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中日ドラゴンズ トッテナムホットスパーがすきです 「自分が読みたいことを、誰も書いてないなら書く」をテーマに書いてます 毎月2軍まとめnote更新中

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来季のドラゴンズ2軍ローテは回るのか? ~鈴木博志退団を受けて~

2023年12月8日、現役ドラフトが行われました。 中日ドラゴンズは鈴木博志を放出してYs梅野を獲得。 鈴木と言えば1軍では先発の谷間やBチームリリーフ、2軍ではローテを支えた使い勝手のいい投手でした。 ここで鈴木放出で一番心配になってくるのが「2軍のローテ大丈夫か?」ということです。 今年2軍の先発事情が苦しかったのはドラゴンズファンの皆さんはご存じの通り。 そこから高卒ルーキーの森山が4月から高負荷をかけて離脱してしまったのも問題となりました。 そこで今回は鈴木

    • 【検証】森山投手の運用は"酷使"だったか ~他球団の高卒ルーキーと比較~

      2023年11月6日 中日ドラゴンズ高卒1年目の森山暁生投手が来季支配下契約されず、育成選手として再契約となる予定という報道が出ました。 ドラゴンズはここ5年間支配下で獲得した高卒投手はことごとく"育成落ち"を経験しています。 例外は髙橋宏斗ただ一人。 このnoteまでたどり着くくらいのドラゴンズ変態の皆様であれば、森山と聞けば「あぁ4月の酷使が効いたのかな」と思うのではないでしょうか。 彼は4月から80球以上の中6日を2回した後、故障組に入りました。 この運用につ

      • 【2023年編】もし今年バンテリンドームにテラスがあったらHRは何本増える?~フェンス直撃を数えて検証~

        バンテリンドームが本拠地じゃなかったらどんな選手になっていたんだろうか そう思わずにはいられない2人の選手が今年、ユニフォームを脱いだ。 福田永将 通算84本塁打 堂上直倫 通算34本塁打 二人とも怪我やライバル達と向き合いながら自分のスタイルを確立し、17年間のプロ生活を全うした。 本当にありがとうの気持ちでいっぱいだ。 しかし、本拠地がバンテリンドームでなければ違う道を辿っていたのでないか。心のどこかでそう思う。 ドラゴンズの本拠地 バンテリンドームは12球団の本拠

        • 【9・10月編】ドラゴンズ2軍運用定点観測2023

          今月は離脱者が大量に出ている影響でメンバーがほぼ固定化。 控え捕手が内野を守る事態が続いたので運用どうこうのお話になってないかもしれません。 年齢別選手一覧 ※表には9月としか書かれてませんが、最終試合の10月1日分もカウントされてます。 1.打順別スタメン数待望の田中幹也がスタメン復帰。打順は1番。 スタメン数トップはアキーノ。 先月2番固定だった濱が離脱した影響もあり樋口が再び2番が増える(先月は9番が多かった) 2.打席数先月トップだった濱がコンディションの影響

        来季のドラゴンズ2軍ローテは回るのか? ~鈴木博志退団を受けて~

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        【2022年編】今年何本損して何本分助けられた? バンテリンドーム フェンス直撃を数えてそれをHRとしたら得点と失点は何点増えるか検証

        【2023年編】もし今年バンテリンドームにテラスがあったらHRは何本増える?~フェンス直撃を数えて検証~

        なぜドラゴンズの二軍先発ローテは崩壊したのか

          【8月編】ドラゴンズ2軍運用定点観測2023

          年齢別選手一覧 フェリス選手を追加しました 1.打順別スタメン数先月と変わった点 ・濱の打順が2番固定に。(先月の最多は7番が5試合、2,6,8,9番が1試合づつ) ・2軍に戻ってきた樋口の打順は再び9番が多くなる(先月はスタメン起用された12試合すべて2番) ・アキーノの打順が4番から下がることが多くなった。 2.打席数8月中旬まで1軍にいたこともあり、毎月のように打席数1位だった樋口に代わり、2番起用が増えた濱が今月トップ。 背景色を見ると一目でわかりますが、今月は

          【8月編】ドラゴンズ2軍運用定点観測2023

          なぜドラゴンズの二軍先発ローテは崩壊したのか

          釣りタイトルです。ごめんなさい。 ”崩壊”は言いすぎたかもしれません。 しかし”上手くいってない”と言えば多くの方は納得するのではないでしょうか。 8月8日、文春野球コラムに掲載されたCBC若狭アナの二軍の投手事情に関する記事が発端となり、前々から言われていた「二軍、ヤバいんじゃね?」の声がSNS上のあちこちで爆発しました。 運用、育成方針、編成。様々な事象が多面的に存在するこの問題。 そこで今回のnoteはなぜこうなってしまったのか、なるべく網羅的に書いていこうと思

          なぜドラゴンズの二軍先発ローテは崩壊したのか

          【7月編】ドラゴンズ2軍運用定点観測2023

          体調不良者が出てベンチ入り野手2名のみの試合があったり、鈴木の怪我で急遽先発祖父江があったり悪い意味で色々な事があった7月のドラゴンズ2軍。 この体調不良者の件でいつもと違う運用が見られました。 詳細を見ていきましょう。 年齢別選手一覧 川越選手を追加しました 1.打順別スタメン数山浅、加藤匠の捕手陣は負担の少ない9番でほぼ固定。 樋口は先月に続き2番固定。 今月3ホーマーのアキーノは先月7番起用がほとんどでしたが、今月は4番起用に軸足を移しました。 外様、外野のU

          【7月編】ドラゴンズ2軍運用定点観測2023

          【6月編】ドラゴンズ2軍運用定点観測2023

          メヒア加入、郡司・山本トレードと選手の移籍、加入が多かった今月の二軍運用を振り返ります。 例によって年齢別色分け表です。 どれだけ若手の出場に割けてるか目安に使ってください。 齋藤・宇佐見・メヒアを追加しました。 1.打順別スタメン数今月は全試合スタメン選手は0。 4.5番はベテラン、外国人が占めてます。 鵜飼は1番起用も継続。 昇格した髙松は9番起用。 スタメンより代走としての役割期待か。 2.打席数2番起用が続いたのもあってか樋口が1位。累計でも1位。 上位に若手が

          【6月編】ドラゴンズ2軍運用定点観測2023

          もし今年バンテリンドームにテラスがあったらHRは何本増える?2023 ~フェンス直撃を数えて検証~ 【中間発表】

          【追記】テラスではなく、「エンゼルスタジアムのようにフェンスに線を引いたらどうなのか?」という疑問を多く目にしたので追加検証しました。 目次の【追加検証】欄から飛んで見てください。 ホームランテラスが、ほしい。 SNS上のドラゴンズファン界隈で「テラス」の3文字を見ない日はほとんどない。 4月終了時点でシーズンHR24本という異次元のペースを記録したこともあり、テラスを待望する熱が日々高値を更新し続ける中日ドラゴンズ。 一方、黄金期を築いた名将・落合博満が「被弾も増え

          もし今年バンテリンドームにテラスがあったらHRは何本増える?2023 ~フェンス直撃を数えて検証~ 【中間発表】

          【5月編】ドラゴンズ2軍運用定点観測2023

          ドラゴンズフリークスの皆様ごきげんよう。 先月の14連敗から打撃は好調、投手は改善傾向にあるドラゴンズ2軍。 怪我人も戻りつつあり希望が見え始めた5月の2軍運用を見ていきましょう。 このnoteをアップした今日(5月31日)読んでくれている方のために、フレッシュな情報である本日昇格となった3選手の2軍起用について触れてから本編へ参ります。 ・郡司 59打席 キャッチャー:61イニング レフト:43イニング 山浅が降格してから捕手2人制となり緊急事態はどうするのかひやひやし

          【5月編】ドラゴンズ2軍運用定点観測2023

          【4月編】ドラゴンズ2軍運用定点観測2023

          今月球団ワーストの14連敗を記録したドラゴンズ2軍。 「2軍というのは勝利よりも育成をする場、出場機会を創出する場」 とは言え14連敗を喫した。 その中でどのような起用がなされていたのか振り返っていきましょう。 今月から選手を年齢ごとに色分けして、どの世代の選手の出場が多いか一目でわかりやすくしました。 真っ赤に近いほど若手寄り、真っ青に近ければベテラン寄り。 それでは安全バーをしっかり下げて、出発進行! 1.打順別スタメン数鵜飼が唯一の全試合スタメン 4月20日以降は

          【4月編】ドラゴンズ2軍運用定点観測2023

          【3月編】ドラゴンズ2軍運用定点観測2023

          "若手の出場機会創出の場"として存在している2軍の試合でどのような起用配分がなされているのか振り返るこのシリーズ。 例によって成績にはあまり触れません。あくまで起用がどのようになされているかを主眼に置いたnoteです。 今季からなるべく毎月更新をして起用の変遷を追っていきたいと思います。 昨季フェニックスリーグのまとめは下記リンクからどうぞ。 こちらも合わせて読んでいただくと起用意図を線で見られるようになります。きっと。 1.打席数最も打席を与えられたのはなんと育成の樋口

          【3月編】ドラゴンズ2軍運用定点観測2023

          落合ヘッドの考えは?キャンプのメニュー表からドラゴンズ投手陣の序列・現在地を探る

          プロ野球ファンのみなさま、あけましておめでとうございます。 ついに待ちに待ったこの日がやってきました。 2月1日キャンプ開始です。 キャンプと言えば1軍2軍のメンバー振り分けが毎年注目の的ですよね。 今季のドラゴンズ投手陣をみてみると将来を担う仲地、根尾は焦らず2軍スタート。 1軍では涌井、大野雄大、髙橋宏らが初日からブルペン入りするなど豪華な顔ぶれがそろいました。 練習メニュー表の中で投手陣は1軍2軍ともにA,B,Cとグループ分けされていました。 グループ分けされている

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          バントをするのは日本だけ?WBC予選大会のバント事情を調べてみた

          いよいよ3月8日にWBCが開幕。 大谷翔平、ダルビッシュ有、ラーズ・ヌートバーなどのメジャー組の参戦も決まり、一層大会への熱が高まってきているのを感じます。 第1回大会から「日本の野球」VS「アメリカのベースボール」という構造でを語られるのをよく目にしてきました。 その「日本の野球」の象徴たるものがバントではないでしょうか。 「バントは手堅い作戦というのが常識だけど、近年データの活用が進み実は非効率な作戦」というのはこのnoteをわざわざ読むくらいの野球変態の方であれば知

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          ドラゴンズ2軍運用定点観測【2022年総括編】

          みなさん、2軍とはどういう場所でしょうか? "若手の出場機会を創出する場"と言えば概ね賛同していただけるのではないでしょうか。 2022年シーズンが終了し、早2ヶ月。 来季へ向けてフェニックスリーグの出場機会配分はどのようになったか、noteを投稿しました。 未読のドラゴンズファンの方、ぜひみてみてください。 様々な気づきがあり、調べてみて、書いてみて本当に良かったと思ってます。 来季は各月ごとにまとめて毎月2軍の動向を投稿したいなと思ってます。 しかし、ここで「今季分

          ドラゴンズ2軍運用定点観測【2022年総括編】

          ドラゴンズ2軍運用定点観測【フェニックスリーグ2022編】

          「あっという間にいなくなった人いるやんか。そうならないように。まだまだ伸びしろがあると思ってみんなに期待している」 ドラゴンズが10選手に戦力外を通告したその二日後、片岡2軍監督はそう選手に語りかけた。 (自分よりあの選手の方が練習試合で使われてる。あの選手の方が期待されているんだな。) スポーツ、とりわけ野球をやった経験がある人は一度は思ったことがあると思います。 伸びしろの期待値は出場機会の配分に現れる。 いくら平等、均等に起用すると言われても数字はシビアに出る。

          ドラゴンズ2軍運用定点観測【フェニックスリーグ2022編】