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中日ドラゴンズ 記事まとめ

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2022年12月の記事一覧

竜のエースへ 髙橋宏斗 大ブレイクのシーズンを振り返る

みなさんこんにちは、ばやのりです。またしても選手振り返りnote、今回は髙橋宏斗投手です。 今季の髙橋投手はホーム開幕カードで先発を掴み取ると、シーズンを通して圧巻の投球を続け、オフには侍ジャパンの代表候補にも選出され、契約更改では大幅アップとなる2100万円増の3500万円でサインしました。 そこで今回は、早くもエースの風格を漂わせる若武者の活躍を自分なりにまとめてみました。 ※今回も一部データを悟さん(@bb_satoru)にお借りしています。ありがとうございました。

輝く!2022中日スポーツ大賞

 立浪監督の初年度とあって夢と希望を抱きながら幕を開けた2022年だったが、本音をいえば補強に動こうとしないフロントの消極姿勢に対する不満と、選手層の薄さからくる不安で一杯だったことは否定のしようもない。そりゃパワプロのペナントじゃあるめぇし、若手の覚醒だけで優勝できたら苦労しねぇっての。  その不安は的中する。「ミラクルエイト」だ、なんだとワチャワチャしていられたのも束の間、初夏を迎える頃には貧打が深刻化し、さらに石川昂弥、鵜飼航丞の離脱がトドメとなり、チームはずるずると下

活発なトレードでみえた共通点【中日ドラゴンズ】

おそらく、年内のトレードは終了でしょうか。ドラゴンズは今オフ、例年以上に活発な動きをみせ、3件のトレードを成立させました。 阿部寿樹選手、京田陽太選手の放出には驚きましたが、どれも立浪監督が目指す野球の方向性がはっきりとみえるトレードでした。 投手陣にさらなる厚み 通算154勝を誇る涌井秀章投手を獲得したことで、先発ローテーションが強力となりました。長期離脱がない限り、例年以上に先発ローテに頭を悩ませる必要はなくなったと言えます。 大野雄大投手、柳裕也投手、小笠原慎之

鈴木孝政氏「東海ラジオ」引退に寄せて〜オカンの手料理のようだったタカマサの味わい深い居酒屋解説

 夕方の情報番組「Live Dragons!」にて、鈴木孝政氏が東海ラジオの解説者を引退したことが発表された。1989年に現役引退して以来、途中何度かコーチや二軍監督就任を挟みつつも、一貫して同局でのドラゴンズ戦の担当を続けてきた孝政氏の解説は、東海地方の野球ファンにしてみれば親の次によく聞いた「声」といっても過言ではない。  それだけに今回の引退には、どこか故郷の実家を失ったような寂寞や、時の移ろいへの哀感が漂う。それは孝政氏の引退という出来事に対してのみならず、滅びゆく「

どのような結末を迎えるのか 中日ドラゴンズの捕手補強

ドラゴンズは捕手不足を補うため、補強に動くという記事があちこちで見られます。現役ドラフトで捕手の補強に動くと考えていましたが、捕手がリストアップされていなかったのか、補強しませんでした。 阿部寿樹選手、京田陽太選手、A・マルティネス選手など主力が次々と退団しているドラゴンズ。捕手を獲得するため、またも主力級選手の放出をするのでしょうか。 正捕手・木下捕手がいるが。。 正捕手は、来季も木下拓哉捕手が有力です。今季は打率や本塁打数など前年より成績を下げましたが、120試合に

【日記】仕分け/2022年12月26日(月)

『カムカムエヴリバディ』が4月に終わり、『鎌倉殿の13人』も先週日曜に終わり、『赤ひげ4』も金曜で終わってしまい、“最後の砦”『エルピス─希望、あるいは災い─』も今夜最終回を迎える。 「ドラマロス」だらけだが、悲しい&切ないという以前に、今年は当たり年だったなぁ、としみじみと振り返る。そうそう、あっという間に吹き荒らしていった『オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ』シーズン2も今年だったね。こうやってみてみると、NHKのドラマばっかりだな。CMを観る習慣がないというのがひ

中日、トレード第3段

 立浪和義監督がラジオ番組で明かした「捕手の補強」は元ドラ戦士の加藤匠馬の復帰であった。今回は、加藤匠をどう使うべきかを考えよう。 ロッテ球団にアッパレ! 加藤匠は交換要員のない無償トレード。FAが終息し、ほぼ全球団が来季の編成を殆ど固めた中でのこのトレードはロッテにとって非常に難しい事だったのではないか。ただ、ロッテにこのまま加藤匠が在籍していても、松川虎生が高卒1年目から鮮烈なデビューを飾り、バックアップには佐藤寿也と田村龍弘という攻守に優れた2人の捕手が鎮座しているこ

2022中日ドラゴンズ

ミスタードラゴンズ・立浪和義を新監督に迎えた2022シーズンの中日ドラゴンズは、最下位を予想され、最下位に終わった。 借金こそ前年の16から9に減らしたものの2年連続Bクラス、6年ぶりの最下位は無念の一言。2021年の歴史的貧打は改善できず、シーズン中盤以降の粘りのなさ、ビジターゲームでの無力さ、チーム状態の下降と比例する首脳陣の不可解な動きは例年どおりであった。 ただ、立浪監督自ら「育成の年」であることを強調し多くの若手選手が台頭した収穫も事実。来季以降への期待が高まる部

"天才"岡林勇希 飛躍の1年を振り返る

みなさん、お久しぶりです。 ここ最近更新が滞っていましたが、シーズンオフに入り色々と落ち着いたため、いくつか今季の振り返りnoteでも書いていこうかと思います。 先日、中日ドラゴンズの岡林勇希選手が契約更改を終え、441%増となる4000万円でサインしました。 高卒3年目となった今年は開幕スタメンを勝ち取ると、攻守に渡ってチームを牽引しシーズンを通して試合に出続け、最終的にチームトップとなる最終的に142試合に出場し、最多安打のタイトルを獲得、ベストナインとゴールデングラ

キタダヒロヒコ詩歌集 97 ぬえとりの

あの3.11の2ヶ月後に、こんな歌を書いた。 発端は、新聞で読んだ、神宮球場でのプロ野球の試合記事。 もともとナイターの予定だったのが、 節電のためデーゲームに変更されたという試合。 平日のデーゲーム、スタンドもガラガラ。 夕刻、雨雲が来てさすがに暗くなり、照明塔に灯が入ったが、 通常の3分の1の明るさの照明に、ガラガラのスタンド… という、なんとも異様な写真を新聞で見た。 審判団はぎりぎりまで点灯を見合わせていたそうで、 中日・落合監督の「こんな状況では選手が危ない」とい

小笠原慎之介 2022年の進化と成長

noteでは初めまして、やすです。暇な時間ができたのと、語彙力向上のために時間があったらぼちぼち書いていこうかなと思います。 最初のテーマとして、小笠原慎之介選手にフォーカスを当てていこうかなと思います。中日の先発の中で、今年鮮烈な1軍デビューをした髙橋宏斗選手、投手陣の柱としてチームを引っ張り沢村賞投手でもある大野雄大選手、去年のセリーグ投手二冠で今年も150イニングを投げた柳裕也選手の名前はよく上がりますが、投手陣の中で小笠原慎之介の名前がすぐに上がってくることは少ないと

ドラゴンズ2軍運用定点観測【2022年総括編】

みなさん、2軍とはどういう場所でしょうか? "若手の出場機会を創出する場"と言えば概ね賛同していただけるのではないでしょうか。 2022年シーズンが終了し、早2ヶ月。 来季へ向けてフェニックスリーグの出場機会配分はどのようになったか、noteを投稿しました。 未読のドラゴンズファンの方、ぜひみてみてください。 様々な気づきがあり、調べてみて、書いてみて本当に良かったと思ってます。 来季は各月ごとにまとめて毎月2軍の動向を投稿したいなと思ってます。 しかし、ここで「今季分

BLFチャリティーGALA2022 参加リポート@BLFオフィシャルブログ

何度かnoteで告知してきましたが、プロ野球選手のチャリティー活動を支援するNPO法人BLF主催のチャリティートークイベント「BLFチャリティーGALA2022」に行ってきました。 今回の登壇者は元中日の吉見一起さん、福岡ソフトバンクホークスの和田毅投手、そして僕が敬愛する元ヤクルト館山昌平さんでした。 トークショー このnoteで何度か書いてきたように現役時代から大好きだった館山さんのトークショーということで、何とかいい席を取りたい!という思いで入場開始30分くらい前

将来のドラ番記者になるために

はじめに 記念すべきこのアカウントでの初投稿となりました! 私は、千葉県出身の現在大学2年生で、日々都内の大学でメディアについて学んでいます! このアカウントでは、私の長年の夢であるスポーツ記者に将来なるための心意気と実際に記者として記事を書く練習の一環としてこのアカウントを運用していきたいと思います。 何故私がスポーツ記者になろうと思ったのかですが、小さい頃からスポーツ観戦の好きな両親に野球やサッカー、ゴルフなど様々なスポーツ観戦に連れて行ってもらっていました。千葉県出身