドは世界屈指の育成組織として有名です。 1887年の設立以来、トニー・アダムス、ジャック・ウィルシャー、近年ではブカヨ・サカなど、世界トップクラスの逸材を輩出してきました。 ChatGPTにもお墨付きをいただいています。 でもさ、 ヘイルエンドって「飛びぬけて」強い訳じゃないよね? シティ相手に0-6で負けてるし。 "イングランド最高級の逸材"と注目されるヌワネリ、ルイス=スカリーが揃って所属するU-18チームも中位(12チー

プレミア頂上決戦直前! 進化するマンチェスターシティの強さを探る!

絶対的強さ プレミアリーグ、クライマックスです。 今季のプレミアのトピックスと言えば、 ・アーセナル復活 ・ブライトン躍進 ・リバプールどうした? ・チェルシー監督2度交代 ・コンテやっぱり揉める ・ロナウド と、相変わらず話題が尽きないイングランドですが、そんな中でもはや通常運転と言いますか、あまりサプライズ感がないと言った方がいいかもしれないですけど、マンチェスターシティが今季も最後まで優勝争いに残ってます。新加入のアーリング・ハーランドを獲得して、えげつない得点力

マンチェスターシティvsアーセナル/プレミア頂上決戦の果て

第1章 シティの攻撃 ~賢者は歴史に学ぶ~■1年前の教訓 1年前、サンティアゴ・ベルナベウで失意の奈落に落とされたペップ。ペップがシティで築き上げた最強チームは、レアル・マドリードの前にカモフラージュしていた影を見事に暴かれてしまった。 フォーデンを最前線に配置したゼロトップ。カンセロによる偽SBの戦術的進化。この姿がペップの傑作だった。しかし、このシステムには致命的な欠陥が隠されていた。 この欠陥は格下及び同等の力を持つ相手ならばバレることはないだろう。事実、このシス

ホンネとリアル。②

おはようございます☀こんにちは。こんばんは。Hola!! 井上 萌(いのうえ もえ)です。 この和華奈との写真、お気に入りです。♡ 前回に引き続き、スペインにてトライアウトをする上で感じたことを伝えていこうと思います。って思ったけど… なぜ、スペインでサッカーをしたいのか? あまり、この話に触れていない気がしました。 身近な人や、「どうして?」と直接聞いてくれる方には、お話しすることが多かったと思います。 しかし、なぜ、スペインという国にこだわり続けたのか。

【保存版】アメックススタジアム完全攻略ガイド チケット購入編

ブライトンのホーム、アメックススタジアムでの観戦方法や設備などを解説します。これさえ読めば、サッカー観戦初心者の方でも安心できるようなガイドブックを目指しました。面白い記事ではないかもしれませんが、是非お役立てください。 今回はチケットの購入方法について解説します。ここでは正規の方法で自分で確実にゲットするための流れを紹介します。また、このガイドはブライトンのホームスタジアムでブライトン側のスタンドで観戦することを想定しています。仮にブライトンのアウェイゲームを観たいという

マルタのサッカーリーグ

みなさんこんにちは。 最近ジムと自炊にハマってるRickyです💪🏾 マルタに移住できるなと思った理由は前にもいくつか話しましたが、 『マルタ国内にサッカーリーグがある』 これも一つの理由でした! そのマルタのサッカーリーグについて書いていこうと思います。 ジャーナリストでも解説者でもない、 ただのサッカー好き25歳の主観なので温かい目で見てください(笑) マルタリーグの簡単な説明まずは、マルタリーグの簡単な説明をします。 マルタプレミアリーグ がマルタリーグのト

2023.04.23 LaLiga第30節 レアル・マドリーvsセルタ

・はじめにおはようございます。こんにちは。こんばんは。 CLベスト4行きの切符を手に入れ、道すがら怒涛のLaLiga過密日程を走り抜ける中、その入り口となる試合。 最近よく名前を聞くあの選手がいるセルタとの一戦を振り返る。 以下、スタメン。 中盤のトリオは前節からそのまま継続。 今日も今日とてボロボロのバックラインをナチョとカマヴィンガが支える構図に。 絶好調アセンシオにかかる期待も日に日に大きくなる。 対するセルタは4-4-2、ボロボロのバックラインはアウェイチームも同

優れたタレントを「発掘」する方法|サッカースカウトが見る現場目線のフットボール vol.3

お知らせこの連載をもとにした書籍『スカウト目線の現代サッカー事情』が2024年2月15日に発売されます!書下ろしも含めて大幅な加筆修正を行いました。ぜひチェックしてみてください! 【これまでの連載は↓↓↓から読めます】 移籍騒動の水面下で動くスカウト「マンチェスターシティのスカウトが三笘薫を視察。今夏移籍か。」 この類の見出しを見たことがないフットボールファンはいない。移籍シーズンが近づいてきたら、もしくは誰かが爆発的な活躍をしたら、必ず目にする見出しである。選手の移籍

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サッカーを教われない世界線に居る人たちは意識して【努力する】というアクションを取る必要がある -環境を変えるのか・今ある環境で自分の行動を変えるのか-

Hola Chavales!!!! 先日のスペインサッカー研究所の記事で、 5バックの守備のコンセプトを大きく3つに分けて整理しまして、 そこで今日のテーマは【5バックのコンセプト】に対する攻略法のハナシになります。 ただ本題に入る前に一つだけ。 【スペインサッカー研究所】では僕が次の試合に対する分析を元にしてサッカーのハナシをすることがあります。 今日のこのハナシも、 先日のラージョ・バジェカーノ戦を元に僕が学んだことです。 でね、この記事を読んでいる多くの

【局面のリフレーミング】コッパ・イタリア準決勝2nd leg.インテルvsユヴェントス レビュー

こんにちは!TORAです🐯 今回はコッパ・イタリア準決勝2nd leg.インテルvsユヴェントス、イタリアダービーのレビューです。 時間を確保してたので勝っても負けても執筆する予定でした。 仮に勝利したならまた10000文字の記事でも書いてやろうか!と思っていたのですが…今回はあっさりいきます!本当に! というのも、この試合はどうしたってインテルを褒め称えつつも「ユヴェントスどうした?」というツッコミ不可避な内容。 ユーヴェさんとはここのところ激発力の高い”いざこざ”